星空と、色えんぴつ

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私が断捨離できないモノ。(その1・メンタル編)

部屋を片づけるのが苦手です。

その一因として、

なかなか、モノを捨てられない。

 

本当に必要なモノだけを持ち、要らないモノは手放す。

そんなシンプルライフにできたら、

身も心もすっきり過ごせるだろうな、とは思うのですが。

 

 

モノを捨てると、確かに、

心のどこかがふわっと軽くなるように感じます。

 

自分の部屋にモノを溜めておくということは、

(たとえ、普段は見ない押入れの奥であっても)

自分の心の奥にも、そのモノについてのイメージを

押し込んでおくのと同じことなのかもしれません。

 

心と身体は密接につながっているから、

自覚していないストレスを

本当は身体で感じていることもあります。

そして、心の中と、自分の部屋の中も、

よく似ているように思うのです。

部屋を片づけられないのは、

実は、自分の心を整理できてないということでも

あるんですよね……。

 

必要のないモノを持っておくということは、

自分のニーズがはっきりしないまま

生きていくということにも、つながってしまうのかも。

 

 

捨てないで、とっておいたモノが

役に立った場合も確かにあります。

だけど、ヘタにそういう成功体験があると、

余計に捨てることができなくなるという

悪循環をつくる一因になるのかもしれません。

 

とっておいたモノが役に立ったといっても

得をしたのは数百円か、数千円か……

それほど大きい単位ではないように思います。

 

けど、日々をすっきり過ごしていた方が

もしかしたら、多少は仕事もはかどって、

さらに、よく眠れて、健康にも良いとしたら。

人生をトータルすれば、そちらの方が

経済的にも得かもしれないですよねぇ。

 

 

……なーんて、そういう風に、頭では考えつつも、

やっぱり捨てられないモノもあります。

 

まあ、逆に言えば、

無理に捨てなければならないと

頭で考えて捨てるのも、本当に自分のニーズに沿うのか?と

考えてみても良いんじゃないかと思うのです。

これから先の人生に必要なモノ、そうでないモノを

ゆっくり選んでいくのもアリじゃないかって。

 

そうした選択のひとつひとつが、自分の心を構築していく過程に

つながっていくのかもしれません。

思い出の品を整理したり、これから使うモノかどうか考えたり。

そうやって、持ち物を整理することは、

過去や未来について見つめ直していくことと

決して無関係ではありませんから。