これは以前、母が買ってきました。
目を良くするための本です。
「28のすごい写真」とありますが、
見開き2ページで掲載されている
視力回復のための、いろいろな写真を、
1日1枚、1分ずつ見て行くことになっています。
7日×4で、4週間のサイクルになりますね。
その28枚の写真が、実にバラエティ豊かなのです。
「遠くの山を見ると、目が良くなる」とは、
聞いたことがありますが……。
実際、そういう写真もあります。
きれいな自然の風景の写真を、
1分のあいだ繰り返して、遠くを見たり、近くを見たり。
……平面の写真なのに、
目の筋肉を動かせば、
実際の遠くの景色を見るのと
同じような効果が得られるのだろうか……と考えると、
少し不思議でした。
また、迷路や間違い探しなど、
ゲーム感覚で楽しめるページも。
目をしっかり動かすということが
大事なのかもしれませんね。
でも、中には、「これ、何の効果があるんだろう」って
よく分からない写真もあったりします。
実は、視力を良くするためには、
目の奥のピントを合わせる筋肉をきたえることと、
「脳内視力」をきたえることがポイントなのだそうです。
ぼんやりして、よく見えないものを想像しながら見ることで、
脳が見えにくいものを補完してくれるとか……。
……私たちが物を見る時は、
眼球だけで見ているのではなくて、
視神経が脳につながっているおかげで
周囲の世界を認識できているんですよね。
当たり前のように思っていても、
物が見えるってことは、
ただ、それだけで面白いことなんだなぁと
考えさせられた本でした。
……私自身はこの本、毎日は見ていませんが(笑)
パソコンを長時間使って、目が疲れた時などに見てます。
最初、28枚の写真×3周ぐらいは毎日見てたんですが。。。
そもそも私、視力には今のところ、ほとんど不自由していないですし。
でも、見続けると、目がスッキリしてくる感覚はありました。
長時間パソコンで文章を書くことが多いので、
目は大事にしたいものです。
なお、この本を買ってきた母は、
もう高齢者ですが、老眼ではないそうで、
(たまに老眼にならない人がいるらしいですね)
パソコン等も使わないので……
結局、この本、私がもらうことになりました(笑)
……目が良いのなら、
なんで目を良くするための本買ったんだよ、と
ちょっぴりツッコミたい気もしましたけど。
脳にとって大事なのは、きっと面白そうなことに
好奇心を持つことなのでしょう。うん。
同じ人生なら、当たり前に見えるものの中にも
面白いことをたくさん見つけられた方が得ですね。