※銀英伝の感想ですけど、
あまり小説自体の感想ではありません。
久しぶりに読み返してみて、
昔はあまり印象に残らなかったところで
心に刺さるところが多々ありました。
でも、それは置いておいて、
久しぶりに読み返した小説や漫画って、
昔は自分より年上だった登場人物が
気がつけば、ずっと年下になっていて
ちょっとショック受けたことないですか?^^;(笑)
主人公の1人、ラインハルトなんて
20代前半で宇宙を制覇しているんだもんな……。
私、最初は10代の時に読んだので、
20代って大人だ、という認識だったと思います。
少なくとも当時は、まったく年齢に対する感覚が違ったはず。
それから○●年過ぎてしまった今読み返すと、
ラインハルト20代ですごすぎる!って思ってしまいました。
ところで、人類が宇宙に進出した遠い未来の話ですが、
読んでいて、未来の世界という感じがしないのですよね。
舞台となる国のひとつが貴族社会で中世っぽく感じるのと、
携帯電話のような機器が出てこないせいかと。
それもそのはず、この物語が書かれたのは
携帯電話が普及するよりも前ですもんね……。
でも、かえって良かったのではないかとも思いました。
ラインハルトがスマホで通話しているのは
やっぱり似合わないですし!
(貴族の金髪美青年が携帯で「もしもし」と言ってるところを
想像いただければ……うん、似合わないでしょ?)
科学技術の変化などは関係なく、
これからも読まれ続けていく名作に違いありません。
なお、登場人物がとても多いので
名前やその人の性格を覚えきれず、
外伝まで読んでも
「この人の名前よく出てた気がするけど、誰だっけ?」
……ということが少なからずありまして^^;
そのため最初の方をまた読み返してみたら、
伏線など色々再発見があり
また2巻まで読み直してしまったという。
嗚呼、エンドレスモードに突入してしまった……。
でも何回読んでも楽しめそうです、本当に。