日曜日の夕方、
買い物から帰ってきた私は
笑点を観ていました。
テレビの前にはエアロバイクが置いてあるので
その時、テレビを観ながらペダルをこいでいました。
最近、外出回数を減らしている分
家の中でもちょっとは運動しようと思って。
居間のテレビの隣には
祖母の部屋のドアがあります。
なにげなく、そちらに目を向けたら
世にも恐ろしい光景が目に入りました……!
祖母の部屋の中で
火が燃えているのです。
あわててよく見たら、祖母は、
めらめら火が燃え上がる紙袋を片手に、
動いているのか動いていないのか
分からないほどゆっくりな足取りで
こちらへと歩いて来ていました。
ぎゃあああああ!!!(°д°|||)
心臓止まるかと思いました。
祖母は足が悪くなったので、
最近はとてもゆっくりしか歩くことができません。
でも1秒をあらそう事態でしょコレは!!
早く助けを求めてほしかったですが
祖母の肺活量も落ちているから
たとえ呼ばれていても聞こえなかったかも。。。
恐ろしかったですが、
とっさに祖母から燃える紙袋をひったくり、
(まだ持てる部分があって本当によかった^^;)
ダッシュで台所のシンクにそれを突っ込んで
水道の水をぶっかけて火を消しました!!!
……笑点のある日曜日以外なら
私はその時間、たいてい自分の部屋にいます。
だから、もしも私が笑点を観ていなければ
この出来事に気づかないまま火が燃え移って
手遅れになってしまったかもしれません。
火事をまぬがれたのは笑点のおかげだと思いました。
もしも自分が買い物から
まだ帰っていなかったら……
あるいは、笑点を観ていたとしても
エアロバイクに乗っていなくて
祖母の部屋の中が見えなかったら……
などなど、その日はずっと恐ろしい想像が
頭の中で止まりませんでしたが
言い換えれば、惨事を防げた自分は
超ラッキーだったと思います……!