星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

久しぶりに定期券を購入したら困ったこと。

急に、知り合いから

短期アルバイトを頼まれました。

 

苦手な仕事内容なので

かえって迷惑かけそうだから

断ろうか迷ったのですが……。

 

よほど人が足りないらしく、

「いったん仕事やってみて

できなかったら辞めていいから」

……とまで言われたら、

今まで色々ご迷惑をかけている方なので

断り切れなかったです。

 

で、実際やってみたら、

まったくできない仕事ではないので

辞める!とまでは言えないものの、

苦手なものは苦手で、やっぱり周りに

迷惑をかけてしまいます。

 

辞めなくても迷惑をかけますが

それでも辞めた方が迷惑なのかな……。

うーん……。

 

 

ただ、嬉しいことがひとつあって、

電車通勤で交通費が出るので

久しぶりに定期券を作れました。

 

前にも愚痴を書いてしまいましたが、

JR宇部線では、回数券が廃止されたのに

ICOCAなどの交通系ICカードも使えず、

ちょっと利用しにくくなっていました。

少なくとも県内では、ほかのローカル線も

似たような状況のようですが。

 

でも定期券があれば

久しぶりに、電車であちこち

お出かけがしやすくなるので、

そのためにアルバイト

もう少し頑張ってみようかと思います。

目的はそこかよ、という感じですが。

 

 

ただ、ちょっとだけ

困ったことがありました。

 

宇部線はほとんど無人駅で

自動改札機など縁がないけれど、

山陽本線は自動改札の駅が増えています。

 

出勤のためには自動改札のある駅を

通らなければなりません。

切符やICOCAでの通り方は分かるけど

定期券はどうすればいいのか分からず……。

 

窓口には誰もいなくて困っていたら、

どこからか現れた駅員さんが

助けてくれました。

切符と同じように

定期券も通していいんですね……。

 

田舎者で何も分からず

ごめんなさい~!

 

ああ、時代の変化についていけない( ̄ω ̄;)

4年分も溜まってしまったクロスワードの話(その2)

……というわけで、

今頃になって4年前のクロスワード

ちまちま解いているんですが。

 

先にも書いたように、

新聞掲載のクロスワードだからか、

時事問題が含まれています。

 

問題を解いていて

「なんか変だな」と思ったら、

4年前のアメリカでは

まだバイデン大統領じゃなくて

トランプ大統領だし。

(まあ、これからの選挙で

またどうなるか分からないですが……)

 

そして4年前の2月のクロスワードでは

コロナウイルスが答えに出ています。

この時はまだ、国内での感染が

少しずつ見つかりはじめた頃のようで。

 

4年前のクロスワード

少し過去の世界を振り返れるので

意外に楽しんでいます。

 

一緒に載っている今井洋輔さんのパズルも

バラエティー豊かで楽しいですよ。

特にナンプレが好き。

うまく言葉が成立した瞬間が快感なので。

 

 

でも、もちろん

古新聞が山になってしまい、

どうしよう……という

問題もあります^^;

 

4年の間まったくクロスワード

解かなかったわけでもないので、

まるっと4年分残っている

わけでもないけれど。

 

毎日新聞の購読は

ずっと続けているので。

毎週毎週、新しい問題が増えるため、

解かないと、これからも

どんどん増えるわけで。

 

でも、処分してしまうには

もったいない……。

こんな調子だから、

いつまでも部屋を片づけられないわけです。

 

 

ひとつだけ言えるのは、

何年か前に買おうかどうか迷った

世界最大のクロスワード

買わなくて正解だったな……。

 

66,666語、世界最大のクロスワード! - 星空と、色えんぴつ

 

これも解いてみたかった気もしますが、

私はクロスワードには当分の間

不足しないと思うので( ̄ω ̄)

4年分も溜まってしまったクロスワードの話(その1)

毎週日曜日の毎日新聞

掲載されている、

西尾徹也さんの

クロスワードが好きです。

 

以前にも書いた通り、

私にとって、難易度が

ちょうど良くて面白いんですが、

(なかなか全部のマスは

埋められないんですけど)

