星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

中垣哲也さんのオーロラ上映会に行ってきました。(その1)

宇部市の勤労青少年会館内のうべプラネタリウムで、

オーロラ上映会が開催されるというので、行ってきました。

主催は宇部天文同好会です。

 

自分はかなり久しぶりに行きましたが、

歴史あるプラネタリウムだそうで、

宇部出身の映画監督、庵野秀明さんが、子どもの頃

何度も通っていたと聞いたこともあります。

 

で、今回の企画ですが、

オーロラ写真家・メッセンジャーである中垣哲也さんのトークと、

プラネタリウムで上映されるオーロラの映像を鑑賞するという

なんとも素敵なイベントでした。

 

中垣さんは2002年に起きた「オーロラ爆発」という現象に

カナダで遭遇し、その光景に魅せられました。

現在は、1年の3分の1は極北で取材活動をされていて、

日本では各地の学校や、病院などで、

オーロラの素晴らしい光景を映像や講演などを通じ、伝えているそうです。

 

先に書いてしまいますが、

8日~10日は福岡・佐賀・長崎と回られるそうなので、

もしも、その方面で、ご興味のある方がいらっしゃったら、

中垣さんのウェブサイトでお知らせされているので

チェックしてみてはいかがでしょうか。

(まだ間に合うと良いのですが……)

 

www.aurora-dance.com

 

オーロラというと、色とりどりのイメージがありますが、

プラネタリウムの天井に映されたオーロラは、白っぽかったです。

人間の目はあまり暗闇で色が判別できるようにはなっていないので、

実際にはそう見える、とのことでした。

一般のイメージであるオーロラの映像は、色味を強調しているそうで、

本当はぼんやり見えるものなんですね。

疑似体験とはいえ、貴重な経験をさせていただきました。

 

ほかにも色々面白いお話をお聴きしましたが、

記事が長くなってしまいそうなので、続きはまた明日書きたいと思います。

UBEビエンナーレと、さぼてんのソフトクリーム

宇部市のときわ公園の、ときわ湖水ホールで開催されている

「第27回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)応募作品展」に

行ってきました。

 

宇部市は、ときわ公園内はもちろん、市役所や図書館など

市内の各所に野外彫刻を点々と置いているなど、

彫刻に力を入れているまちです。

UBEビエンナーレでは、2年に1回、彫刻展を開催しています。

日本だけではなく海外からも応募されるコンテストで、

国際的に見ても、彫刻展としての歴史は古いそうです。

 

ただ、今年は実際の彫刻展の年ではありません。

会場に展示されていたのは、応募作として寄せられた彫刻の模型です。

……そりゃ、少なくない制作費がかかるんだから、いきなり本物は創れませんよね。

入選作品だけではなく、選外作品も一堂に見ることができましたが、

実際の彫刻として制作されるのは、入選した中でも選ばれた作品のみです。

 

彫刻というと難しいイメージですし、作者による解説を読むと難解なんですが、

そんな一般人である私にとっても、面白い作品は少なくありません。

これまでも、木で作った大きなバスとか、風で巨大な羽根が動くものとか

内部に入ることができたり、鏡になっていたり……

UBEビエンナーレでは、ユニークな体験をさせてくれる彫刻に色々出会えました。

 

今回の模型展でも、実際に彫刻として巨大化したところを見てみたい!

……と思える素敵な作品がありました。

応募作品展は11月3日までなので、

今日でもう終わってしまいましたが、来年が楽しみです。

 

 

ところで、ときわ公園には熱帯植物と彫刻を展示している

「ときわミュージアム」という施設もあって、

そのためか、公園内の「あんみつ姫」という甘味処で

さぼてんのソフトクリームなるものを食べることができます。

f:id:haruara18:20161103193927j:plain

 味は……なんだかメロン味っぽいです。

植物特有の苦みもありますが、おいしかったですよ。

本当にさぼてんが入ってるのか、お店の人に聞いてみたらよかったな。

スケッチ&散歩♪

つい忘れてしまったり、先延ばししてしまったりして、

あいかわらず、絵の練習をする時間が取れないので、

どうしたらいいか考えてまして……。

 

自分はお散歩が趣味なので、

(そりゃもう、ぼーっと1時間くらい歩き続けるくらいには)

じゃあ、お散歩の時にミニスケッチブックを持って行けばどうだろうと

思い立ちました。

 

今は気候もいいですし、

お気に入りの場所で描くのは、ちょっと楽しそうですし。

 

