星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

日記をつける理由。

2017年、あけましておめでとうございます\(^o^)/

 

高校生の時、国語の先生が

「文章力をつけるには、日記を書くのが一番」と

おっしゃっていたのを小耳にはさんで以来、

ずっと日記をつけています。

 

とはいえ、毎日書いているわけではなくて、

数日分まとめて書くのが習慣になっていますが。

その日にどんな出来事があったのか、忘れてしまうので、

簡単にメモをとっておいて、

外でお茶を飲んでいる時とか、何かの待ち時間とか

空き時間ができた時にちょっと書いたりしています。

忙しいと1か月くらいページが進んでないこともありますが(汗)

 

でも、果たして、この方法で文章力がつくのかは分かりません。

日記って、自分が読むだけのものですから、

書いたものを、あまり推敲もしませんし。

自分以外意味が分からない文章を書いても、別に問題ないので。

(たまに、自分でも意味が分からなくなる文章を書いているぞ)

 

ブログなら、この書き方は分かりにくいのではとか

語弊があるんじゃないかと気づいたら

あとから、ひそかに直しますけど。。。

まあ、校閲の時に文章を色々直されてしまうということは、

自分で気づいていない日本語の間違いも、普段からある筈ですが(汗)

 

 

でも、もしかしたら、あの国語の先生が言いたかったのは

「普段から文章を書く習慣をつける」のが大事ってことだったのかも。

文章を書くのが、あまり苦ではないのは、

日記をつける習慣のおかげもあったのかもしれません。

 

まあ、もう完全に習慣になってしまったので、

文章力をつける効果があろうが、なかろうが、

これからも書き続けてしまうかと思いますが。

書かないと、日々の出来事を忘れてしまうのが不安というか。

もはや強迫観念に近い……かも(汗)

 

さらに、こうしてブログを書いていると、

日記の内容とブログの内容が、

かぶるようで、かぶらなかったりして。

(日記だと、こんなに長文書かないし)

 

こんな感じで、今年も日々の出来事を

大切に書き留めていけたらと思います。

手話と、英語と、バルーンアート。

以前、ボランティア活動がきっかけで知り合った、

バルーンアートをされている、ろうあ者の方がいらっしゃいました。

 

私自身、バルーンアートをしていたのと、

聴覚障がい者の方に関わる活動をしていたため、

少しだけ手話が使えたので……

何度か、その方に、バルーンアートを教えていただく機会がありました。

 

聴覚障がい者に関わるボランティア、というと、

手話しかないのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが

私が当時、専門としていたのは、

話し言葉を聞いて、要約して、短く文章にまとめて書いて伝えるという

「要約筆記」という活動でした。

近年では、だいぶ知られるようになったのではないかと思いますが。

 

まあ、とにかく手話は少しかじっていただけで

専門外だったという話です。

要約筆記についての話は、また機会があれば書くことにして、

話を戻しましょう。

 

 

山口市で開催されていた、ボランティア関連のイベントで、

そのろうあ者の方に、バルーンアートを教わっていた時の話です。

 

そこに、どこからか欧米系の外国人の男性が、

小さな子どもさんを連れて現れました。

で、その子にバルーンで動物をつくってあげたのですが……。

 

その場にいた三人の誰も言葉が通じない、という状況にっ!

 

ろうあ者さんには音声が伝わりません。

外国人の男性には日本語が通じなくて(私も英語が分からないし)

手話を使うと、ろうあ者さんには少し通じても、

手話は身振りとは違うので、外国人さんにはまったく通じないという。

 

……そんな状況の中でも、バルーンアートをすることで、

その場がしっかり盛り上がれたので、

なんだか面白いって思っちゃいました……。

言語がなくても伝わるものって、意外とあるんだなって……。

それに、バルーンアートはコミュニケーションのツールとしても、

とても良いなって思いました。

 

