生命の誕生する可能性のある惑星が、
続々見つかっているそうですが、
実際に地球外生命体と交信するのは、なかなか大変そうです。
もしも、40光年離れている惑星に向けて、電波を送っても、
電波も、光と同じ速度でしか進めないわけだから、
仮に返信が戻ってくるとしても、80年後になっちゃいますよね(笑)
ということは、遠い惑星の人と連絡をやりとりするには、
子ども、孫の世代まで申し送りをして行くしかないのでしょうか……。
先方の宇宙人は、長命かもしれませんが、
あるいは地球人より寿命が短いかもしれないし。
いろいろと未知数です。
それに、あまりにも遠い惑星だと、
向こうの惑星に電波が届いた時には、
もう先方の文明も滅んじゃってて、
ゴキ●リみたいな生命体しか残ってないっていう
可能性もあるかな……と思いました(^―^:)
地球外生命体と一口にいっても、
ミジンコみたいな生物だって、ほかの惑星で生まれていれば
地球外生命体ってことになりますもんね……。
そういう相手と連絡をとるのは、ちょっと難しそうです。
……まぁ、だから文明の進んだ惑星を見つけるために、
電波を使っている形跡のある星を探しているそうですが。
(ゴ●ブリやミジンコは電波を扱えませんからね)
一方で、地球よりもずっと進んだ文明が
銀河のどこかにあるかもしれません。
渡部先生は、
「地球文明は、まだひよっこだ」というお話をされていました。
進んだ文明と連絡が取れたら、
私たちが教えを乞うことになるだろうと。
ほかの惑星の文明とコンタクトが取れたらどうするかという
話し合いも、もうされはじめているそうです。
中には、勝手に宇宙へ、交信のための電波を送って、
怒られた天文学者さんもいらっしゃるとか。(笑)
確かに、その方の気持ちも分かるような気がしますが、
もし高度の文明と連絡がとれたとしたら、
地球規模の話になりますからね。
今では夢のような話でも、現実になったら大変なことです。
ファーストコンタクトも、もうSFの中の話ではなくて、
少しずつ現実味を帯びはじめているってことでしょうか……。
ところで、私など、講演を聴いていて、
「宇宙人と連絡を取れても、侵略してくる相手だったら?」とか
マイナスなことも思わなくもなかったのですが……
「一番近い惑星でも、行くには10万年かかる」という話を聞いて、
そうそう簡単には侵略されないな、と思いました(^ω^;)
単にSFの読みすぎかなぁ、私……。
でも、非常に想像力(妄想も)をかきたてられるお話だったことは確かです。
天文学でのこれからの発見が、さらに楽しみですね!