で、用意したものです。

f:id:haruara18:20161027181129j:plain

ちなみにペットボトルについている鉛筆型の物体は、鉛筆削りです。

削りかすがペットボトルの中に落ちる仕組みになっています。

去年だったかな、文房具屋さんで福袋を買った時に入っていました。

 

スケッチと言っても、絵の具を持って行こうとすると準備も大変ですが、

(ちなみに昔、道端で絵の具など道具を広げて描いていて

学校帰りの小学生たちにじろじろ見られた経験あり。。。)

鉛筆なら気軽に持ち運べるかなと。

 

実際描いてみると、

鉛筆の粉で手が黒く汚れてしまうので

ウエットティッシュなんかも持って行った方がいいかも。

……と思いながら、いつも忘れて出かけちゃうんですが。

 

せっかくなので習作1枚目をアップします。

ちょっとずつ描いていたので、お散歩3回分でできました。

f:id:haruara18:20161027181226j:plain

よく休憩するあずまやの、すぐ前にあった樹です。

 

実際描いてみると、枝分かれの様子や、小枝に固いつぼみがあることなど、

実物の樹を見てみないと分からないことが発見できました。

(発見できただけで描けてはいないんですけど)

 

うん……前にヌードデッサンの思い出の話の記事を書いたけど、

ヌードは、さすがに誰かに「描きたいから脱いで!」なんて

お願いするわけにもいかないですが(笑)

樹は、いつでもそこでじっとしていてくれるから有難いなぁ。

 

ところで、今日こそ最初のスケッチを仕上げようと思って描いていたら、

もう10月も終わるというのに、蚊にいくつも刺されてしまい

早々に退散してしまいました。かゆかったー。

 

もちろん、そんなことで、

思い通りに描けなかった言い訳をしたいんじゃないですけど、

今度から、ムヒも持って行った方がいいのかしら(^^;)

 

まあ、それはともかく、この方法なら少しでも絵を描けるので

冬になって寒くなるまではスケッチ&散歩、続けたいです。

「ふしぎな無限」の話。

「数学にときめく ふしぎな無限 インターネットから飛び出した数学課外授業」

(e‐教室/編 新井紀子/監修 講談社刊)

……という本を読みました。

 

インターネットで、小学生から高校生の子どもたちが

無料で利用できる、学びのためのホームページから生まれた本のようです。

数学以外にも、いろいろな勉強ができるようですが、

この本の大きなテーマは「無限」という概念のもつ不思議な性質について、でした。

 

数学なんて、基本的には学生の頃からご無沙汰ですから、

方程式とか、どうしても分からない部分は飛ばして読んでしまいましたが、

(注・学生の時にも必ずしも分かっていたとは限らない)

それでも、この本、とても面白かったです。

 

たとえば、1を3で割ったら、0.33333……と

小数点以下、無限に3が連なる数字ができちゃいますよね。

では、0.999999……と永遠に続く数があったとして、

この数は、「1と等しいか? 1より少ないか?」という議論で

子どもたちが自由に意見を出し合っていて。

(小学生の子でも、驚くほど鋭い意見を出していたり……)

 

私が小学生の頃に読んだ算数系の本でも、

同じような問題提起がされているのを読んだことがあります。

本のタイトルは覚えていませんが、そこで書かれていたのは。

 

永遠に続く小数の「0.333333……」も、分数の「3分の1」も、

どちらも1を3で割った数だから、等しい数であるはずです。

そして、この両方に3を掛けると

前者は「0.999999……」になり、後者は「1」になるので、

この2つは同じ数ではないか? という。

 

が、この本では子どもたちの数々の柔軟なアイディアと、

さらに、「そっちから来るんだ!」というような先生方の鋭い指摘で、

数学って答えは1つであっても、そこに至る考え方の道筋は色々あるのだと

教えてもらったような気がしました。

上の議論も、最終的には先生が解説してくれていましたが

(両者は「同じ」数字と言えば「同じ」なようですが、

そんなに単純な答えでもなかった)

おかげで私の小学生以来の疑問は解けたような、……でも少し、疑問が残るような。

 

うん、この、なんだか納得が行かないような感じが

「無限」の特性なのかもしれません。

 

たとえば、「自然数」(ゼロとマイナスの数を除く整数。1、2、3、4……)と

「偶数(2、4、6、8……)」と「奇数(1,3,5,7……)」では、

自然数は、偶数と奇数より沢山あるように思いますよね。

有限の世界では確かに、偶数・奇数の個数はどちらも自然数の半分となるはずです。

 

