星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

「第二の地球」は銀河系に40億個(!?)もあるらしい。(その1)

前回の記事の続きです。

 

 

2人目の講師は、

自然科学研究機構国立天文台副台長、渡部潤一氏でした。

 

渡部先生には、ユーモアたっぷりの語り口で、

非常にスケールの大きいお話をしていただき、

すごく面白かったです!

 

 

演題は、『続々見つかる「第二の地球」

――地球外生命発見への期待――』でした。

 

宇宙を観測する技術が発展したおかげで、

以前は見つけること自体が難しかった、

ほかの恒星を回っている惑星が、

近年では、続々と発見されているそうです。

 

ちなみに、よその惑星を見つけるのがどれほど難しいかと言うと、

渡部先生いわく、「宇部から、広島の山の上に置いてあるランプの

周りをまわっているショウジョウバエを発見するようなもの」

……だったかな(笑)

まぁ、太陽のような恒星と違って、

地球のような惑星は、自力で発光してるわけじゃないですからねぇ。

 

 

さて、惑星がたくさん見つかってくると、

やはり、次に気になるのは、

その中に果たして生命の存在している惑星はあるのか?

……ということではないでしょうか。

 

地球と太陽の距離が、遠すぎても近すぎても

生命は誕生できなかったのですが、

このように、恒星と惑星の距離がちょうどよく、

生命が生まれる可能性がある領域のことを、

ハビタブルゾーン(生命存在可能領域)というそうです。

 

惑星と恒星の距離が、ハビタブルゾーンであることなど、

生命が誕生する可能性のある……つまり、

「第二の地球」であるかもしれない惑星は、

計算上、私たちの天の川銀河だけでも40億個あるのだとか!

 

なんとも想像がつかない数ですが……。

渡部先生いわく、

「星の数は、『星の数』ほどあるんですよ」(笑)

 

さすがに、生命の誕生する可能性のある惑星が

40億個もあったら、

「地球外生命体がまったく存在していない」という方が、

ずっとおかしい気がしますよね。

 

では、地球外生命体と実際にコンタクトを取るには

どうしたらいいのでしょうか?

 

 

……なかなかブログ更新できていないのに

話題を引っ張ってしまって申し訳ないですが、

続きは、また次の記事で。