星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

「わたしと宇宙展」に行ってきました。

わたしと宇宙展―奇跡の地球(ほし)に生きる―」というイベントが
今、北九州市で開催されているので、観に行ってきました。

ISS(国際宇宙ステーション)から見た地球や、
月から見た(日の出、日の入りならぬ)地球の出、地球の入りの様子など、
大画面で貴重な映像を観ることができました。

地球の青い色って、とても神秘的ですよね。
宇宙から実際に撮影されたものだと思うと、
なおさらそう感じ入ってしまいます。
人の流れがなければ(お客さん多かったです)
何度も映像を繰り返し見ていたいくらいでした。

「奇跡の惑星」がテーマですけど、
確かに、地球と太陽の距離がこれ以上近すぎても、遠すぎても
地球で生命が進化できなかったというのは、よく聞く話です。
でも、それだけではなく、

・もし月がなければ地球の地軸は安定せず、
気候が極端に揺れ動いていた。
また地球の自転周期が早すぎて強風が吹き荒れていただろう。
木星のような大きな惑星があったおかげで
多くの隕石が、そちらの引力に引っ張られてくれて、
地球に降ってくる隕石の数が軽減された。
・太陽がもっと大きな恒星だったら、星としての寿命が短かったため
地球の生命が数十億年もかけて進化することはできなかった……

など、様々な要因があったおかげで、
地球の環境が守られていたのだということを勉強できました。

宇宙のことを考えていると、日常の悩みとか、
なんてちっぽけなんだろうと感じます。
たまには、そうやって視点を変える時間を持つことも大事ですよね。

このイベントは、入場無料である上に
今後も全国各地で開催されるようなので、
ご関心のある方は、お近くで開催されていたら
足を運ばれてみるのもいいかもしれません。