オリオン座といえば、基本的に冬の星座ですが……。
先日、眠れなくて、夜1時半頃でしたか、
窓の外を見たら、東の空の低い位置にオリオン座がかかっていました。
久しぶりに見たし、自分の分かる星座の中では1番好きなので、
やたらテンションが上がりました!
おかげで余計寝られなくなったかもしれませんが。
冬の星座といっても、星空は一晩中回ってるんだから
夏だって明け方にオリオン座が見えることもありますもの。
(夜明け前に、反対の季節の星座を眺めるのは、
星好きとして、無性にぞくぞくしてしまいます)
……それにしても。
星をきれいに撮影できるような良いカメラなんて持ってないから、
画像を撮れなかったのが残念ですが、
地平線に近い位置に知っている星座があると、
でっかく見えてびっくりします。
太陽や月も地平線近くにあると大きく見えますが、
それは、大きさを比較できるもの(地上のもの)が
近くにあるために起こる目の錯覚で、
実際の大きさは空高くにある時とかわらないそうですね。
ところでオリオン座と言えば、
有名な三つ星の周りを、四つの星が長方形のように囲っていますが、
その周りの星のひとつ、ベテルギウスが、もうすぐ寿命を迎え、
超新星爆発を起こすそうです。
まあ、天文学での「もうすぐ」は
明日なのか1万年後なのか分からないって
NHKの「サイエンスZERO」で言ってましたけど……(笑)
さすが天文学、スケールが違うわ。
ベテルギウスの超新星爆発が起こったら、
3か月、昼間の空でも見えるくらい、強く輝き続けるらしいです。
2~3日は夜も明るいほどの光だという話も聞きました。
本当なら、すごく観てみたい。
まあ、それから数年かけて、だんだん光が見えなくなっていくそうで、
大好きなオリオン座の形が欠けてしまうのは寂しいんですが……。
それを差し引いたとしても、
是非、自分の生きている間に起こってほしい天文ショーです。
オリオン座が見えるたびに、そんな願いをかけてしまいますが、
「星に願いを」というと、いかにもロマンチックなのに、
そのお星さまへの願い事が
「爆発してください」
というのは、少しいかがなものかと思わなくもありません。
でも、今シーズンも、夜空に三つ星を見つけるたびに、
願い続けちゃうんでしょうけど……ハイ。