星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

「星座のはじまり」天文講演会に行ってきました。(その2)

……そういえば、12月の日食の日はやはり雨でした。

全国的に天候が悪かったようなので仕方ないです。

次の日食は今年の6月にあるらしいので

今度こそ負のジンクスを破れますように!

 

 

さて、天文講演会の話に戻ります。

 

星座のはじまりと言えば。

昔読んだ天文学の本を思い出すと、

羊飼いが夜空をながめてつくった、という話を

あちこちで読んだと思うんですよね。

 

ところが、近藤先生の話によると、

本当に羊飼いがつくったのかどうかは

定かではないそうなのです。

 

昔は、真偽の分からない他の本の話を

そっくり参考にして出版されることも多かったので、

そのまま定説になってしまったらしい……。

 

それでは何故星座がつくられたかというと、

為政者が惑星の動きなどを記録するためという

羊飼いに比べればロマンのない話で、

ちょっとショックだったんですけど^^;(笑)

 

 

ショックと言えば。

私が一番好きな星座はオリオン座なのですが、

オリオン座のベテルギウスって、

元のアラビア語の名前が誤って他国に伝わってしまって

本当の名前がなんだったのか分からないようです。

 

ベテルギウスに限った話でもないそうですが。

……当時のアラビア文字の、

正確な発音が後世に伝わらなかったのなら

仕方ない話ですけどね。

 

 

そんなこんなの天文講演会でしたが、

個人的にうれしく思ったのは、

司会の少年君が健在だったことでした。

前回、何歳ぐらい?と気になってしまいましたが

今回は制服だったので中学生だと判明。

 

中学生から天文同好会で活躍されるとは

よほどの宇宙ファンなのでしょうね。

きっと会場中のみなさんも、

彼の将来に期待を寄せたと思います……!