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星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

読み継がれてほしい児童文学、「はなはなみんみ物語」

先日図書館に行った時、児童文学コーナーをウロウロしていたら

(「ルドルフとイッパイアッテナ」の続編を探しているのですが、

なぜか2巻目だけが見つからないのです!)

偶然、「はなはなみんみ」シリーズを発見しました。

 

前にも書いたと思いますが、

私にとって、お話を書くきっかけの一つとなった作品です。

「はなはなみんみ物語」

「ゆらぎの詩の物語」

「よみがえる魔法の物語」の三部作。

作者はわたりむつこさんです。

 

小学生の時から、もう数えきれないくらい何度も読み返した作品ですが、

そこにあった本を手に取ったのは、私の知らない装丁だったからでした。

 

あとがきを見てみると、

「長い間リブリオ出版から出版されてまいりましたが、

この度、岩崎書店に引き継がれることになりました」

……と、あります。

 

 

この物語、登場するのは小人たち……なので、

一見、メルヘンチックなお話かと思いますが、

実は彼らは、昔起こった「小人大戦争」のわずかな生き残り。

優しげな筆致で丁寧に綴られる物語でありながら、

過去の戦争での過ち、自然との闘いなど、厳しい現実が描かれていて。

それでも、未来に希望を抱き続ける大切さが

テーマとして込められた作品です。

 

「あとがき」を読んで、

作者のわたりむつこさん自身の戦争体験や、

その中で育まれた「小さい人たち」の空想があったことを

はじめて知りました。

 

 

前に、この物語を読み返した後、

インターネットで書評を見てみると、

子どもの頃に読んで、数年に一度読み返しているという方が

何人もいらっしゃることを知りました。

私と同じだ、と思って、嬉しくなりました。

 

……あと、主人公のはなはなと、くりなのカップルより

みんみと、ゆたのカップルが好きだって声が多いように感じました。

うん、それも、私も同じです(笑)

 

 

この物語の出版が続けられていくことを、とても嬉しく思いました。

これからの未来を生きていく子どもたちにも、

いつまでも読み継がれていってほしい名作だと思います。