が、「無限」の世界だと、「自然数」も「偶数」も「奇数」も、

全部が無限個だから、どれも個数は変わらない(??)という事態に

なってしまう……ようなのです。

 

うーん、分かんなくて、頭の中がぐるぐるしちゃう感じです。

でも、こういう不思議な「分かんない感」は、決して嫌いではありません。

だから、たまには、こういう本も読みたくなるんですが……。

 

ただ、分かんない数式を見ることで、頭の中がぐるぐるしちゃう感じは

どうしても好きにはなれないです(笑)。

いいんだ、もう。面白いと思ったら、それでいいじゃん(^^)

「ルドルフとイッパイアッテナ」と、うちの猫の話。

このブログを書きはじめるより前でしたが、

8月に「ルドルフとイッパイアッテナ」という映画を観ました。

小学生の時に好きだった児童文学なので、

すっかり懐かしくなってしまって……。

 

それで、先日図書館に行ったとき、

原作の本を見つけて、借りてきました。

(「ルドルフとイッパイアッテナ」斎藤洋/作 杉浦繁茂/絵 講談社刊)

 

ひょんなことから東京に流れ着いて、

野良猫生活をすることになった、元飼い猫の黒猫のルドルフと、

文字の読み書きができるボス猫のイッパイアッテナのお話ですが、

いや~、細かい筋は忘れていましたけど、

大人になってから読んでも、じゅうぶん面白いです。

児童文学あなどれません。

 

 

ところで「イッパイアッテナ」とは変わった名前ですけど、

これは、くだんのボス猫が、ルドルフに出会った時に

「おれの名前はいっぱいあってな」と言ったのを

ルドルフがそういう名前だと勘違いしてしまったからで……。

 

確かに、猫があちこちに餌をもらいに回っていると

いろんな人から、いろんな名前をつけられちゃいますよね。

 

うちの庭にも、よく、よその猫が来ますが

そいつは丸々と太った飼い猫で。

よその家にまで餌をたかりに来る必要とか、

別にないんじゃないかと思うんですが……。

 

うちの母はそいつをボンレスハムと呼んでいます。

(確かに、体型がそんな感じ^^;)

 

本名はなんというか知りませんが、

よそでそんな名前をつけられているとは、飼い主も思わないでしょうね。

 

 

ところで、我が家にも飼い猫がいます。

ルドルフと同じく、黒猫です。

 

「ルドルフとイッパイアッテナ」を観た時、

CGで表現されているルドルフの毛並みが

うちの猫のものにそっくりな質感を出して、

最近のCG技術に「おおっ」と思いましたよ。

 

 

なんだか、猫つながりで、

すっかりとりとめのない記事になってしまいましたが、

原作が面白くて一気に読んでしまったので、

機会があったら続きのお話も読みたいなと思っているところです。

「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」に行ってきました。(その2)

昨日の記事の続きです。

前述した通り、ほとんど余談(というか雑談)なのですが。

 

下関市立美術館に行くのは、久しぶりでした。

はるかな昔の記憶で、

「確か、長府駅の前の大きな道路を、右にまっすぐ歩いて行けば

いくらか距離はあるけど、辿り着いたはず」と思っていました。

で、深く考えず、バスにも乗らないで歩きだしたんですが。

ぼーっと歩いてたら、到着まで1時間くらいかかってしまったようで、

我ながら、びっくりです(ぼーっとしすぎだろ)。

なんか……若かりし頃には、1時間の徒歩は

「いくらか距離がある」くらいの認識で済むものだったんだろうか??

あまり、昔の記憶を信じちゃいけないなと思いました(汗)

 

おかげで現地に到着した時には、すでに疲れてしまい……。

歩きとおした達成感はあったけど、そんなことのために行ったんじゃないよ!

美術館自体が、けっこう中で歩き回るものですからね。

最後には疲れのせいで、鑑賞の集中力が欠けてしまったし。

完全に自業自得でした、ハイ。

 

 

ところでエドワード・ゴーリー

作家のよしもとばなな、「ムーミン」のトーベ・ヤンソンなど

多くの著名人をはじめ、沢山のファンを持つ作家さんだそうです。

 

ムーミン」にしても、そういえば原作は、

物語も、線画のイラストも、なにか不安になる感じがありましたが、

(有名なニョロニョロだって、じゅうぶん不気味なヤツだと思いません?)