この頃は、ちょっと違う意味でも

活用させていただいています。

 

それは、語彙を増やすため。

 

新聞なので時事問題をはじめ、

ことわざなどの国語、歴史や

地理、スポーツなどなど、

幅広い分野から出題されているので。

(知識だけでは解けない

ひらめき問題もありますが)

 

分からない言葉で気になるものは、

そのままにしていないで

辞書やネットで

意味を調べるようにしています。

 

それにしても、作者の西尾徹也さんの

頭の中には、どれだけ沢山の

言葉や知識が詰まっているんでしょうか。

 

 

小説を読んでいる時にも、

分からない言葉を見つけると

後で調べることはありますが。

やっぱり小説だと、

先へと読み進めたい気持ちが勝るため、

調べる言葉を忘れてしまうのも

よくあることで……^^;

 

 

それに、ちょっとした空き時間に

クロスワードを解いてみると、

頭を使うせいか、

気分転換にもなるようです。

 

 

ただし……。

私、ここ何年か、ちょっと

忙しかったんですよね。

 

習慣で、日曜日になると、

クロスワードのページは

新聞から取り出して

とっておくんですけど、

解いている時間を惜しんで、

放置しているままになっていました。

 

で、最近、少し時間に余裕ができたので、

そのクロスワードを、少しずつ

解きはじめているのですが。

 

1番古いクロスワードの日付、

もう4年前なんですよね……。

だ、駄目じゃん!

(つづく^^;)

ジブリ映画の隠れた原作……?

以前、読書好きの友人と、

自分の観たジブリの映画で

原作も読んだものはいくつあるか?

という話題になりました。

 

 

その時、友人は「風立ちぬ」の

映画は観たことはないけれど

原作を読んだことがある、とも

言ってました。

 

ただ、私が昔読んだ

堀辰雄の「風立ちぬ」ではなく

ゼロ戦の設計・開発秘話が書かれた

堀越二郎の本だそうで。

 

……ジブリ映画の「風立ちぬ」は

堀辰雄が原作の小説と

実在した堀越二郎という人物のお話が

ミックスされているそうなので、

どちらも原作と言えるかもしれません。

 

 

それと、偶然ネットで知った話。

千と千尋の神隠し」の原作は

宮崎駿監督ですが、

霧のむこうのふしぎな町」という児童文学が

作品に影響を与えたと言われているそうです。

 

その作者の柏葉幸子さんは、

私も子どもの頃、好きだった作家さんでした。

 

なので「霧のむこうのふしぎな町」も

読んだのですが、これまた昔すぎて、

ほとんど覚えていません……。

というか、同じく柏葉幸子さんの作品である

「地下室からのふしぎな旅」と

記憶がゴチャゴチャになってしまってます^^;

 

ただ、その作品のどちらかが

ふしぎな世界に迷い込んだ小学生が

お仕事をすることになる、という

ストーリーだったことは思い出せました。

きっと、それが「霧のむこうのふしぎな町

だったんだと思います……。

 

 

ところで、「耳をすませば」の中でも、

聖司くんが「霧のむこうのふしぎな町」を

読んでいる場面があるそうですが

昔、「耳をすませば」を観た時には

気づきませんでした。

 

また観る機会があれば、

その場面を探してみたいと思います~。

カラオケのAI採点に思うこと(その2)

カラオケの採点機能だけでも

歌の上手さは分からないと思うのは、

プレビュー機能で、

自分の歌を再生してみた時です。

 

そもそも、歌うのは好きだけど

自分の声は嫌いだし。

 

大昔、アマチュア劇団にいた時は

「個性のある声」だと

褒めてもらったこともありますが……

やや高得点でも、自分では

聞くに堪えない時(笑)もあるし^^;

 

逆に、それほど高い点じゃなくても

思ったより歌えてる、と

感じる時も、たまにあります。

たまーに。

 

我ながら、妙に上手く聴こえて

ビックリしたことが1度だけあります。

それっきりなのですが、

歌い方とマイクのエコーによっては

自分でも嫌ではない声になれる

……かもしれないことは分かりました。

 

 

