前回はデフォルト・モード・ネットワークの話を書きましたが
しかし、それでもアイディアが出ない時は出ないですよね!(爆)
目の前のアイディアに必要なヒントが
絶対に、都合よく自分の脳の中に眠っているとは
限らないとも思います( ̄∀ ̄;)
そういう時、次に必要なのは
「長い時間、問題を頭の片隅に置いておく」
ということではないでしょうか。
どうしても出したいアイディアがある時は
誰しも自然にその状態になると思いますが、
頭の片隅で考え続けていると、
日常生活での出来事とか、
たまたま話した誰かからの情報などが、
自分の抱えている課題と、
うまく結びつく場合があるようです。
最近知った話だと。
アンチエイジングにとても有効だと言われる
「プロテオグリカン」という成分がありますが、
サケの鼻軟骨に沢山含まれているのに
長い間、どうやって効率よく抽出すればいいのか
誰にも分からなかったそうです。
それで、ずっと方法を模索していた研究者の方が、
サケの鼻軟骨を酢につけた料理を食べた時に、
酢を使えば、プロテオグリカンが
うまく取り出せるって気づいたのだとか。
その発見のおかげで、
昔は世に出ていなかったプロテオグリカン商品が、
現在では巷に流通するようになったのだそうです。
いつもいつも、このように
ヒントが日常生活に現れてくれるわけでもないですけど、
それが真実、自分にとって大切な使命であれば、
意味のある幸運な偶然の一つぐらい
起こってくれるのではないか……と
信じたいような気がします。