それにしても、この体験のせいというわけではありませんが、

日本語を話せない外国人さんに出会った時、

身振り手振りで意思を伝えようとして、

つい、手話を使いたくなってしまう時があるのは、

我ながらどうかと思います……。

「身振り」→「覚えている手話表現」が

反射的に浮かんでしまうのかもしれないし、

聴覚障がい者の方に関わった経験で、

「話し言葉が伝えられない」→「手話を使いたい」ってなっちゃうのかも。

私の頭の回転の悪さゆえですが、困ったことです^^;

ガラポン抽選会を英語で説明できますか?(その2)

あれから、ガラポンのアルバイトが

めちゃくちゃ忙しくて更新が遅くなってしまいましたが、

前回の記事の続きです。

 

どうやって、そのピンチを乗り切ったかというと。

そのショッピングセンター内にある

子ども向けの英語教室が、

ちょうど、ガラポン抽選会場のすぐそばの通路で、

夏季キャンペーンの宣伝をされていました。

なので、英語で、どうしても分からない質問をされた時は

スタッフの誰かが、ダッシュで

そこの講師の方を引っ張って来て、

代わりに対応していただきました……!(笑)

 

それでも、中にはどうしても

「補助券が10枚で1回しか引けない」ということを

ご理解いただけない方もいらっしゃったり。

(2人で5枚ずつ持ってきたので、2人とも引かせてほしいとか)

また、私たちのみならず、ショッピングセンター内のテナントでも、

会計の時、店員さんが、ガラポンの補助券を

外国人のお客様に手渡される時、

「What?」と尋ねられて、説明に苦心されたりしていました。

ガラポンって日本独自のものなんですね。

 

そんな風に、大変な体験だったのですが、

本当はちょっぴり楽しい体験もありました。

 

特賞の金色の玉を出した、中国のお客様が、

大当たりの記念写真を撮られるのに、

なぜか対応した私や、賞品を持ってきた事務局の方まで

グループの皆さんと一緒に映ることになったり(笑)

 

それに。

どんなに簡単な英単語であっても、挨拶でも、

通じたら嬉しくなりました。

英語が話せないからこそ、

伝わった時の感動はずっと大きいのですね。

 

海外には縁のない自分にとって、

英語をもっと勉強したい、と強く思ったのははじめてでした。

うん、学生時代は、あくまで机の上の勉強だったから。

伝わる嬉しさや、伝わらない悔しさ、

そうした生の気持ちは、机では学べないもの。

 

どんなに幼稚で下手な英語であっても、

まずは、話そうとする気持ちが1番大事ですよね。

 

 

……まあ、それも1週間くらいの体験だったので、

喉元過ぎれば熱さを忘れる、になっちゃってますが(汗)

たまーにNHKで英語講座を観るようになったのは

この時の体験がきっかけです。

 

そのくらいでは到底、話せるようにはならないとは分かっていますが。

先日の戸田奈津子さんの講演会でも、

切羽詰まった状況に追いつめられなければ

英語を話せるようにはなれないとおっしゃっていましたし……。

 

そういえば、手話も同じだったなと思い出しました。

昔、聴覚障がい者の方に関わるボランティアを長くやっていたので、

その時は多少なりとも、手話の番組を観たりしていましたが、

使う機会がなくなると、勉強もしなくなるという。

 

というわけで(?)、次の記事では

英語と手話の両方にまつわる思い出があったので、

そのお話を書きたいと思います。

ガラポン抽選会を英語で説明できますか?(その1)

さて、現在、物書きとして若干引きこもりがちな私ですが、

お盆と年末年始はアルバイトに出かけます。

ほぼ毎年行っているガラポン抽選会でのお仕事です。

 

そんなわけで今もアルバイト期間中ですが、

以前、外国の方々が沢山、この抽選会に来られた時の

思い出を書きたいと思います。

 

その年、県内で、世界各国の方が集まるイベントがあったのです。

ほぼ日本から出たことがない私にとって

本当に、あんなに多くの外人さんに会うのははじめてでした。

「ナマステ」って挨拶されてる方もいらっしゃって

異文化って新鮮だなあと。

 

……でも、異文化は良いのですが

その皆さんが、ガラポン抽選会にお客様として来られても

私(たち)は英語が話せない……!