そもそも、どうして

自分の声が嫌いなのに

歌の練習をしていたかっていうと、

細々と今まで続けてきた

ボランティア関係のイベントで、

将来的に、仲間に聞いてほしい歌が

あるからなのですが……。

 

その歌自体には価値があっても、

聞くに堪えない歌声を

人様に聴かせてしまったら

ボランティアどころか

ご迷惑じゃないですか^^;

 

 

というわけで、結局、

自分の歌のレベルの

現実に向き合うためには

AI以上に、再生してみるのが

1番ではないかと思いますが……。

 

しかし、いちいち自分の歌を

そのたび再生していたら

自己嫌悪のあまり

カラオケが嫌いになりそうなので

採点も、もちろん必要です!

(※個人の感想です)

 

 

ところで前回の記事では、

採点について、

音程の正確性のことばかり

書いてしまいましたが、

歌の採点の要素は、もちろん

音程だけではないですよね。

 

最近はなかなかヒトカラ

行ける時間がないけれど、

この画像は前回、ロングトーン

パーフェクト出せた記念♬

(しかも私の好きな谷山浩子さんの歌だし)

でも、1人で延々と

何時間か歌の練習をしていたら

最後には、ロングトーンの点数

6点ぐらいしか

とれなくなってしまいますが。

 

ただの息切れかな……( ̄▽ ̄)

カラオケのAI採点に思うこと(その1)

前回AIの話題を書きましたが、

AIといえば、カラオケにも

AI採点というのがあったなと

思い出したので。

 

AIつながりで、

趣味のヒトカラの話です。

 

 

一時期、よく歌の練習のため

カラオケに1人で通っていました。

 

カラオケ屋さんに行くと、

機種はDAMよりも

JOYSOUNDばかり選んでいました。

好きなアーティストさんの曲は

JOYSOUNDに多く入っているので。

 

やっぱり点数が上がると嬉しいし、

歌によっては92~93点とか

出せるようになったんです。

1回だけ95点出せたのが最高得点でした。

 

 

が、いつの間にか、

今までの採点とは別に

AI採点のシステムも導入されていました。

 

同じJOYSOUNDでも

AI採点を選択すると、

やや採点が厳しくなるようで、

高得点が出せても90点程度。

 

 

そもそも、カラオケの機種は、

DAMよりJOYSOUNDの方が

点数が高く出やすいようです。

私は知らなかったのですが、

JOYSOUNDで高得点が出せても

DAMではそうでもない、というのは

よくあることだそうで。

 

だから、たまに

JOYSOUNDの部屋が空いてなくて

DAMを利用した時には

高得点が出なかった筈です……。

 

 

きっと厳しい点数の方が

現実なのだろうと思って、

最近はAI採点ばかり

選んでいますけど……

 

点数が全体的に下がった分、

以前より歌が上達しているかどうかも

さっぱり分からなくなりました( ̄▽ ̄:)

 

たまにはAI採点じゃない方に

戻ってみようかしら?

でも採点が厳しくないと分かっていて

90点台が出たとしても、

以前のようには嬉しくない気がします……。

 

むしろ他の人とカラオケ採点するなら

点数が高く出た方が褒めてもらえるかもしれませんが

1人だから見栄を張る必要ありません( ̄▽ ̄)

 

 

なお、JOYSOUNDのAI採点の場合、

歌の点数が表示された後に

「AIボーナス」で、

点数が加算されることがあります。

 

で、今更ながら、

このAI採点とは

なんだろうと調べてみましたが。

 

膨大な歌唱データから、

歌の点数の高い人の共通点を学習した

カラオケ採点専用のAIで、

人に近い感覚で採点できるのだそうです。

 

まあ、確かに、

正確に音程通り歌えることと

歌が上手く聞こえることは

必ずしもイコールではありませんよね。

 

 

だから、たまに歌の点数は低めでも

AIボーナスの加点が

少し高いことがあるのですが

そういう時は、音程の正確性は低くても、

歌はちょっと上手っぽく聞こえたのかも。

 

で、歌の点数が低めで

ボーナス加点も低い時は

音程も正確ではなくて

歌も下手だったということですね……

いや、それは当たり前だわ( ̄▽ ̄;)

