星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

マインドフルネスでダイエット成功?(その2)

感謝しながら食事をすることで

なにが変わったかと言うと。

それまでより、ゆっくり食べることが

できるようになりました。

 

ぼーっと考え事をしながらとか

テレビに気をとられながらの食事だと、

なんとなく食べ終わってしまいますけど。

 

食事中もマインドフルネスの精神で

「今」に焦点を当て続けて集中して食べると

同じメニューでも、より味わえるし、

噛む回数も増やせるように思いました。

 

よく噛む方が満腹感を得やすいとは言いますよね。

でも、それは頭で分かっていても、

「何十回噛もう」と思いながら食べ続けると

意識し続けることに疲れてしまいます。

そうではなくて、マインドフルネスに食事をした結果として、

自然に噛む回数が増えたという感じです。

 

そのおかげか、食事も特に減らしたつもりはないし

別に無理はしてないのに、するする体重が落ちていき。

気がついたら5キロも痩せられたのです!

うちの体重計が壊れてない限り、本当です(笑)

 

……ブログ記事に書いておいて、

あとでリバウンドしたら恥ずかしいから

今まで書かずにきましたが、

数か月キープできているので、

多分大丈夫ではないかと( ̄∀ ̄)

 

 

一応、ダイエットに気をくばってはいたんです。

黒酢ルイボスティーで割ったものを毎日飲んでたり。

食べ順に気をつけたり。

 

でも、それまで痩せなかったのは、

特に早食いだったとは思いませんけど

やはり食事の仕方が悪かったんですね……。

 

そういえば何かの番組でも

「食事の内容と同じぐらいに、どう食べるかということは重要」

だと言っていました。

 

あと、せめて2キロは落としたいので

ここらへんでまた食べ物への感謝の気持ちを

思い出したいと思います。

 

いや、痩せるためではなくても

食べ物にはいつも感謝するべきですけど、ね。

マインドフルネスでダイエット成功?(その1)

観たのはずいぶん前なのですけど、

世界一受けたい授業」で

マインドフル・ダイエットの特集がありました。

 

このブログにも何度か書いていますが

私はマインドフルネスに関心があるので

興味深く拝見しました。

 

 

本当はいくつかのプログラムがあったのに

詳しいことは忘れてしまいましたが( ̄∀ ̄;)

ただ「食べる時に、その食べ物がどうやって作られたか、

誰が調理したかなどを考えながら食べる」というところだけ

覚えていたので、実際にやってみることにしました。

 

 

あらためて考えてみたら、食べ物が食卓に届くまで、

実に多くの人が関わっているのですね。

 

たとえば野菜だったら

農家の方が、その年の天候に気をもんだり、

腰が痛い思いをしたりしながら収穫してくれたものかもしれません。

お肉やお魚は生き物の命をいただいたものですし

(それを言うなら、植物だって生きてますけど)

育てた方、流通させるため運搬した方、

お店で販売した方などなど……。

 

そして、私が自分で買ってきたものや

自分で料理したもの以外は、

母が買ってきて作ってくれた食事です。

 

となると、たった1回の食事でも、

映画のエンドロール……まではいかなくても

テレビ番組のスタッフロールのように、

沢山の方々の仕事が関わっているかもしれないと思いました。

 

そんな風に想像をめぐらせてみると、

やはり感謝の気持ちがわいてきましたし、

感謝しながら食べることが、

食事の正しい姿勢であるようにも思いました。

 

そうした感謝しながらの食事の仕方を

ずっと毎日続けられているかというと

続けられなかったのですけど。。。^^;

 

でも、その食事の仕方が、当初のダイエットの目的に

ちゃんとかなっていたのです。

結果については(その2)に続く!

NHKみんなのうた「花さかニャンコ」のお話。

前から書いていますが

私はNHKみんなのうた」が好きです( ̄∀ ̄)

 

ピコ太郎さんの「Can you see ? I'm SUSHI」が

今年も再放送されたのは嬉しかったです(笑)

そのあとの「親知らず」も良い歌でしたけど、

やっぱり「まどろみ」もまた観たかったなあ。

 

 

さて、4月~5月には「チコちゃんに叱られる」の

カラスのキョエちゃんの歌が

みんなのうたに登場するとのことで

見てみました。

 

ええ、チコちゃんの番組も好きです。

最近は毎週楽しみに観ております

 

 

……が、個人的に気になったのは

キョエちゃんの歌「大好きって意味だよ」の

あとに放送されている「花さかニャンコ」です……。

私、谷山浩子さんのファンなので。

 

