星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

宇宙の終わりは悲しくないかもしれない。

NHKの「モーガン・フリーマン 時空を超えて」という番組を

時々観ています。

最先端の科学の研究で、難しいことはよく分かりませんが

頭の良い方って、とんでもないこと考えるんだなーって

思いながら……(笑)

 

先週は「時間」がテーマでした。

時間はいつ生まれたか、

宇宙が生まれた時には時間は存在してなかった とか、

そもそも時間なんて存在しないんじゃないか とか、

科学者の中にも色々な説を唱えている方がいらっしゃるらしいです。

 

なんとなく、ビッグバンの時に

時間もはじまったようなイメージを持っていましたが、

そもそも、宇宙が誕生する前にも、

時間は存在していたのでは?

……という説も。

 

それは、ビッグバンの前にも別の宇宙があったから。

 

以前、別の番組を観た時に、

「宇宙の終わり方は悲しいらしいですが……」って記事を書きましたけど、

(だって、宇宙はやがて膨張しきって、

真っ暗になるかバラバラになるかって言うんだもの)

宇宙のはじまりと終わりについて、

また違う説を唱えている方もおられるのですね。

死んでしまった宇宙から、新しい宇宙が生まれるという。

 

なぜ死んでしまった宇宙……無から有が生まれるのか?

 

小さな小さなミクロの世界、

量子力学の世界では、

物質が「ある」「ない」ではなくて、

確率的に存在しているから、

まったく「何も存在していない」という状態もない。

死んでしまった宇宙であっても、

そこから、宇宙が生まれる可能性がある……

……って感じのお話だったと思いますが。

 

そんな小さな小さな物質から、ビッグバンが起きて、

新しく広大な宇宙が生まれる場合があるってこと……?

 

話を聞いても、すごすぎてクラクラしてしまいますが、

でも、私たちの宇宙が膨張しきって、

永遠の暗闇の世界になってしまったとしても、

そこから、また新しく宇宙が生まれる可能性があるのなら、

宇宙の終わりは、必ずしも、悲しくないのかもしれません。

 

うん。難しいことは分からないけど、

そうだったらいいなって、切に思いました。