星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

ギリシャ文字の思い出がコロナ禍で悲しくなった件……

星座の中での、星の明るさの順番は、

ギリシャ文字のアルファベットで表されます。

(星座によっては例外もあるようですが)

 

たとえば全天でもっとも明るい恒星、シリウス

おおいぬ座のα(アルファ)星。

 

同じ星座の中で、2番目に明るい星はβ(ベータ)星。

3番目に明るい星はγ(ガンマ)星というように。

 

……自分の持っている星座の本に、

ギリシャ文字のアルファベットは

覚えておいた方が良い、と書いてあったので、

10代の頃に覚えようと思ったことがあります。

 

当時はまだパソコンが家になかったので

ワープロギリシャ文字と読み方の一覧表を作って、

いつでも見られるように机に貼っていました。

 

まあ、それで全部覚えられたかと言えば

中途半端な天文ファンですから

ぼやっとしか覚えられてないんですけども。

 

それでも頭に残っている部分もあったので、

今大変なことになっている、ο(オミクロン)の次は

円周率にも使われるπ(パイ)だってことは

自力で思い出せましたが……。

 

若かりし頃に星空に憧れて

ギリシャ文字のアルファベットを

覚えようとした思い出が、

今のご時世で、悲しくなった感は

否めません(;ω;)

 

……なお、新型コロナの変異ウイルスには

使われてないギリシャ文字もあるそうなので、

πも本当に使われるかどうかは

分かりませんけど。

 

今、星座の本を見返していたら

ギリシャ文字のアルファベットは

24文字しかないことに気づきました。

オミクロンは15番目の文字なので、

この勢いで行けば足りなくなりそうです。

 

星座の場合は、ギリシャ文字で足りない星には、

普通のアルファベットをあてたりもするようですが……。

 

……いや、そんなことを考えるよりも、

変異株を名づけるギリシャ文字が足りなくなる前に

コロナ禍が終息することを祈りましょうね(;ω;)