そこがなぜか魅力的だったりするよなあ、と思い出しました。

それにはゴーリーの影響もあったのでしょうか。

あまり児童文学(子ども向け)という感じではない、

少し、ぞっとするようなお話もあったと思います。

もちろん、ゴーリーの作品ほどではないですけど……。

 

ともあれ、まだまだ知らない作家さんが多いので、

いろんな作品の世界に、これからも触れられたらな、と

あらためて思いました。

「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」に行ってきました。(その1)

下関市立美術館で開催されている、

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」という

展覧会に行ってきました。

 

エドワード・ゴーリーという方は

絵本作家だそうですが、私は寡聞にして知りませんでした。

でも、広告にあったイラストの、ナニか不気味で、

独特なタッチが気になってしまい……。

久しぶりに美術館に行ってみようと思ったのです。

 

絵本作家という言葉から連想される、

ほのぼのとした温かな雰囲気とは、

対極のイメージを持つ作品を創られる方でした。

 

ペンとインクで、黒っぽいほど細密に描かれる世界は、

シュールで、不気味で、不安がわいてくるものです。

 

実際、エドワード・ゴーリー本人も

「私の使命は、人をできるだけ不安にさせること」と語っていたそうですから。

 

絵本に登場する子どもたち(大人も)は、

次々と災難に遭い、死んでしまうことも少なくありません。

主人公の少女が、最初から最後まで、ひたすら悲惨な目に遭い続ける作品もあります。

その絵本のカバー折り返しのところには「悪趣味すれすれ」と書いてあったけど、

実際、これは悪趣味じゃないだろうかとツッコみたくなってしまいました。

 

……でも、なぜか、その不安は居心地の悪いものではないのですね。

 

独特な世界観なのに、それと同時に。

昔、見たかもしれない怖い夢とか、

いつか心の奥に落ちたことがあるけど、言葉にならなかった影のような感覚を

すくいあげて、具象化して目の前に見せてもらっているような、

懐かしさと奇妙な安心感をともなう「不安」がそこにありました。

 

だから、熱狂的なファンが多いというのも頷けてしまいました。

こんな不思議な感覚、この作家さんの作品じゃないと味わえないと思います。

 

また、ご自身の絵本執筆だけでなく、

精力的にさまざまな仕事をされていたとのことで、

ミュージカル「キャッツ」の原作となった本につけた挿絵など

色々な作品の貴重な原画を観ることができました。

 

すごい世界に触れたなーという気持ちで

美術館をあとにすることができました。

開催は10月23日までなので、あと1週間ほどしかありませんけど、

一見の価値はある展覧会ではないかと、私は思います。

 

ところで、わりとしょうもない余談など、

まだ書きたいことがあるので、この記事は明日に続きまーす……。

「クリスタルフルート」の話。

今日はうちにある、ちょっと変わった楽器の紹介をします。

先に書いておきますが、演奏はうまくできないんですけど(笑)

 

「クリスタルフルート」というガラスの横笛です。

以前、別の楽器を習っていた時に、先生に勧められて購入しました。

f:id:haruara18:20161013144636j:plain

先生が吹いていた時は、本当にガラスのように澄んだ音が、

綺麗に響いていたのですが……(音色にビブラートまでかかっていたし)。

 

たまに練習しても、一応音は出るものの、すぐに苦しくなってしまいます。

吹き方が上手くできていないから、必要以上に息を吹き込みすぎている、

というところは分かるのですが。。。

こればかりは頭で分かるのではなく、体感で会得しないとなあ。

(……というか、「たまに練習する」くらいでは

どんな楽器だって、やすやすとは上達できないと思いますが)

 

なお、私がこのクリスタルフルートを購入した時、

母と祖母もほしいと言い出して、

それぞれ別々の絵柄のついたものを買っていましたが……。

f:id:haruara18:20161013144727j:plain

画像の下側の笛は母のものです。

祖母は百合の絵柄のついた笛を選んでいましたが、

結局、指がつってしまうので吹けないと、

東京の妹が帰省してきた時に、自分のものをゆずったのでした。

 

私は当初、なかなか音が出なくて苦心してたのに

妹はいきなり、音階を吹けるようになっていたので、

今頃、私よりよっぽど上手くなっているかもしれない……。

私の先生も「いきなり音階が吹けるなんて許せない」と言ってましたが(笑)

