星空と、色えんぴつ

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モモイロペリカンのカッタ君、没後10年らしい。

去る11月10日、

モモイロペリカンのカッタ君の没後10年特別企画が、

宇部市内のときわ公園で開かれたようです。

少し興味はありつつも、私は行けなかったのですが。

 

鳥なのに、没後10年でイベントが開かれるって

ある意味すごい。

人間でも、なかなかやってもらえませんよね^^;笑

 

 

で、そもそも、カッタ君とは何者か?と言いますと。

昔むかし、ときわ公園で育てられたペリカンで。

近くにある幼稚園まで飛んで通っていて、

その様子が全国ニュースになったのですね。

 

ペリカンの出現にびっくりしている園児たちの様子が

微笑ましいムードで放送されていましたが、

あんなに大きな鳥が突然空から舞い降りてきたら

大人だって普通にびっくりすると思います。

 

そういえば私も、カッタ君ではないけど、

ときわ公園でモモイロペリカンを間近でみたことがあります。

触ってみると、羽毛がとてもフワフワだったのが印象的でした。

 

 

ともあれ、宇部のような小さな地方都市にとって、

全国に注目される機会は貴重なもの。

 

なので、「カッタ君物語」という

オリジナルのアニメ映画がつくられたりしていました。

当時、私も家族と観に行きましたが、

ストーリー内容はちっとも思い出せないなぁ。

内容は実話ではなくファンタジーだったような……。

 

ときわ公園で開かれた没後10年のイベントでは、

その「カッタ君物語」の上映や、

映画でヒロイン役をつとめた西村知美さん(宇部出身)と

カッタ君の育ての親である飼育員さんのトークショー

開かれていたようです。

 

 

ほのぼのとした話ではあるけど、一方で、

ペリカンが自由に空を飛んで

動物園の外まで出て行くことが、

よく許されていたなぁという気もします。

 

だいぶ昔のことなので、時代が違ったのでしょう。

現在では、もちろんペリカンたちが

自由に飛ぶことはできません。

 

少し寂しいような気がしますが、

これからの時代には、同じことは不可能でしょうから。

宇部では、カッタ君の思い出は

将来まで語り継がれていくのかもしれません。