県立自然公園でもあり、国から名勝にも指定されていて、
もみじの名所としても有名な、渓谷の美しい場所です。
実は去年も行くには行ったのですが、
スケジュールが合わず、肝心のもみじはあまり見た記憶がありません。
おまけに着いた時間も遅かったので、
たいして奥までは散策できなかったという……。
今年は、駅の前ですでに真っ赤なもみじが迎えてくれて、
テンションが上がりました!
そして駅の木彫りのクマさん、かわいいよ!!
長門峡は、渓谷に沿った遊歩道が延々と続いていて、
歩きとおすと片道で約2時間かかるそうです。
(コースの両端を、シャトルバスが運行しているようでしたが)
そこまで歩けるかは体力的にも、時間的にも不安があったので、
今回は遊歩道の中間にある
「鈴ヶ茶屋」というお店を目指してみることに見ました。
遊歩道の入り口の看板には
落石注意とか、柵にもたれかからないようにとか
事故に遭わないために気をつけることが色々書かれていて
ちょっと身が引き締まります。
あと、県道の標識が……この道、県道293号なのか……。
景色は変化に富んで美しいし、
空気は良いし、渓流のせせらぎは耳に心地いいしで、
心も軽くなり、どこまでも歩けそうな気がしました。
まあ1時間くらいなら、普段から散歩でも歩くし大丈夫だろうと
のんきに出発したのですが、甘かった……!
進むにつれ、だんだん道が細くなり、勾配もけわしくなってきます。
おまけに雨が降った翌日だったせいで、
坂道も濡れて滑りやすくなっています。
(山歩きに慣れている方は別かもしれませんが、
あまり脚に自信のない方は、雨の日はもちろん
その次の日も避けた方がよさそうです)
景観を楽しむよりも足元注意という感じになってきました。
県道293号、思ったよりもハードだぁ。
歩き始めは、ほかに来ていた方たちと、たびたびすれ違っていたのですが、
それも少なくなり、次第に心細くなってきてしまいました。
以下、(その2)に続きます。