星空と、色えんぴつ

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「公募ガイド」が季刊誌になった件。(その3)

漫画の「ネーム」というのは

原稿に作画する前、別紙に

ストーリーや画面の構成などが

分かるように描いておくものです。

 

小説家の場合、事前に

担当さんへプロットを提出することが

多いでしょうけど(※)

漫画家さんの場合は、

事前にネームを担当さんに

見てもらうのだと思います。

 

(※世の中にはプロットを

事前につくらないタイプの

小説家さんもいらっしゃるそうですし、

創作の仕方も作家さんによって

色々違うらしいですが)

 

 

もし、ストーリー漫画を投稿するなら、

アイディアを出して、

ストーリーを考えて、

先にネームを描いてから、

自分で作画もするのが基本になりますが。

 

ネームだけの賞なら、

受賞して世に出る場合は

プロの漫画家さんが作画を

してくれることになります。

つまりは漫画原作者を目指す方の

登竜門といえるでしょう。

 

 

私、子どもの頃は漫画家になりたくて

絵の勉強もしたいと思っていました。

でも、大人になったら

絵を描く時間を優先できなくなって

結局大して上達できなかったので、

ストーリー漫画の投稿は

諦めてしまいました。

 

でも、ネームなら最低限、

人物の描き分けができれば

大丈夫だそうなので。

ちょっと興味はあります。

本当にいつか応募するかどうかは

分かりませんけど……。

 

 

このように、

多様なコンテストを紹介してくれる

公募ガイドですが。

 

季刊誌になったことで、

月刊誌だった時と比べたら

当然、紙幅の関係で

コンテストの情報が詳しく

入りきらなくなっている面もあります。

 

だけど、コンテストの名前と概要さえ分かれば

詳細については公式サイトを

検索すればOKなので、

今の時代なら、これでいいんだろうなぁ。

……と、アナログ人間の私さえ

思わずにはいられなかったのでした。

 

ただ、いくらインターネットが便利だとはいえ、

知るきっかけがなければ検索できません。

 

本好きとしては、

紙の雑誌もまだまだ必要なのだと

思いたいところなのでした。