ガラポンを主催している事務所の方が、

基本的な説明は英文にして掲示してくれていましたが、

対応は自分たちでするしかありません。

 

一番話せるスタッフさんの真似をして、

なんとか使った英語は

「テン イエロー チケット」(黄色い補助券10枚)

「ワンタイム」(1回ってこと?)ぐらいですねえ……(汗)

あとは簡単な挨拶ぐらい。

しかも、明らかにカタカナでしか発音できない……。

(英語を使ったと言っていいのか、それは)

 

それでも身振り手振りをまじえれば、

基本的な対応はなんとかなったのですが、

それ以上、なにか質問をされても分かりません。

また、店内で使える商品券などを当選されたとしても、

その使い方を説明するのが、また難しいよぉ。

 

ええい、学生の時に、ちょっとは英語を勉強したはずなのに!

何も分からない! 聞き取れもしない……。

正直、ここまで英語力が壊滅的だとは思いませんでしたが

英会話をした経験が、まったくと言っていいほど、なかったんですよね。

 

……そんなピンチな状況に陥りましたが、

それでどうなったかは、後日、(その2)で書きたいと思います。

 

バルーンアートで枝豆……?

この前、某所のクリスマス会にて

バルーンアートをした記事を書きましたが

母からも「コーラスの集まりでクリスマス会があるから

作って」と言われたので、今日も同じリースをつくりました。

 

もともと、ショッピングセンターで働いていた時、

サービスの一環として覚えたワザなのですが、

その仕事がなくなった後も、

知人の勤めている老人ホームや

関わっているボランティア団体でのイベントなど

さまざまなところで役立ったので、

できるようになっていて良かったと思います。

 

子どもさんはもちろん、大人の方にも喜んでもらえますしね。

ま、割れるのが怖いと言われることもありますけど

そのスリルも楽しみのうちということで……。

(実際、割れることもあります、風船だもの)

 

 

まだバルーンが余っているので、

久しぶりに難易度の高いワザに挑戦してみましょう。

 

バルーンを小さくひねって、

(このひねったバルーンの1つ1つを「バブル」と呼びます)

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 このバブルを、指でぐりぐりと押し込んじゃいます。

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そして指の摩擦で、内側で頑張ってゴムを切っちゃうと、

丸まったバブルが、バルーンの中で転がるという荒業で、

これを数回繰り返すのですが……。

(うまくいけば、ゴムの摩擦のおかげで空気が抜けないのです)

 

うーん、今日は、バブル3個目で失敗して風船が割れちゃいました(^^;)

 

そして、緑色のバルーンがもう残っていなかった!

(そういえば、リースなどで緑色はよく使ってたし)

 

……なので、代わりに、過去にこのワザが成功した時の画像を載せますっ。

「枝豆」っぽく見えませんか?(笑)

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ふふふ、なかなか毎回は成功できないです~。

 

以前、小倉で、プロの方のバルーンアートを見たことがありますが、

目にもとまらぬスピードで風船をねじ切っていたような……。

(速すぎて、何をしているのかもよく見えなかったんですが)

自分も過去にはけっこうな数の作品をつくったように思うのですが、

一体、どのくらいの訓練を積めば、そんなワザが可能になるのでしょう。

 

何事も、極めるということは凄いことですよね。

……と、ひとつのことを極められない私は、心からそう思うのです。。。

ちょっぴりトラウマな校閲の話。

最近、「校閲ガール」ってドラマをやっていますよね。

私は観ていないのですが(基本的にドラマは観ない人)、

校閲そのものには関心があります。

……でも、トラウマがあるので、観たくないような気持ちもあって。

 

運が良いことに、出版経験はあるので

自分の原稿を校閲してもらった経験はあるのですが。

そのための校閲って、厳しいんですよね。

 

