星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

ガラポン抽選会を英語で説明できますか?(その2)

あれから、ガラポンのアルバイトが

めちゃくちゃ忙しくて更新が遅くなってしまいましたが、

前回の記事の続きです。

 

どうやって、そのピンチを乗り切ったかというと。

そのショッピングセンター内にある

子ども向けの英語教室が、

ちょうど、ガラポン抽選会場のすぐそばの通路で、

夏季キャンペーンの宣伝をされていました。

なので、英語で、どうしても分からない質問をされた時は

スタッフの誰かが、ダッシュで

そこの講師の方を引っ張って来て、

代わりに対応していただきました……!(笑)

 

それでも、中にはどうしても

「補助券が10枚で1回しか引けない」ということを

ご理解いただけない方もいらっしゃったり。

(2人で5枚ずつ持ってきたので、2人とも引かせてほしいとか)

また、私たちのみならず、ショッピングセンター内のテナントでも、

会計の時、店員さんが、ガラポンの補助券を

外国人のお客様に手渡される時、

「What?」と尋ねられて、説明に苦心されたりしていました。

ガラポンって日本独自のものなんですね。

 

そんな風に、大変な体験だったのですが、

本当はちょっぴり楽しい体験もありました。

 

特賞の金色の玉を出した、中国のお客様が、

大当たりの記念写真を撮られるのに、

なぜか対応した私や、賞品を持ってきた事務局の方まで

グループの皆さんと一緒に映ることになったり(笑)

 

それに。

どんなに簡単な英単語であっても、挨拶でも、

通じたら嬉しくなりました。

英語が話せないからこそ、

伝わった時の感動はずっと大きいのですね。

 

海外には縁のない自分にとって、

英語をもっと勉強したい、と強く思ったのははじめてでした。

うん、学生時代は、あくまで机の上の勉強だったから。

伝わる嬉しさや、伝わらない悔しさ、

そうした生の気持ちは、机では学べないもの。

 

どんなに幼稚で下手な英語であっても、

まずは、話そうとする気持ちが1番大事ですよね。

 

 

……まあ、それも1週間くらいの体験だったので、

喉元過ぎれば熱さを忘れる、になっちゃってますが(汗)

たまーにNHKで英語講座を観るようになったのは

この時の体験がきっかけです。

 

そのくらいでは到底、話せるようにはならないとは分かっていますが。

先日の戸田奈津子さんの講演会でも、

切羽詰まった状況に追いつめられなければ

英語を話せるようにはなれないとおっしゃっていましたし……。

 

そういえば、手話も同じだったなと思い出しました。

昔、聴覚障がい者の方に関わるボランティアを長くやっていたので、

その時は多少なりとも、手話の番組を観たりしていましたが、

使う機会がなくなると、勉強もしなくなるという。

 

というわけで(?)、次の記事では

英語と手話の両方にまつわる思い出があったので、

そのお話を書きたいと思います。