 

 ちなみに、なんで私が赤い薔薇の絵柄を選んだかというと、その先生に

「あんた地味だから、笛くらい派手なのを選びなさい」と

言われちゃったからです。

 

どうせ地味な女ですよーだ!(笑)

  

そんなこんなのクリスタルフルートですが、ガラスだけあって、

お手入れもじゃぶじゃぶ水で洗うだけでいいという手軽さだし。

気長に諦めずに練習していきたいものです。

 

……あ、クリスタルフルートの前に習っていた楽器の方ですが、

こちらもちょっと変わった楽器なので、紹介したい気もしますが……

なにしろ、ずっと蓋を開けていないので、触れるのが怖いんですよね(え?)

いつか、その勇気が出たら、書いてみるかもしれません……。

「マインドフルネス」について考えてみる。

しばらく前ですが、母が見ていた「ためしてガッテン」で
瞑想パワーの特集をされていて、
「マインドフルネス」について取り上げられていたのが
個人的にちょっと嬉しくなりました。

マインドフルネスについては、たまたま、以前から知っていたので。
自分はメンタルが弱い方だから、
できる時には生活の中で実践するように
……努力はしています(どれだけできてるかは、ともかく)。


マインドフルネスとは、英語で「気づき」という意味で
日本の禅の考え方を取り入れたプログラム。
「今」に注意を向けることを重んじて、
呼吸に集中したり、自分の身体の感覚に注意を向けたりします。

リラックスできたり、脳にも良い効果があったりするようです。

その人の性格などにも左右されるかもしれませんが
人は、無意識のうちに、
一日の考えの多くを、過去の後悔や、将来への不安で
占めてしまっているとのこと。

それで疲れてしまっていたら、
今起こっている良いこと、今恵まれていることにも
気づかずにどんどん時だけが過ぎていっちゃいますよね。
それでは、「いい人生」から、ますます遠ざかってしまうから、
今に焦点を当てることが大事……なんだと思います。

たまたま本屋でも、マインドフルネスについての本を見かけましたが
マインドフルネスは精神医療の現場でも取り入れられているほか、
大きな企業で社員さんたちが実践しているところもあるようです。
これからもっと色々な現場で広がるかもしれませんね。


ちなみに「ためしてガッテン」の番組中では
「実際に3分間瞑想をしてみましょう」というコーナーがあり、
その時間、ほとんど画面に変化はないので
「放送事故ではありません」とナレーションでおっしゃってて
……なんか、笑っちゃいました。

笑ってたら瞑想できないけど、本当に放送事故だと思う人がいても大変かあ……。

まあ、確かにテレビ番組で3分間ほとんど動きがない状況というのは
普通なら、ありえないですからね。
そうしたことにも象徴されるように、
私たちは常に刺激され続けることが当たり前の生活をしているのですが、
だからこそ、自分の時間の中で、自分の心や身体の感覚と
向き合う時間も、大切ではないかと思いました。

「ねこカップ」の残念な思い出。

以前、東京在住の妹が送ってくれたクッキーです。

「ぶらさがりネコクッキー ねこカップ」とあります。

妹の旦那さんが、軽井沢でお土産に買ってきてくれたそうです。

(箱も可愛いので、捨てられずにお菓子入れにしております)

f:id:haruara18:20161007154205j:plain

ふたのイラストの通り、ネコのクッキーが

カップの縁にぶらさがるという仕様です。

ティータイムが楽しくなりそうですね!

私たち家族は(妹夫婦も)みんな猫好きなので、

この可愛らしさはたまりませんでした。

 

……で、食べようとして、楽しみに開封した時。

クッキー、みんな割れてました。

内袋から出すネコたち、みんな胴体から

ぱっくり2分割(;_;)うわあああ!

送られてくる途中で何かあったのでしょうか。

 

普通のクッキーであれば、

「別に、お客さんに出すわけでもないし

自分たちが食べる分には味も変わらないし、いいじゃん」と

思いますけど……。

せっかくのぶらさがりクッキーなのに、

割れてたら、カップにぶらさげられないじゃないですか……。

 

なお、12枚入りだったんですが、

最後になって、やっと無事だったクッキーを1枚だけ発見。

やっと念願通りカップにぶらさげることができました。

f:id:haruara18:20161007154311j:plain

食べちゃうのが、すごくもったいなかったです。

(なにしろ貴重な12分の1だもの)

 