谷山浩子さんといえば、

みんなのうた「まっくら森のうた」で有名ですが、

前にも書いた通り「トラウマソング」として

ランクインした歌なんですよね……。

 

私は「まっくら森のうた」をきっかけに

谷山浩子さんの曲を聴くようになったのですが、

「怖い」と言われるのもよく分かります。

素敵な歌、綺麗な歌も多いけど、怖い歌はめっちゃ怖い。

その独特すぎる怖さも含めて好きなのですけど。

 

「花さかニャンコ」も

アニメーションは可愛らしいですし、

「世界中を花でいっぱいにするニャンコの歌」だと思えば

ほほえましいメルヘンな歌であるはずなのに、

うっすら怖い気がするんですが。

 

……と思いながらも、ついつい

「花さかニャンコ」を繰り返し観ては

口ずさんでしまう自分です。

もはや中毒かもしれません。

 

どうかキョエちゃんの歌と一緒に

多くの人に聴いてもらえますように。

陰ながら祈っています。

睡眠で疲れてしまう原因……?

みなさんは、寝起きの時にぐったりと疲れを感じる

……ということがありませんか?

 

私も以前、寝起きの疲労感の原因が分からなくて

ちょっと悩んだことがあります。

 

もしかして、あまり寝返りをしていなかったのかな? 

 

あお向けも、横向きも、うつぶせも、

ずっとそのままだと、体のどこかに負担がかかるので、

適度に寝返りした方が良い、と

健康に関するテレビ番組で言っていました。

 

内臓を圧迫しても体に悪そうだし、

腰に負担がかかれば腰痛になりそうですし。

 

 

昔は「体重が分散されるので、あお向けが一番良い」と

聞いたことがあったのですが……。

健康に関する情報も、研究が進むにつれて

刻々と変わっていくものです。

 

でもまぁ、自分が睡眠中に寝返りしているかどうかなんて

自分では分かりませんよね。。。

意識的にできるものではありませんし。

 

健康番組でよくある実験のように

夜通し自分の寝姿を撮影する……なんてことも難しいです。

 

 

以前、健康に良いマットレスの宣伝をテレビで見た時、

母が「いくら高価なマットレスでも、寝返りしなかったら、

結局体に負担がかかるのではないか」ということを

言っていたのですが……。

 

いやいや、そうではなくて。

マットレスが体重をうまく分散してくれるなら

寝返りできていなくても、

特定の部分に負担がかからないってことかな?

……とは、思いました。

 

 

それにしても、睡眠って、

疲れをとることが大きな目的のはずなのに。

寝ることでも疲れてしまうなんて、

人生でぶつかる問題は多いものです^^;

むかし、星空に「ねこ座」があったらしい。

私は猫好きなのですが、猫派の方たちの中には

干支にも十二星座にも猫が登場しないことに対して、

ちょっぴり残念な気持ちを持つ方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

もしも、ねこ年生まれだったり、

誕生日の星座がねこ座だったりしたら

私も嬉しかったのですけどね~。

 

干支に猫が登場しない理由は

昔話で語られていますけど……。

星座にはなぜ「ねこ座」がないのでしょう。

 

88個ある星座の中に、「やまねこ座」という星座はあります。

ただ、あまり明るい星がない、目立たない星座で

別に神話などもないそうです。

 

 

昨年、ガンマ線天体というのを結んだ

通常の星座とは違う、新しい星座で

シュレディンガーの猫座」という星座も

できたそうなんですけど。

 

シュレディンガーの猫って、

量子力学の思考実験上のお話とは言え、

猫が50%の確率で殺されてますからね……。

生きているか死んでいるか分からない猫の星座ができても、

猫好きとしては嬉しくないような気が……。

 

 

ところが。

たまたま星座に関する本を読んでいて、

昔、本当の「ねこ座」がつくられたことが

あったと知りました。

 

フランスのラランドという天文学者

自分は猫が好きだからと、

うみへび座の背中のところに

無理やりねじこんでしまったとか……。

 

そのように強引につくられた星座は

ほかにも色々あったそうですが、

結局、後世に残されることなく消えてしまったそうです。

ラランドのつくった「ねこ座」も同じ運命をたどりました。

 

………………。

やはり、猫好きにとって嬉しい話ではありませんでした。

これらのエピソードを見る限り、

猫と星座は妙に相性が悪いのではないか、と思う次第です。

星座柄の素敵な日傘を見つけました!

