昨年１１月に「すずめの戸締まり」を観てきました。
そのうち感想を書こうと思っているうちに
気づいたら、もう２月に入ってしまいました。
もちろん、とても面白かったという
月並みな感想はおぼえていますが、
さすがにもう記憶が
薄れてしまったじゃないですか（￣∀￣;）
……ただ、印象に残っているのは
映画館の入り口のポスターで
お知らせされていたことです。
そうですよね。
山口には地震が少ないですし、
いまだに震度4より大きな揺れは
経験したことがないですが、
実際に地震による被災を経験して
重い心の傷を抱えている方は
全国各地にいらっしゃるでしょう。
フラッシュバックの危険が
ともなうこともあると思います。
そうした経験があるか、ないかで
この映画を観る時の気持ちって
きっと全然違うんだろうなあ……とは
考えさせられずにはいられませんでした。
ところで、まったく話が変わってしまいますが、
「すずめの戸締まり」の上映記念として、
新海誠監督の以前の作品、
「君の名は。」や「天気の子」が
テレビで放送されているのも
観たのですけれど。
私はどっちかというと
「天気の子」の方が良かった印象でしたが、
あらためて観てみたら、
「君の名は。」も面白いですね……。
……あれ？
よく思い出してみると、
「君の名は。」を観た頃の時期って、
多分、小説のプロットが通らなくて
それで頭がいっぱいだった時期ではなかったかと。
だから、映画を観ていても、
どう創作の参考にするかとか、
作品と関係ない雑念とか妄想がわきすぎて、
あんまりエンタメとして
楽しめなかったような気がします。
（妄想で思考が脇道にそれるのは
いつものことですけど……）
純粋にエンタメを楽しみたいなら
小説家なんてやってない方が
いいのかもしれません（；ω；）
別に小説を書くことを
諦めるわけではないんですが、
なんか、心からそう思いました……。
まぁ、人間は忘却する生き物だから、
その時には楽しめなくても、
またチャンスがやってくることもありますよね。
「すずめの戸締まり」も
また忘れた頃に観てみたいです。
山口にも大きな影響はあると思われるので、
……そのことは忘れてはならないですが。
