星空と、色えんぴつ

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谷山浩子さん新曲「きみがいるから」の「きみ」とは……?

4月になって、楽しみにしていた

谷山浩子さんの「みんなのうた」新曲

「きみがいるから」が放送されています。

 

タイトルから普通に考えれば、

周囲の大切な人に感謝する歌っぽいですよね。

谷山さんが乳がんを経験されたからこそ、

そうした歌をつくられたのでは? と

きっと多くの方が想像されたのではないかと思います。

 

でも、谷山さんがタイトルのイメージそのままの

普通の歌を書くとも思えない……とも、

(もちろん私含めて)

多くの方が考えたのではないでしょうか。

 

このタイトルから、

どういう風に斜め上を行ってくれるかを

楽しみにさせていただいていました( ̄ω ̄)

 

 

……で、いざ聴いてみたら。

「きみ」というのは人のことではなくて。

 

自分の体内の、血管や内臓や骨やそのほかのものたちへ

感謝の気持ちを歌うものでした。

 

はじめて聴いた時は、歌の冒頭で思わず

やっぱり斜め上の歌だったと

思ってしまいました……が!

 

歌を聴くうち、すぐに考えが変わりました。

この歌のテーマ、めちゃくちゃ大切です。

 

身体の中でいろんな器官が

毎日せっせと休まずに働いてくれているおかげで、

誰しも生きて、自分にとっての仕事をしたり、

好きなことをしたりもできるのですから。

 

むしろ、こうした身体への感謝の歌が

今まで歌われてこなかったのなら、

そっちの方がおかしいぐらいかも。

 

 

なお、歌の映像では、内臓や血管や骨が

可愛らしい人形で表現されていますが。

 

内臓でも血管でも骨でもない、

そのほかの部分については、まとめて

ひらがなで「ほか」と書いてある人形が

使われているのに、なんだか笑っちゃいました。。。

 

そりゃね、筋肉とか神経とか

ミトコンドリアとかプロテオグリカンとか(笑)

体内で大事な働きをしているものを

いちいち挙げていったらキリがないので、

「そのほか」でまとめるしかないのも分かりますけど!

 

でも、その大雑把な感じ、私は大好き( ̄∀ ̄)

 

……以上、やっぱり書かずにはいられなかった

「きみがいるから」の感想でした。