星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

エジソンのライバル? ソラール「二コラ・テスラ展」のお話。(その2)

会場では、二コラ・テスラ博物館の

貴重な所蔵品が展示されていました。 

 

 

こちらは最良の発明といわれる、テスラ・コイルです。

高電圧と高周波電流を生み出すことができるそうです。

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ソラールの職員さんによる実験では、

100万ボルトもの高電圧が発生されて

暗闇の中でバチバチ放電していました。

(200万ボルトでも出せるそうですが

やはり最大出力だと危険……ですよね……)

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実験で、職員さんや、志願したお客さんが

テスラ・コイルに向けて蛍光灯をかざすと

光がともったり。

 

さらに、どういう仕組みなのか、

このテスラ・コイル、現在のコンピューターの技術だと

音楽を流すこともできるんですって。

 

実際に流していただきましたが、

迫力のサウンドに、空中にバチバチ光る放電に、

音楽に合わせて明滅する蛍光灯の光……

なんとも不思議な空間でした^^;

 

 

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この装置は、銀色の板を踏み台にして、

機械に電気を流すと、足元がブルブル振動します。

私も体験させていただきました。

ほかのお客さんがおっしゃっていましたけど、

船の上でエンジンの振動を感じているような乗り心地です。

 

……二コラ・テスラは、

発明家としてニューヨークに渡り、

社交界の一員になったため

作家のマーク・トウェインとも親交があったそうです。

(「トム・ソーヤーの冒険」の作者ですよね)

 

この振動する装置、マーク・トウェインのお気に入りだったとか。

1日中でも乗っていたかったそうです。

 

これと同じ機械にマーク・トウェインも乗ったと思えば

なんだか感慨深かったですね。

……もしかして、偉大な作家さんだったから、

机仕事にかかりきりで、肩凝りや腰痛に悩んでいたのかしら?

当時はマッサージ機のようなマシンはなかったかもしれないし、

振動のブルブルが患部に効いたのかな~(※勝手な想像)

 

 

まだまだ書ききれないので

次の記事に続きますー。