星空と、色えんぴつ

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NHK「みんなのうた」60周年フィナーレ!

楽しみにしていた「みんなのうた」60周年の特別企画も

この3月でついにおしまいです。

60周年フィナーレの番組も放送されました。

 

番組の最後、60年間に放送された歌のタイトルが

すべて一気に字幕で流されたので、

昔観た覚えのある歌がないか、

思わず頑張って目で追ってしまいました。

 

でも、当然ながらタイトル沢山ありすぎて、

あんまり読めませんでしたわ。

私が知っている歌はほんの一部にすぎないということは

実感できた気がします。

 

 

昔懐かしい「みんなのうた」にハマった1年もついに終わりで

寂しくなるなぁと思っていましたが、

4~5月に谷山浩子さんの新曲が流れるということで

また新しい楽しみができました(´∀‵)

 

……でも、谷山さん、

乳がんで治療中だったとのことですが

もうお身体は大丈夫なのでしょうか?

 

みんなのうた」の秘話紹介の番組で

谷山さんの特集回もあったのですけど、

その時も声だけのご出演だったですし。

 

 

そういえば、その特集の時に

谷山さんがとても興味深いお話を

語ってくださっていました。

 

歌をつくる時、頭でこね回して考えるのではなくて

自分の外側に存在する、「もっと大きなわたし」が書いた歌が

多くの人に共感してもらえる作品になる

――という内容だったと思います。

 

私のような元無名小説家が

共感するのもおこがましいとは思いますが、

もっとも好評だった自分のデビュー作は、

一体どうやってそれを書けたのか

我ながらまったく分からないのですから。

 

だからこそ、同じような作品をまた書くことを

担当さんにいくら期待されても、

さっぱり上手くいかなかったことが

行き詰まった要因の一つであることは間違いないでしょうな。

 

どういう感じの作品にしよう!と意識しても

それこそ、ただ頭でこねくり回したアイディアでは

あまり面白い企画にならなかったですし、

イメージに任せると、まったく別物のストーリーになってしまうし。

……いや、単に商業的センスがなかったのも大いにありますけど。

 

歌であれ小説であれ何であれ、

商業の世界で生き残るということは本当に大変ですよね。

 

あの「花さかニャンコ」を

歌として普通すぎるのではないかとご心配されたという

谷山さんの感性には、なんというか当然ですが

足元にも及ばないです。

 

とにかく今は新曲楽しみに待ってます!