この時のソラールの企画は、
国際的に有名な賞を受賞した科学者の研究の紹介ということで、
パネルなどで紹介されていましたが。
……そのほか、イグノーベル賞の紹介も。
ニュースで聞いたことあります。
ユニークな研究に対して贈られる賞ですよね。
このイグノーベル賞、思っていたよりも
日本人が沢山受賞していることに少しびっくりしました。
たとえば、床の上のバナナの皮を人間が踏んだ時の
摩擦の大きさを計測とか……(笑)
バナナの皮を踏んで転ぶって、
ギャグ漫画に出てきそうなシチュエーションですが、
実際にこんな転び方をする人、どのくらいいるのでしょう( ̄∀ ̄)
もしかして、ある意味、
日本人じゃないと思いつかない疑問なんでしょうか……?
ともかく、日常生活では、バナナを食べたら、
皮はきちんとゴミ箱に捨てましょう~。
以前、新聞の地方ニュースのページを見ていたら。
ソラールに通っていたのがきっかけで、科学に興味を持ち、
その道に進んでいった子どもたちがいることが書いてありました。
それは素晴らしいことだし、ほんの少し羨ましい気持ちもあります。
でも、みんながみんな、科学者になれるわけでもないし、
科学者になっても、みんながみんな、
歴史に残る大発見をできるわけじゃない。
求める結果が本当に出るのか分からない中、
限られた人生で、研究を十年、二十年……と続けて行くのは、
並大抵の努力ではないと、パネル展を見ていて感じました。
そうした科学者の道とは程遠い人生を歩んでいても、
科学のワクワク感に、ほんの少しでも触れられることは
ありがたいことだな、と思いながら帰途につきました。