学生の頃、福祉について勉強していた時期がありました。
当時、周りには「向いていると思う」
「保育園の保母さんになったらいい」など
勧められることもありましたが、
結局、本格的には取り組まず、資格は取りませんでした。
(実習には参加しなかったし)
自分自身は、物心ついた頃から、
「絶対マンガ家か小説家になりたい」と思っていたので。
そのために社会的な人生からは外れてしまったかもしれません。
曲がりなりにも本は出版できたので、一応、悔いはないのですが。
ただ、福祉への関心もなかったわけではありません。
この時に手話を習っていたことが、
のちに要約筆記の活動をした時にも役立ちましたし。
ネットで見て、はじめて知りましたが、
この頃は「介護職員初任者研修」という
介護の初心者向けの制度もあるんですね。
現場が人手不足だとは、よく耳にしますし。
また、福祉の仕事には就かないとしても、
家族の介護をする立場になる可能性もありますしね。
学べるチャンスが増えるというのは良いですよね。
自分も福祉の道に進んでいた方が、
多少なりとも社会の役には立てただろうなとは、
たまに思います……。
ところで、先日、なにかのテレビ番組で
「褥瘡」という字が読めますか?と問題が出ていて、
これは「じょくそう」だと思い出しました。
寝たきりのお年寄りが、ずっと同じ姿勢で寝ていたら
身体の一部に壊死をおこしてしまう「床ずれ」の意味だと……。
習ったのは、もう20年ぐらい前なのに
それを思い出せたということは、
やっぱり、過去の勉強も脳みそのどっかには根づいているんですね。
いや、忘れたことの方がずっと多いんですけども(苦笑)。