防府市青少年科学館ソラール、
今回の企画は「自然に学んだすごい技術」ということで
動物や植物のもっている能力を参考として
生まれた科学技術を紹介する展示でした。
たとえば。
蚊に刺されて血を吸われても、
私たちは痛みを感じませんよね。
おかげで、気がついたら、かゆ~い!
……なんてことになってしまうのですが。
それは、蚊の針がとても細くて、
痛点への刺激が少ないせいだそうです。
だけど血を吸うことは可能という、絶妙な直径のサイズだとか。
そんな蚊の針を参考にして開発された注射針は、
痛みを感じにくく、すでに実用化されているのだそうです。
注射が痛くないなんて、
子どもだけではなく、大人にとっても有難いことですよね。
特に、毎日注射しなくてはならない糖尿病患者の方などには
かなりの負担軽減になるのではないでしょうか。
また、ハスの葉っぱが水をはじく仕組みを応用して
はっ水加工をされたヨーグルトのフタは、
裏側にヨーグルトが付着しないのだとか。
私は、健康のためと思って
毎晩ヨーグルトを食べているのですが、
商品によって、フタをはがした時に
フタの裏にヨーグルトがべったりついていたり、
何もついていなくてキレイだったりするなーとは
確かに思っていました。
それはメーカーによって
容器のフタの裏にはっ水加工を
ほどこしているかどうかの違いだったのですね!
ほかにもトンボとかミツバチとかカタツムリとか、
さまざまな例が紹介されていたのですが。
私たちの知っている生き物たちは、
実はみんなそれぞれ、すごい能力をひめているからこそ
自然淘汰をされずに生き延びてきたんだろうな、とも
あらためて気づかされました。
それに着目して、科学に応用されている
研究者の方たちも、もちろんすごいですが。
展示会場では、ソラールのスタッフの方たちからも
いろいろと丁寧に説明をしていただきました。
「へ~」と思うことばっかりでしたが、実際、
私は「へ~」とばかり言っていたかもしれません( ̄∀ ̄)笑
いつも面白くて、勉強になる展示を見せていただいて、
ソラールには感謝しております。
これからも勝手に応援させていただきますね\(^o^)/