昔から日傘を愛用しています。

紫外線は春からだんだん強くなるそうですし、

手離せない季節になりました。

 

 

ただ、うっかり者なので

電車等に日傘をよく忘れてしまうんですね。

これまで何度となく駅の忘れ物センターに

お世話になってしまいましたが……

それでも見つからず、失くすことも多かったのです。

 

でも、前に使っていた日傘は

デザインが気に入っていたせいか、

忘れかけることがあっても、

最後まで失くすことはありませんでした。

 

……いや、日傘を失くす前提になってる時点でマズいか^^;

 

 

しかし長く愛用したものは

劣化してしまうのが世の常です。

そろそろ新しい日傘を……と探していたら、

私の趣味にぴったりのデザインのものを

発見できました!

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(趣味→天文ファンを自称していながら

大宇宙の神秘よりも、星座グッズに目がない……)

 

外側にはあまり模様がないけど

内側に星座が描かれているのが良いです。

傘だけにドームのような形になっているのが

星空のデザインにぴったり!

 

ああ、実際の星空にも、こんな風に

星座のデザインが描かれていたら

何の星だか分かりやすいのにな~。

(……こんなので、本当に

天文ファンを自称していていいのだろうか)

 

 

ともあれ、かなり気に入っただけに、

今回も、絶対失くさないように

気をつけたいと思います^^;

 

今年の夏も、どれほど暑くなるか分かりませんが、

お気に入りの日傘で乗り切りたいですね。

バルーンアートで「コアラ」を作ろうとしたのですが……

さて、部屋を片づけていたら、

去年のクリスマス会の残りのバルーンが

今頃出てきました……。

わはは! すっかり忘れてた^^;

 

そういえば、去年のクリスマス会は

子どもたちの参加が少なめだったので

(その分、地獄を見ないですんだものの……)

思ったよりバルーンが余ったんですよね。

 

もし夏なら、3か月以上も放置してたら

高い気温でゴムが劣化して

使い物にならなくなっているところですけど。

冬だったから、まだ大丈夫そうです。

 

 

いい機会だから、バルーンの練習に使いましょう。

年に1回しかやらないと、腕がにぶる一方です。。。

 

そういえば、クリスマス会の時に

子どもたちから「コアラ」というリクエストがあったのに、

自信がなかったので断ってしまったのですが。

 

昔むかし、接客系のパートをしていた時に

仕事の一環としてバルーンアートのワザを身につけたので。

当時は、いろんな動物の作り方を練習していたし

コアラも作ったことがあったはずです。

 

……で、昔を思い出して、練習してみたのですが。

確か、鼻の部分をタテにひねって、

コアラの鼻っぽくしていたと思って。

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うーむ、顔がコアラっぽいといえば、そのような気もしますが

果たして子どもたちは納得してくれるだろうか( ̄∀ ̄;)

 

 

なお、前足を大きくしたのは、

このように木登りさせたかったためです。

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緑色のバルーンは残っていなかったので、

木っぽくなりませんでしたが。

第一、コアラはこんなヤシの木みたいな木には

登らないと思いますが。。。

(しかし、ユーカリの木なんてどう作ればいいのでしょう??)

 

そもそも、ピンク色の風船でコアラを作ると

今年のお正月に作ったブタさんと

あまり違いを感じなかったのは秘密です。

f:id:haruara18:20190116145714j:plain     ←ブタさん 

 

部屋を片づけるのが難しい理由は……

前にも書いたと思いますが、部屋を片づけるのが苦手です。

 

私の場合、物書きなので

基本、自分の部屋で仕事をしているため、

あまりに部屋が散らかってしまうと

仕事の能率が下がってしまうのが困りもの。

 

自己管理が下手なもので、

家で仕事するのも意外と難しい。。。

 

執筆専用にできる部屋があればいいのになー

 ……と思いますが、今のところ現実的ではなくて。

 

 

で、最近、ちょっと時間に余裕ができたので、

部屋の整理をやり直そうとしているところなのですが。

 

前に「断捨離できない」と書いたもののほかにも

思い出の品などをなかなか処分できないのですよね。

昔アルバイトしていたお店で使っていたものとか

要約筆記をやっていた時の必需品とか。

 

収納スペースがさほどあるわけでもないのに

そうした色々なモノを捨てられないから、

余計に部屋が散らかるのは分かっているのですが。

 

 

……と、部屋の片づけで悩んでいる時に

「宅配収納サービス」というのをネットで見て、

そのアイディアにちょっと感動してしまいました。

 