……と、少々残念な思い出にはなってしまいましたが、

味は普通においしかったし、

可愛いクッキーをくれた妹と旦那さん、どうもありがとう。

ベテルギウス、爆発してください。

オリオン座といえば、基本的に冬の星座ですが……。

先日、眠れなくて、夜1時半頃でしたか、
窓の外を見たら、東の空の低い位置にオリオン座がかかっていました。
久しぶりに見たし、自分の分かる星座の中では1番好きなので、
やたらテンションが上がりました!
おかげで余計寝られなくなったかもしれませんが。

冬の星座といっても、星空は一晩中回ってるんだから
夏だって明け方にオリオン座が見えることもありますもの。
(夜明け前に、反対の季節の星座を眺めるのは、
星好きとして、無性にぞくぞくしてしまいます)


……それにしても。
星をきれいに撮影できるような良いカメラなんて持ってないから、
画像を撮れなかったのが残念ですが、
地平線に近い位置に知っている星座があると、
でっかく見えてびっくりします。

太陽や月も地平線近くにあると大きく見えますが、
それは、大きさを比較できるもの(地上のもの)が
近くにあるために起こる目の錯覚で、
実際の大きさは空高くにある時とかわらないそうですね。


ところでオリオン座と言えば、
有名な三つ星の周りを、四つの星が長方形のように囲っていますが、
その周りの星のひとつ、ベテルギウスが、もうすぐ寿命を迎え、
超新星爆発を起こすそうです。

まあ、天文学での「もうすぐ」は
明日なのか1万年後なのか分からないって
NHKの「サイエンスZERO」で言ってましたけど……(笑)
さすが天文学、スケールが違うわ。

ベテルギウス超新星爆発が起こったら、
3か月、昼間の空でも見えるくらい、強く輝き続けるらしいです。
2~3日は夜も明るいほどの光だという話も聞きました。
本当なら、すごく観てみたい。

まあ、それから数年かけて、だんだん光が見えなくなっていくそうで、
大好きなオリオン座の形が欠けてしまうのは寂しいんですが……。
それを差し引いたとしても、
是非、自分の生きている間に起こってほしい天文ショーです。

オリオン座が見えるたびに、そんな願いをかけてしまいますが、
「星に願いを」というと、いかにもロマンチックなのに、
そのお星さまへの願い事が
「爆発してください」
というのは、少しいかがなものかと思わなくもありません。

でも、今シーズンも、夜空に三つ星を見つけるたびに、
願い続けちゃうんでしょうけど……ハイ。

「グランドイリュージョン2」を観てきました

昨日、「グランドイリュージョン 見破られたトリック」という
映画を観てきました。

この映画はシリーズ2作目らしく、前作は観ていないのですが
ハリーポッター役だったダニエル・ラドクリフさんが
悪役として出演されるというところで気になって……。
ハリーポッターのシリーズはずっと映画館で観てましたし。

ただ最近ちょっと忙しめだったので、そのうち行こうと
のんきにかまえていたんですが、
昨日、ふと地元の映画館のホームページを見たら、
9月末で上映終了になっていたので(そして昨日が9月末日)。
もう終わりじゃん!……と慌てて行ってきた次第です。気づいてよかった。


前作を観ていないので
ストーリーは、よく分からないところもありましたが、
……いや、分からないのは、そのせいばかりじゃなく、
俳優さんの顔が覚えられない……。
誰が誰?という感じで見てましたが、わりといつものことです。
私って、実は相貌失認なのかもしれません……。
さすがにハリーは(←ハリーじゃないけど)分かるけどさ。

でも、ストーリーに分からないところがあっても楽しめました。
イリュージョンなど、マジックのトリックは、
なるほどね~と頷けたし。

あと、この映画では「復讐」がひとつのテーマなのかな、と思いましたが
最初に主人公サイドのマジシャンたちがハリーに騙されて
間抜けな目に遭わされてしまうものの、
最後あれだけ派手で壮大にやり返しちゃったら
ハリーのとった手口なんて、あまりにみみっちく思えてきて、笑っちゃいました。
そんなハリーの悪役ぶりも見てて、おいしかったし……。
(いや、だからハリーじゃないんだけど!)

自分が正義の味方役をずっと演じてきたとしたら、
逆に悪役を演じるのって、すごく楽しいんじゃないかなあ
と思いながら帰りましたが、

うーん、前の「君の名は。」の感想といい……

私には、まともに映画の感想を書ける資質がないようです(汗)