 

何事もそうですが

歌の上達も難しいです……。

AIは小説家から仕事を奪うのか?という問題。

公募ガイドの昨年の秋号に

「生成AIの最前線」という

特集が載っていたので、

これは読んでおこうと

購入しました。

AIについて知識がないからこそ、

公募ガイドならではの視点が

知りたいと思ったので。

 

と言いながら、昨年の秋号の特集……

それを今頃になって

読んでるんですが^^;

 

 

小説書きたい私にとっても

進化がすさまじい生成AIの話は

やはり気になります。

 

今後、再デビューできるかなんて

分かりませんけど、

もし、将来AIが人間よりも

面白い小説をどんどん作成して、

人間の小説家があまり要らなくなる

……なんて事態になったら、

ただでさえ狭い門が

余計狭まってしまいそうです……。

 

テレビで、AIが作曲しているのを見たら

クオリティ高かったですもの。

小説も将来どうなるだろうっていう

一抹の不安は、私もおぼえました。

 

 

ただ、その公募ガイド

特集を読んでみると。

AIが小説や漫画を作成する場合も、

完成度を高めようとしたら、

AIと人間の共同作業が必要なんですね。

 

研究者の方へのインタビュー記事で、

「現在のAIに創造性はありません」

と書かれていたのには

ちょっと目からウロコです。

 

AIが作曲できるのも、

多くの既存の曲を学習した結果であって、

これまでにない、まったく新しい曲は

AIからは生まれないということでしょうか。

 

 

小説もそれと同じことなら、

まだ今のところは

人間が要らなくなるってことは

なさそうです。

 

 

ただ、安心はできませんね。

 

AIを上手く利用すれば

小説創作での自分が苦手な部分を

補うことも可能だそうですから、

小説のコンテストに応募する時にも

強力なライバルがさらに

増えていきそうです。

 

まあ、著作権の問題が難しくなるためなのか、

生成AIの使用を禁止している

コンテストもあるそうですが。

 

……でも、もちろん、

AIを禁止しているコンテストだって、

人間の強力なライバルが

沢山いらっしゃるのが現実ですから、

そもそも安心できることは

何もありませんね( ̄▽ ̄;)

 

「しろばんば」という謎の生きものの正体……(その2・大量発生編)

雪虫」を私が知ったのは、

あるコミュニティサイトでのことです。

 

昨年、友人から誘われて、

登録してみたサイトなのですが。

北海道に住んでいる方と

交流する機会があって、

それで雪虫の話を聞きました。

 

北海道では、雪が降る前の季節に現れる

アブラムシの仲間のことを

そう呼ぶようです。

白い綿で包まれたような姿で飛ぶので

雪が舞っているように見えるそうで。

 

 

昨年はその雪虫

札幌などで大量発生したということが

そのコミュニティサイトで

つながった方たちの間で話題になっていました。

 

試しに動画を見てみたら、

大量の雪虫は、まさに吹雪のようで

ちょっと衝撃映像でした……。

 

 

その後に「しろばんば」とは

雪虫を指す方言だと知ったので、

ちょうどその小説を読みかけだった私は

偶然のタイミングに驚きましたけど。

……そんなにも大量発生してたら

新聞で話題になるのも当然でしたね。

 

 

もっとも雪虫と呼ばれる虫は、

ひとつではなくて何種類も存在するらしいので、

北海道の雪虫と、「しろばんば」の冒頭の虫は

同じ虫ではないのかもしれません。

しろばんば」は、伊豆半島のお話とのことですし。

 

しろばんば」の冒頭にも

「綿屑でも舞っているよう」と描写されているので、

飛んでいる姿は似ているのだと思いますが。

 

しかし……。

 

見た目は雪が舞っているようで幻想的でも

なんですよね( ̄д ̄;)

 

特に虫嫌いではない自分でも、

さすがに、目や口に入りそうなほどの

雪虫の大量発生だったと聞くと、ぞわっとします。

遭遇された方々は災難でしたね……。

 

それを言うならば、

しろばんば」の幻想的な冒頭部分も

雪虫が舞っているわけですが。

子どもが虫を追いかけることは自然な話だし、

なにより、数が違うから。

 