文法の間違いや誤字脱字、表記ゆれなどに

赤字でチェックを沢山入れられた状態で、原稿が戻ってくると、

メンタル弱いため、落ち込むことが多いです。

(校閲以前に、担当さんにもけっこう直されたりします)

 

担当さんいわく、

「誰でもこんなものだから

気にしないでいいですよ」とのことですけども。

 

 

自分で思う以上に、日本語の覚え間違いって多いんですよね。

たとえば、動物園の「開園」の対義語は「閉園」ですが、

コンサートの「開演」の対義語は「終演」だとか。

私の頭の中では、ごちゃごちゃになっていました……。

 

あと、「とにかく」と「ともかく」も意味が違うとか!

(意味が重なっている部分はあるけど)

 

落ち込むこともありますが、間違えていた日本語の知識に

気づかされる貴重な機会でもあります。

校閲をされる方は、本当に「地味にスゴイ」と思いますよ……!

 

 

今度書く新しい本の企画が決まり、書き始めたところなのですが、

この先、校閲が待っていると思うと、やっぱり少し憂鬱にもなります。

 

でも、そこを乗り越えなくては、出版は実現できないので……。

まだ先の長い道のりですが、

コツコツと地味に頑張っていこうと思います。

もう映画館でポップコーンは食べない。

今回は、映画を観に行った時の雑談です。

 

映画館に行かれた時って、

ドリンクやフードを注文されますか?

 

私はめったに注文しないんですけど、

(何か飲んで、途中でトイレに行きたくなったら困るし^^;)

たまーに、お腹が空いているのに、もう上映時間だ!って時は

ホットドックなんか購入することもあります。

 

が、定番と言えば、やっぱりポップコーンですよね。

噛むときに音がしないところも

映画館にぴったりですし。

 

なので、一度だけ気が向いて、注文してみました。

キャラメル味のポップコーン、美味しいかなと思って……。

 

確か、「orange―オレンジ―」を観に行った時でした。

SF要素ありの青春ラブストーリーで、

好きな人に対して、なかなか気持ちを伝えられない、

主人公の内気な少女に共感しつつも、もどかしくて、

応援せずにいられないような、甘酸っぱさのある映画だったのですが……。

 

そんなお話が盛り上がっているところで、

ポップコーンを食べていたら、

……むせました。

なんか喉につまっちゃって。

 

客席で咳き込むわけにもいかないので、

こっそりトイレに行ってゲホゲホやってたんですけど……。

その後席に戻っても、咳を抑えるのにエネルギーが要って、

ストーリーも途中、頭に入らず、ちょっと涙目だったんですが。

 

こ、こんなの私だけ?

うん、ポップコーンが映画館の定番になってるってことは

みなさんは、そんなことないんでしょうけど……。

 

実にしょうもない決意ではありますが、

もう映画館でポップコーンは食べないぞ!と

胸に誓った映画でした。。。。

やたら財布を拾った話……

もうずいぶん前の話ですが、

年末が近かったので、今頃の時期です。

なぜか、財布をやたら拾ったことがありました。

確か、1~2か月の間に、3回ほど。

 

そのうち2回は、

当時ショッピングセンターで働いていて、その仕事中でしたけど。

カート整理をしていたら、カゴの中に残っていたりして。

(カートって、お客さんのカバンから落ちた物が、

意外と残ってたりするんですよね)

 

中身の最高額は、12万円以上でした。

落とし物なので、インフォメーションに届けて、

そこの担当の方と一緒に確認したのですが、

貧乏人の自分は、ちょっと金額にびっくりしました。

ブランドや革財布のような高級なものではない、

いたって普通の財布でしたし。

 

あ、後から聞いた話では、落とし主の方は、

ちょうど家賃を支払うために、

多く現金を引き出していたんでしたっけ……。

そんな大事な時に財布を落としてしまっては、大変ですよね。

 

