星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

ちょっぴりトラウマな校閲の話。

最近、「校閲ガール」ってドラマをやっていますよね。

私は観ていないのですが(基本的にドラマは観ない人)、

校閲そのものには関心があります。

……でも、トラウマがあるので、観たくないような気持ちもあって。

 

運が良いことに、出版経験はあるので

自分の原稿を校閲してもらった経験はあるのですが。

そのための校閲って、厳しいんですよね。

 

文法の間違いや誤字脱字、表記ゆれなどに

赤字でチェックを沢山入れられた状態で、原稿が戻ってくると、

メンタル弱いため、落ち込むことが多いです。

(校閲以前に、担当さんにもけっこう直されたりします)

 

担当さんいわく、

「誰でもこんなものだから

気にしないでいいですよ」とのことですけども。

 

 

自分で思う以上に、日本語の覚え間違いって多いんですよね。

たとえば、動物園の「開園」の対義語は「閉園」ですが、

コンサートの「開演」の対義語は「終演」だとか。

私の頭の中では、ごちゃごちゃになっていました……。

 

あと、「とにかく」と「ともかく」も意味が違うとか!

(意味が重なっている部分はあるけど)

 

落ち込むこともありますが、間違えていた日本語の知識に

気づかされる貴重な機会でもあります。

校閲をされる方は、本当に「地味にスゴイ」と思いますよ……!

 

 

今度書く新しい本の企画が決まり、書き始めたところなのですが、

この先、校閲が待っていると思うと、やっぱり少し憂鬱にもなります。

 

でも、そこを乗り越えなくては、出版は実現できないので……。

まだ先の長い道のりですが、

コツコツと地味に頑張っていこうと思います。