雪虫は、雪の降る季節の訪れを告げる

風物詩だったそうですけど、

大量発生では情緒に欠けてしまいますね(;_;)

「しろばんば」という謎の生きものの正体……(その1)

前回の記事で

井上靖しろばんば」を読んだ話を

書きましたが……。

 

この物語は、村の子どもたちが、

どこからともなく現れて空中を浮遊している

しろばんばと呼ばれる白い生きものたちを

追いかけている場面からはじまります。

 

夕闇が深まると、しろばんば

青味を帯びて見えてきて、

想像してみると幻想的。

日が暮れても、ごはんに呼ばれるまで

遊び続ける子どもたちの幸せな時間、

その周囲を舞うしろばんば

 

……で。

 

私は、その冒頭部分を読んだ時、

しろばんばの正体は

ケサランパサランじゃないかと

勝手に想像したんですが

違いました( ̄▽ ̄)

 

ケサランパサランとは何か、

説明できるわけではないのですが……。

白くてフワフワした謎の生き物という

曖昧なイメージを持っていたんです。

 

でも、ちょっとネットで見てみたところ、

ケサランパサランは妖怪とか

未確認生物とか書かれているし、

動物か植物かもはっきりせず、

さらには鉱物という説もあるようで

余計分からなくなりました……。

 

???

 

いや、しろばんばの話でした。

ケサランパサランのことは気になりますが、

調べ始めると脱線が止まらなくなりそうなので

いったん置いておきましょう^^;

 

 

しろばんばは「白い小さな生きもの」と

冒頭部分に書かれています。

 

しろばんばという言葉自体の意味は

「白い老婆」とありますが、

一体何の生きものなのかは

説明されていませんでした。

(私が読み落としたのではない限り……^^;)

 

 

が、その意味は、毎日新聞

「毎日ことば」というコラムで偶然知りました。

 

そのコラムでは、漢字の読み方や

言葉の使い方の誤り部分を見つけるなどの

クイズが毎日出されています。

もっと日本語の勉強をしなきゃいけない

私にはうってつけなので

いつも読ませていただいています。

 

その「毎日ことば」で

雪虫」について書かれた時に、

しろばんばとは、その雪虫を指す方言だという

説明があったんです。

 

しろばんば雪虫……

 

山口県では聞くことのない虫です。

私は雪虫について、これまた偶然、

この冬のはじめに知ったばかりでした。

 

雪虫については

また次の記事で書きます……!

井上靖「しろばんば」を読みました。

ずっと積み本になってしまっていた

井上靖しろばんば」を

ようやく読み終えました。

 

子どもの頃は読書好きだったのに

年々、本を読む時間をとれなくなっています。

本当に小説を書き続ける気があるなら、

良くないことですが(_ _;)

 

昔の文学となると

とっつきにくい印象もあります。

しかし読みはじめてみると、

しろばんば」面白い話でした。

 

主人公の洪作は幼い少年ですが、

ふとしたことから、両親よりも

かつて曾祖父の妾だったという

おぬい婆さんという老婆に懐いて、

二人で一緒に暮らしています。

 

おぬい婆さんは、洪作の親戚たちとは、

もちろん激しい確執があるわけで。

そのドロドロな設定に

つい引き込まれてしまいました( ̄▽ ̄)

 

お話の大きな流れは、

おぬい婆さんの溺愛によって

過保護すぎるような育て方をされている洪作が、

多くの人との出会いや体験、

淡い恋心などを通じて

少しずつ成長していく物語でしたが。

 

村の豊かな自然を背景にして、

子どもの目線で物語が描かれているのが

素晴らしいです。

 

洪作の心理描写を読んでいて、

ふと思い出しました。

そういえば、子どもの頃はどうして

色々なことがあんなに

恥ずかしかったのでしょう。

 

 

私、児童小説を書こうとしたこともありましたけど

つい「子どもはこういうもの」みたいな

先入観が入ってしまって

子ども目線になりきれていなかったなと

この本を読んで、あらためて反省してしまいました。

 

