星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

今まで一番ややこしかったコーラスの楽譜の話。

音楽つながりで、

コーラスの楽譜の話を。

 

私は学生の時にコーラス部にいたり、

市の合唱サークルに少し参加させて

いただいたりしていました。

 

現在はコーラスから離れて久しいですけど、

身近には長年活動を続けている人がいます。

 

歌うのは好きであるものの、

楽譜を読むのは得意ではないそうなので、

たまに、メロディをピアノで弾いてあげたり

分からないところは相談に乗ったりしていたのですが……。

今まで、ひとつだけガチで理解できず

ギブアップしてしまった楽譜がありました。

 

 

それは、いきものがかりの「ありがとう」を

合唱バージョンにした楽譜でした。

(まぁ、ヒット曲ですから、

ほかにも編曲されているバージョンが

あるかもしれませんが)

 

ピアノも滅多に弾かなくなって

指が動かなくなっていますが、

伴奏を弾くというわけではないですし、

難しくて弾けないとかいう理由ではありません。

 

なにが難しかったって、

曲中の反復記号が多すぎたのです!

 

リピートが2番・3番カッコまであるのはいいとして、

ダル・セーニョも3つあるし、

ヴィーデまで3つあったんだっ!!

 

……ダル・セーニョは、楽譜中、

セーニョというマークのところにワープして戻り、

そこからまた繰り返して演奏する反復記号で。

 

ヴィーデは楽譜中の同じマークのところに

ワープして進む記号だと思っていただければ、

語弊があるかもしれませんが、なんとなくイメージが伝わるかも。

 

それらの反復記号が3つずつ入り混じっていて

楽譜の中をあちこちワープして、行ったり戻ったりを繰り返すため

演奏の順番がさっぱり分からなくなってしまいました。

 

クラシックピアノしか習ってなかった

私が知らないだけでしょうか……。

そんな楽譜、はじめて見ましたわ。

 

 

ふと、学生時代の漢文の授業を思い出しました。

漢文は苦手だったんです。

レ点とか、一二とか、返り点がいくつも入り混じっていると

途中でさっぱり順序が分かんなくなったりして。

 

それと似たような感覚だった気がします。

きっと、私の脳はそういう情報処理には向いてないんだ……。

 

 

楽譜については、

そんな複雑な繰り返し方をするぐらいなら

いっそ反復記号を使わずに、

順番通りに楽譜を掲載してほしいわって

見た当時は思いましたが……

そうするとページ数が大幅に増えてしまうため

紙幅的に難しかったのだと思います……多分。

 

コーラスで使う楽譜なら読めるつもりでしたが、

あんなに難しいものがあるとは……。

私など、まだまだ素人だったんだなと思いました( ̄∀ ̄;)