ちなみに残りの1回は、

駅で、電車を待つのにベンチに座ってたら

足元に財布がごろっと転がっているのに気づいたという……。

「また財布?」って、微妙にうんざりしながら

駅員さんに届けました。

 

拾ったお金は1円ももらっていませんから、

金運が上昇してたとか、そういうわけではないとは思いますが、

良いことをしなさいっていう神様の思し召しだったのかしら……。

(拾得したお金は2割まで請求できる権利があるようですが、

その手続きも、けっこう面倒みたいですね)

 

とにもかくにも、年末はなにかと慌ただしいシーズンなので、

貴重品の落とし物や忘れ物には、くれぐれも気をつけたいものです。

クリスマスのバルーンアート&紙芝居♪

知人のつてでたまに関わっている、

子どもたちの集まる場所で

12月のはじめにクリスマス会があり、

今年初参加してきました。

 

自分の出番は、紙芝居を読むのと、バルーンアートです。

どちらも久しぶりだし、あんまり自信がなかったですが、

司会をされている方(民生委員の方だったかな?)から

「○○から来た○○○ちゃんで~す」という紹介にあずかり、

ちょっとしたゲスト扱いでした(笑)

 

紙芝居は、わたりむつこさんの「どうぶつ山のクリスマス」という

可愛いお話を読みました。

小学生の時から、わたりむつこさんの児童文学、

「はなはなみんみ物語」シリーズが大好きです。

自分が、お話を書くキッカケのひとつをくれた作家さんなので、

この紙芝居を本棚で見つけた時はテンション上がりました!

 

家で練習していたので、本番では

これで読むのも終わりかぁ……と、少し寂しかったです。

でも、子どもたちが見てくれるのは嬉しく思いました。

面白かったんなら良いけどなあ。

 

バルーンアートは……ひさびさなんで、風船割るんじゃないかと思いましたが

(注・別に久しぶりとかじゃなくても割れる時は割れる)

なんとか披露してきました。

ちなみにこれは前日につくって、飾り用に持って行ったリースです。

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あと、クリスマスだし、

緑のバルーンを組み合わせてツリーもつくれないかと思ったけど

傾いたツリーになってしまったので止めておきました……。

 

ま、でも、若かりし頃に色々やってたのが

役に立って良かったなあと思ったクリスマス会でした。

風船余っちゃったので、また何か作って記事にアップしようと思います。

 

 

いつもは、居場所の部屋の隅で囲碁を打っている、

地域のおじいさんたちが、サンタさん役をされていました。

お菓子を配る役が終わったら、いつのまにか

サンタクロースの衣装を脱いで、また囲碁に戻っていらっしゃったのが

なんだか微笑ましかったです。

 

私もサンタさんにもらったお菓子のおかげで、

ほのぼのした気分で帰りましたよ。

ムツゴロウって食べられるんですね……

以前、日本各地の雑学をテーマとしたゲームアプリで遊んでました。

私は地理とか、歴史などが大の苦手なので、

ちょっとくらい何か覚えられたらと……。

 

で、合格点までクイズに答えると、ゲーム内のキャラクターが

各地の名物料理を食べられるというルールがあったのですが、

佐賀県の名物料理が「ムツゴロウ」になってて

「?」となってしまいました。

 

名物の生き物、というのなら分かるけど……。

私が無知なのかもしれませんが、

ムツゴロウって食べられるの~?

 

 

先日、個人的な用件で、その佐賀に行ってきました。

 

帰り際におみやげを扱っているお店に行ったら

ムツゴロウの甘露煮がありました。

佐賀の知人から「ハゼだから食べられますよ」と言われて

そうか、と納得しましたが……。

 

でも、もっとビジュアル的に食べ物に見えない生き物がっ!

