このブログを書きはじめるより前でしたが、
8月に「ルドルフとイッパイアッテナ」という映画を観ました。
小学生の時に好きだった児童文学なので、
すっかり懐かしくなってしまって……。
それで、先日図書館に行ったとき、
原作の本を見つけて、借りてきました。
(「ルドルフとイッパイアッテナ」斎藤洋/作 杉浦繁茂/絵 講談社刊)
ひょんなことから東京に流れ着いて、
野良猫生活をすることになった、元飼い猫の黒猫のルドルフと、
文字の読み書きができるボス猫のイッパイアッテナのお話ですが、
いや~、細かい筋は忘れていましたけど、
大人になってから読んでも、じゅうぶん面白いです。
児童文学あなどれません。
ところで「イッパイアッテナ」とは変わった名前ですけど、
これは、くだんのボス猫が、ルドルフに出会った時に
「おれの名前はいっぱいあってな」と言ったのを
ルドルフがそういう名前だと勘違いしてしまったからで……。
確かに、猫があちこちに餌をもらいに回っていると
いろんな人から、いろんな名前をつけられちゃいますよね。
うちの庭にも、よく、よその猫が来ますが
そいつは丸々と太った飼い猫で。
よその家にまで餌をたかりに来る必要とか、
別にないんじゃないかと思うんですが……。
うちの母はそいつを「ボンレスハム」と呼んでいます。
(確かに、体型がそんな感じ^^;)
本名はなんというか知りませんが、
よそでそんな名前をつけられているとは、飼い主も思わないでしょうね。
ところで、我が家にも飼い猫がいます。
ルドルフと同じく、黒猫です。
「ルドルフとイッパイアッテナ」を観た時、
CGで表現されているルドルフの毛並みが
うちの猫のものにそっくりな質感を出して、
最近のCG技術に「おおっ」と思いましたよ。
なんだか、猫つながりで、
すっかりとりとめのない記事になってしまいましたが、
原作が面白くて一気に読んでしまったので、
機会があったら続きのお話も読みたいなと思っているところです。