星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

自分で開けるセルフサービスな踏切のお話。

岩鼻公園の近くの気になるものとは

この踏切です。

踏切といっても、

自分でバーを動かして通行する

セルフサービス状態。



公園に続く道のひとつに

いつの間にか設置されていました。

 

今まで特に意識は

していませんでしたが。

あの赤いバナナの彫刻の

インパクトに比べれば

気にならなかったんです。

 

いくら岩鼻公園の近くとは言っても、

比べる対象が間違ってますが( ̄▽ ̄;)

 

 

しかし、この踏切ではないけれど、

地方のニュース番組で

自分でバーを動かす踏切が

紹介されていたのを見て、

珍しい踏切なのかな、と

興味がわきました。

 

 

それで調べてみたら、

遮断機も警報機もない踏切は

第4種踏切と呼ばれているそうですが、

そういう踏切に、このような

自分で開けるバーの設置が

進められているとのこと。

 

手動でも、こうしたゲートがあると、

踏切を横断する前に

一旦停止して安全確認をする人が

明らかに増えるのだそうです。

 

 

た、確かに……。

 

道が細くて車が通れず、

人や自転車しか利用しないような踏切、

しかもローカル線で

電車の本数も少ないとなれば、

全部には遮断機や警報機をつけられない、

というのも分かりますよね。

 

それに、1時間に1本ぐらいしか

電車が通らないから、

いちいち安全確認をしなくても大丈夫

……と、正常性バイアスがかかって

安全確認せずに線路を渡ってしまう人もいそうです。

 

細かいことを言うなら

電車が1時間に1本だとしても、

上りと下りがあるんだから

1時間に2回は電車通りますけど^^;

本数が少ないはずの宇部線なのに

私は意外と踏切に引っかかります。

 

 

こうした自分で開ける踏切、

宇部線で現地試験されたのだそうです。

その踏切は岩鼻駅と、

隣の居能駅の間らしいので

ここから、わりと近くでしょうね。

 

宇部線えらいっ!

 

たとえ本数が少ないローカル線だから

試験場所に選ばれたのだとしても、

意義は大きいと思うので

ちょっと嬉しいです( ̄▽ ̄)