星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

「マインドフルネス」について考えてみる。

しばらく前ですが、母が見ていた「ためしてガッテン」で
瞑想パワーの特集をされていて、
「マインドフルネス」について取り上げられていたのが
個人的にちょっと嬉しくなりました。

マインドフルネスについては、たまたま、以前から知っていたので。
自分はメンタルが弱い方だから、
できる時には生活の中で実践するように
……努力はしています(どれだけできてるかは、ともかく)。


マインドフルネスとは、英語で「気づき」という意味で
日本の禅の考え方を取り入れたプログラム。
「今」に注意を向けることを重んじて、
呼吸に集中したり、自分の身体の感覚に注意を向けたりします。

リラックスできたり、脳にも良い効果があったりするようです。

その人の性格などにも左右されるかもしれませんが
人は、無意識のうちに、
一日の考えの多くを、過去の後悔や、将来への不安で
占めてしまっているとのこと。

それで疲れてしまっていたら、
今起こっている良いこと、今恵まれていることにも
気づかずにどんどん時だけが過ぎていっちゃいますよね。
それでは、「いい人生」から、ますます遠ざかってしまうから、
今に焦点を当てることが大事……なんだと思います。

たまたま本屋でも、マインドフルネスについての本を見かけましたが
マインドフルネスは精神医療の現場でも取り入れられているほか、
大きな企業で社員さんたちが実践しているところもあるようです。
これからもっと色々な現場で広がるかもしれませんね。


ちなみに「ためしてガッテン」の番組中では
「実際に3分間瞑想をしてみましょう」というコーナーがあり、
その時間、ほとんど画面に変化はないので
「放送事故ではありません」とナレーションでおっしゃってて
……なんか、笑っちゃいました。

笑ってたら瞑想できないけど、本当に放送事故だと思う人がいても大変かあ……。

まあ、確かにテレビ番組で3分間ほとんど動きがない状況というのは
普通なら、ありえないですからね。
そうしたことにも象徴されるように、
私たちは常に刺激され続けることが当たり前の生活をしているのですが、
だからこそ、自分の時間の中で、自分の心や身体の感覚と
向き合う時間も、大切ではないかと思いました。