さて、「赤い鳥」の復刻版は借りなかったものの。
せっかくの機会だから、
なにも本を借りないのはもったいないです。
そこで、残り時間で、
急いで借りたい本を探すことにしました。
選んだのは、中学生の時に読んだ懐かしい小説と、
川端康成の文章の指南本もあって、
最初はそちらを手に取ったのですが、
高尚すぎて理解できる自信がなかったという。
そういえば昔、「雪国」は読んだことがありますが
私には素晴らしさが分からなかったです……。
文学作品って、なんとなく理解できない側が
悪いような気がしてしまいますけど、
純文学でも児童文学でもラノベでも漫画も映画も芸術作品も、
自分にとって好きなものは好き、分からないものは分からない、
……で良いですよねぇ。私はそう思ってました。
井上ひさしさんの小説は、一時期ハマったことがあって、
大長編の「吉里吉里人」など、何冊か読みました。
だから、私にも読めるかなと思って選んだのですが……。
まだはじめのあたりの部分しか読んでいないですけど、
文章上達の道のためには、やはり、
「名文に触れていく努力も大切なのではないか」とも
考えさせられてしまいました。
分からないなりに読み続けるのも大事だろうか……。
読書の秋だし、この一冊で、
「文章とは何か?」ということについて
あらためて考えてみたいと思います。
ところで先日、ニュースで見たのですが
全国的に、図書館の書庫は、
もう満杯状態、あるいは数年以内に満杯になってしまいそう、
というところが増えてきているそうです。
図書館の場合、税金で本を購入しているので
増えた本をなかなか処分できない、という事情もあるとか。
アナログ人間の私は、紙の本が好きですけど、
確かに、保管のための場所をとってしまうという
デメリットも大きいんですよね……。
うーん、本は次世代に贈る大事な宝物でもあるので、
なんとかならないものでしょうか^^;
まだまだ素敵な本が眠っていそうな書庫でした。
また図書館でのイベントがあれば、
是非入ってみたいものです。
その時には、大事な本を入れるための袋を
ちゃんと用意して行こうと思います!