星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

100台のメトロノームで演奏する曲があるらしい。

Eテレの「らららクラシック」が好きで、よく観ています。

以前、メトロノームの特集では

一風変わった曲が紹介されていました。

 

演奏に使うのは100台のメトロノーム

紹介された曲名までは覚えていませんでしたが

検索してみたところ、

「100台のメトロノームのためのポエム・サンフォニック」

……という曲名が出てきました。

 

音の速度をバラバラにするなど、

定められたいろいろな条件のもとで

一斉にメトロノームを鳴らすのです。

 

正直なところ、最初に思ったのは

「大音量で大変なことになりそう……」でした。

それは本当に音楽なのでしょうか。

ところが、番組内で聴いてみて感想が変わりました。

 

普通のメトロノームは、鳴らし続けていたら、

そのうち勝手に音が止まりますよね。

100台のメトロノームの音が次第に止んでいく様子に

なにか物寂しいものを感じました。

 

放送されたのは抜粋された場面だったので、

(もちろん、ひたすらメトロノームが鳴っている場面を

延々と公共の電波で放送するわけにもいかないでしょうが)

なぜか、実際に全部聴いてみたくなりました。

 

 

そのためにメトロノーム100個は

用意できませんけどね( ̄д ̄;)

 

 

しかし、今になって、ふと思いつきました。

うちにも子どもの時にピアノのレッスンで使っていた

古いメトロノームが1台あります。

f:id:haruara18:20200925150014j:plain

断捨離できず、思い出の品として

家に置いているのは私だけではないはずです。

当然、現役でメトロノームを使っている人も多いはず。

 

だから、イベントとして呼びかけて

あと99人の方にメトロノーム

1台ずつ持ち寄ってもらって

一斉に鳴らしたら、実現できなくはないかもしれません(爆)

 

……が、もちろん99人もの方に

わざわざご都合をつけていただけるほど

企画に興味を示してもらえるか分かりませんし、

実際にはやりませんけどね^^;

コロナの時代に、沢山の人に集まってもらったら、

消毒とか感染対策も大変そうですし。

 

 

ところで、メトロノームは思い出の品ではありますが、

子どもの時はこの威圧的(?)な音が苦手で、

レッスンにはほとんど使わなかったような……。

 

クラシックピアノを長く習っていたのに、

私にリズム感があんまり育っていないのは

メトロノームを嫌がったせいかもしれないと

今頃腑に落ちました(― ―;)

基礎の大切さは後から理解できるものですね。