純粋に読書が好きだった子どもの頃の気持ちを

思い出せたらいいのですが……。

子ども目線で面白い物語を書くというのも

大変難しいことですね。          

 

 

ところでタイトルの「しろばんば」。

文中では説明がなかったと思うのですが、

この言葉の意味、偶然知りました。

それについては次の記事で書こうと思います。

年末のひそかなルーティン。

毎年、12月には

下関市のショッピングセンター

シーモールに行くのが習慣です。

 

理由のひとつは、

来年の日記帳を用意するため。

 

何年か前から、

ペイジェムメモリーの日記帳を買うのが

習慣になっています。

デザインも好きだし、

手帳サイズで持ち歩きやすいし。

ただ、私が行くお店の中では、

シーモールの本屋さんにしか

置いていないようです。

 

わざわざ下関に行かなくても、

このご時世、インターネットで探せば

買えるとは思うんですが。

シーモールに行きたい理由は

本屋さんだけではないので。

 

 

ひとつは、シーモールのすぐ近くの

下関市民活動センターに

使用済み切手を寄付すること。

まあ寄付といっても

使用済みなので、

ほかに使いようがないですが( ̄∀ ̄)

 

切手そのものが好きなので、

ボランティアというより

趣味に近いです。

切手をチョキチョキ切り抜くのが

自分にとって苦ではないから

ルーティンとして続くんですよね。

 

どうしても面倒だと感じることは

続かないですもの……。

(マイ箸とかは無理でした)

 

 

もうひとつは、

シーモールの屋上庭園に行くこと。

 

ここには亡くなった友人の

思い出があるので、

シーモールに来るたびに

ひそかに立ち寄ります。

 

お墓参りすることは

できなかったので、

私なりの供養というか。

 

空に向けて心で話しかけるのが

ひそかな習慣です。

 

私はまだ、頑張ってるよ~

……って(・▽・)

天文講演会で聴いた、太陽系の知らなかったこと。(その2)

同じ太陽系の

隣の惑星であっても

環境は想像もつかないほど

違うものなのですね。

 

火星は地球よりも

太陽から遠くにあるので、

空気まで凍るのだそうで……。

 

 

講演の後半は、

人間が地球を離れて暮らすことが

可能かどうか、というお話でした。

 

一番印象に残ったのは

宇宙は挑戦するところであって

逃げる場所ではない

……という先生の言葉です。

 

 

将来、人類が

火星や月で暮らすかもしれない

というのは夢のある話です。

 

でも現実には

宇宙開発の理由として、

地球が住める環境ではなくなった時に

ほかの星に住むことを

考えている人たちもいるのでしょう。

 

自分には縁のない世界のこととして、

私も、そう思っていましたが……。

 

 

たとえば火星で人間が暮らすなら、

火星で農業をおこなって

食べものをつくる必要があるわけで。

 

空気が凍るとか

途方もない世界です。

 

火星に住むことに比べたら

今の地球の環境を守っていく方が

簡単なのだということを

先生はおっしゃっていました。

 

 

火星に住めるようになるために

多大なエネルギーや費用を使うよりも、

地球の環境をキープする方が

まだしも現実的かもしれませんね……。

 

 

確かに、人間は

今後、地球の環境を

自分たちにとっても

住めないような状態に

してしまうのかもしれません。

 

だけど、天文学を通じて

宇宙に目を向けることで、

逆に私たちの地球の

大切さについて考えられるのは

人間の良いところだって信じたい。

 

なんだか、そんなことを

考えさせられた講演会でした。

 

 

ところで阪本先生は

講演冒頭の自己紹介の時、

宇部プラネタリウムを応援していると

おっしゃってくださっていました。

 

現在、存続が厳しい状態にあるという

宇部プラネタリウム

当日配布されたパンフレットによると

「現役活躍中の国産機としては

日本一古い」のだそうです。

 

そういえば

エヴァンゲリオン庵野監督も

宇部に住んでいた頃に通ったという

噂があったプラネタリウムでしたっけ……。

 

署名や募金活動もされていたので

微力ですが協力させていただきました。

貴重な文化として

未来へと残ってほしいですねぇ!