今は使わないけどいつか必要になるものとか、思い出の品なども、

預かって保管してくれるのだそうです。

わざわざ倉庫を借りるほどではないものを

少額で預かってもらえるなら、それは便利だな……。

 

というわけで、利用してみたい気持ちもありますが、

お金を出してまで預かってもらわなくても良いものもありますし、

いずれは処分するしかないと分かっているものもあります。

賢く利用するには、やはりよく考えねばなりません。

 

一番足りていないのは、自分の頭の中の整理だなと

つくづく思いました^^;

チリの電波望遠鏡アルマのお話と、星座マグネット。

先月のことですが、

宇部天文同好会主催の講演会が開催されたので

また行ってきました。

 

タイミング悪く、風邪を引いて寝込んだ後の

病み上がりだったのですが^^;

なんとか熱が下がってよかったですけど。

 

同日の午前中には、プラネタリウム

南半球の星座の投影という素敵な企画もあって、

申し込み時、そちらも参加しようかどうか迷ったのですが

当日の体調では、参加しなくて正解でしたわ。。。

 

 

今回は、チリのアルマ電波天体観測所の所長、

阪本成一先生のお話でした。

 

 

電波天文学、という言葉を聞いた時、

耳慣れない言葉だと思いましたが。

人間の目に見える光は、ごく一部に限られているので、

目に見えない電波をとらえることで、

今まで観測できなかった宇宙の姿が分かってくるのだそうです。

 

なぜ、チリに電波望遠鏡をつくったのかというと

高い山の上は空気も澄んでいるし、年間降水量も少なく、

観測に非常に適しているのだとか。

すばる望遠鏡があるハワイのマウナケア山

そういう環境ですよね。

 

最新の技術で撮影された、

あまりにも遠い遠い銀河の画像には、

頭がクラクラするような気がしました。

 

 

あと、司会をつとめていらっしゃったのが

10代前半ぐらいの男の子だったのが、素敵でした。

きっと、将来有望な天文少年なんだろうなぁ。

 

 

講演会の終了後に

「受付で、早い者勝ちで星座グッズを差し上げます」と聞いたので

思わず、すぐに行ってしまいました( ̄∀ ̄;)

おかげで綺麗なマグネットをゲットできました♪

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大宇宙の神秘にも惹かれますが、

星座グッズには目がない……

いや、そっちの方が勝つかもしれない……(え?)

 

ともあれ、良い記念品になりました。

JR宇部線、日本初の試みをする……かもしれない。

さて、宇部線の話に戻ります。

 

廃線になるという噂は本当に流れていたみたいですが、

(実際、そうなってもおかしくないとは

みんな思っていたのかも。。。)

実は、廃線が決まったわけではなくて、

日本初になるかもしれない取り組みを検討しているそうなのです。

 

いや……廃線だったら、どうしようと思ったんです。。。。

私も困りますけど、運転できないお年寄りとか、

電車通学の学生さんとか、どうするんだろう、とも。

 

 

で、その検討されている取り組みとは、

「BRT化」というそうですが。

要するに、電車を走らせるのをやめて、

線路の代わりにバスのための道路を造るんだとか。

 

被災地で、線路が使えなくなってしまったから

代わりにバスを走らせた路線はあるそうですが、

現在運行している路線を積極的にBRT化したとしたら、

それが「日本初の取り組み」になるかもしれないんですって。

 

 

宇部には市営バスもあって、そちらも赤字経営らしいので。

電車もバスも将来的には存続が苦しいということなら、

バスに一本化してくれた方が良いと思いました。

 

本当に日本初になるかどうかはともかくとして、

高齢化や人口減少が進んでしまう前に、

対策が必要、ということはあるのかも。

 

田舎ですし、現在の宇部線の本数は少ないけど、

バスを走らせたら、かえって本数を増やせて

利便性が高まるのではないかという話も聞きました。

 

どんなことでも良いことばかりとは行きませんから、

実現となれば、色々問題点も出てくるでしょうけどね。

 

 

私は鉄道ファンとまでは言えないけど、電車が好きなので、

宇部線が電車ではなくてバスになったら

ちょっと寂しいな~という気持ちもあります。

いや、ごく個人的な感傷ですけど( ̄∀ ̄;)

 

実際どうなるかは、まだ検討の段階だとはいえ。

宇部線の電車を見かけるたび、

なんだか、ちょっと切なくなるこの頃です。

 

この世には、永遠に続くものなんて何もないと、

また教えられたような気がしました。

エジソンのライバル? ソラール「二コラ・テスラ展」のお話。(その3)

ところで展示会場の入り口のところには

二コラ・テスラの生涯がパネルに書かれていましたが。

 

テスラが誕生した時、空には稲妻が光ったそうです。

 

前の記事に書いた、テスラ・コイルの放電実験を見た時、

バチバチと音を立てて空中に光る電気を見ながら、

それを思い出して、少しだけ笑いそうになりました^^;

 

だって、数ある自然現象の中でも、

稲妻ってぴったりすぎるじゃないですか!

