知人に強くおすすめされたことがきっかけで、
ディズニーの実写版アラジン観てきました。
演出がもう「ハチャメチャじゃん!」と
笑ってしまった場面もありましたけど。
クライマックスは涙が止まりませんでした。
「リメンバー・ミー」の時も同じようなことを書きましたが、
ハッピーエンドっていうことは最初から分かっているのに、
それでも紆余曲折の末に感動させる、ということが凄いなぁと。
冒頭に出てくる子どもたちの両親が誰かということも
分かった瞬間、ハッとさせられてしまいました。
そこまで頭が回っていなかったから、分からなかった。。。
でも「なんで涙が出るのか、よく分からないけど、とにかく泣けた」
……という場面も多かった気がします。
こういう感動の仕方って、最強じゃないかと思います、私。
「大切な人との別れ」とか「大切な人の死」とか
そういうシーンって、涙は出るんだけど、
生きている限り、同じような体験はみんなするのだから
感情移入しやすいし、ある意味では泣けて当然かもしれません。
だから、「大切な人の死」がテーマである、
いかにも涙を誘うような映画は、自分はあまり観ないです。
観ると絶対泣けるし、なんか悔しいですから(なんの反抗だ)
とは言え、自分も小説を書く側の立場としては
「泣ける小説」を出版社側から求められたら
いかにも泣けるようなお話を考えなければならない……という
ジレンマにちょっと悩む、この頃だったりします。
……話が「アラジン」からすっかり逸れてしまいました。
ところで、物語はもちろんハッピーエンドなのですけど、
お姫様が、念願かなって次の国王になる場合、
アラジンがそのお姫様と結婚したら。
アラジンが王様になるわけじゃありませんよね。
女性だったら「王妃」になりますけど、
男性の場合なんと呼ぶのでしょう?
野暮だとは思うものの、
そのことが感動のクライマックスの最中に、
頭の片隅でどうしても気になってしまいました。
で、検索してみたところによると、女王の配偶者には
「王配」という呼び方があるのですね。
今後のアラジンも、そう呼ばれるのかもしれません。