 

天才とは、そうした伝説を残すものなのでしょうか……。

 

 

エジソンのライバルと言われた二コラ・テスラですが、

実際、電力システムを直流にするか、交流にするかでは

直流派のエジソンと真っ向から対立し、

ついには勝利をおさめたのだとか。

 

ま、私はいまいち電気の仕組みを理解してませんが^^;

遠くまで電気を送るには、コストも安くすむし、

交流の方が適しているそうです。

 

……いや、本当にすごい発明家ですよね。

 

 

そんな二コラ・テスラが、

なぜ負かしたはずのエジソンよりも

有名にならなかったのかというと。

 

エジソンが実業家であるのに対し、

テスラはあくまで発明家気質だったとのこと。

 

ソラールで配布されていたテスラについての冊子を

家に帰ってから読んでみたのですが、

この方、あんまり経済的な感覚無かったのかな?

……と思ってしまいました。

 

もちろんテスラを援助してくれた人々もいたのですけど、

研究の途中で、研究所が火事になってしまったり、

スポンサーに手を引かれてしまったりと、不幸な出来事もあり、

のちには資金繰りに苦しんだようです。

 

世界システム」という、

今日のインターネットなどの基になるような構想を

一世紀も前に考えていたのにね……。

 

まぁ、でも。

ある分野での巨大な才能を持って生まれた人は、

一般的、日常的な部分では欠落を抱えていることが

多いみたいですよね。

 

 

なお私自身は、凡才に加えて欠落だらけな人間ですし、

一般常識も足りないと思いますが。

それでも、二コラ・テスラを知らなかったのは私だけではないはずだ!

 

こんなにすごい発明家のことを

今まで全然知らなかったんだなーと思うと、

やっぱり今回もソラールに行ってよかったなと思いました。

 

……そして、展示期間の終わりに間に合うように

記事を書くのは、やっぱり無理でした( ̄∀ ̄;)

またこうした機会があれば、もっと早めに行きたいものです。

できれば。うん、できれば。。。。

エジソンのライバル? ソラール「二コラ・テスラ展」のお話。(その2)

会場では、二コラ・テスラ博物館の

貴重な所蔵品が展示されていました。 

 

 

こちらは最良の発明といわれる、テスラ・コイルです。

高電圧と高周波電流を生み出すことができるそうです。

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ソラールの職員さんによる実験では、

100万ボルトもの高電圧が発生されて

暗闇の中でバチバチ放電していました。

(200万ボルトでも出せるそうですが

やはり最大出力だと危険……ですよね……)

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実験で、職員さんや、志願したお客さんが

テスラ・コイルに向けて蛍光灯をかざすと

光がともったり。

 

さらに、どういう仕組みなのか、

このテスラ・コイル、現在のコンピューターの技術だと

音楽を流すこともできるんですって。

 

実際に流していただきましたが、

迫力のサウンドに、空中にバチバチ光る放電に、

音楽に合わせて明滅する蛍光灯の光……

なんとも不思議な空間でした^^;

 

 

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この装置は、銀色の板を踏み台にして、

機械に電気を流すと、足元がブルブル振動します。

私も体験させていただきました。

ほかのお客さんがおっしゃっていましたけど、

船の上でエンジンの振動を感じているような乗り心地です。

 

……二コラ・テスラは、

発明家としてニューヨークに渡り、

社交界の一員になったため

作家のマーク・トウェインとも親交があったそうです。

(「トム・ソーヤーの冒険」の作者ですよね)

 

この振動する装置、マーク・トウェインのお気に入りだったとか。

1日中でも乗っていたかったそうです。

 

これと同じ機械にマーク・トウェインも乗ったと思えば

なんだか感慨深かったですね。

……もしかして、偉大な作家さんだったから、

机仕事にかかりきりで、肩凝りや腰痛に悩んでいたのかしら?

当時はマッサージ機のようなマシンはなかったかもしれないし、

振動のブルブルが患部に効いたのかな~(※勝手な想像)

 

 

まだまだ書ききれないので

次の記事に続きますー。