見た目で「エイリアン」と呼ばれているらしい

ワラスボという生き物の干物もありました……。

顔……顔がなんか怖かったけど……

ムツゴロウと同じく有明海に生息しているようですね。

 

さらに「むつごろうラーメン」や

「エイリアンラーメン」という商品も陳列されていて

ネタとしてはもってこいですが、私は手に取る勇気が出ませんでした。

佐賀、チャレンジャーだな……。

 

でも、個性的なお土産として、インパクトはありますよね。

私も、誰かからもらったら、珍しいから喜んだと思います。

 

自分が選んだのは「花ぼうろ」というお菓子です。

丸ぼうろの本場が佐賀ということも今回知りましたぁ。

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ブッセみたいな感じで、あんずジャムが入ってて甘いですよ~と

教えてもらって、実際美味しかったんですけど……

 

なんか……肝心の画像が、普通のお菓子ですみません^^;

映画字幕翻訳者 戸田奈津子さんの講演会に行ってきました。

みなさんは映画館で洋画を観る時、

字幕版と吹き替え版、どちらを選びますか?

私は基本的に字幕版で鑑賞します。

たまに、気に入った映画を、字幕版・吹き替え版両方で観てみると、

翻訳が違って面白かったりします。

目で読む字幕と、耳から入る吹き替えの違いからでしょうか。

                                                       

前置きが長くなってしまいましたが、

山口県セミナーパークで、

先日、「字幕の中に人生」という演題で開かれた、

戸田奈津子さんの講演会に行ってきました。

字幕翻訳者として、よくお名前をお見かけすると思っていたら、

1500本以上の映画を担当されてきたというのだから、凄いです。

受講の申し込みが多くて、当日は会場にお客さんが入りきらず

別室からモニターで講演を聴いていた方々もいらしたとか。

会場でお話を拝聴出来てラッキーです。

 

時代による映画の変化や翻訳の大変さ、

有名な監督さんや役者さんとのエピソード、

映画字幕翻訳者の夢が叶うまで20年(!)もかかったこと、

(このお仕事でご飯を食べている方は、今も昔も10人足らずだそうです。

ただ、昔は男性ばかりが担当していて、なかなかお仕事を得られなかったとか)

……などなど、興味深いお話が色々ありましたが、

個人的に一番気になったお話は、字幕とは少し違うところでした。

 

最近では、

漢字が読めない、字幕のスピードについていけない若い人たちが、

映画を観るとき、みんな吹き替え版を選んでいるのだとか。

戸田さんは「映画を観る人が減るのは時代の流れだから仕方ない、

でも、日本人が日本語を読めなくなるのは許せない」と

憤っていらっしゃいました。

 

たとえば、字幕に『安堵する』という言葉を用いると、

映画会社から、「難しい漢字は、観る人が読めないから、

『安心する』にしてほしい」と注文をつけられたそうです。

 

でも、『安堵する』と『安心する』では、気持ちが違う。

若い人たちに合わせて『安堵する』という言葉を消してしまうと

日本語が死んでいく……という戸田さんの主張には、

かなり共感してしまいました。

 

豊かな語彙があってこそ、

私たちは、自分の心の動きや感情をより濃やかに伝えたり、

他人の気持ちを深く想像したりできるのですよね。

 

言葉の数が減っていってしまうことにより、

表現の幅をせばめられるのは、非常に残念なことだと思います。

私は未熟な物書きですが、自分なりに、

やはり言葉へのこだわりも大切にしたいし、

もっと多くの語彙を使いこなせるようになりたいと

あらためて思いました。

「夢」と「隠された自分」について。

他人の夢の話って、話す本人ほど周りは面白いと思わない……と

よく言われますが、逆に言えば、どうして、

本人にとっては、それが興味深く、面白く感じるのでしょうね。

もしかしたら、やはりそこには、夢を見た本人にとっての

無意識の謎を解くカギが含まれているからかもしれません。

 

個人的にユング心理学が気になっていて、

河合隼雄先生の本を繰り返し読んでいるのですが、

その奥行きの深さには、ぞくぞくするような感覚をおぼえます。

たとえ一見、荒唐無稽であっても、

「ただの夢」と、一笑するようなものじゃないと思います。

 

たとえば夢の中で、知人のAさんに会って、

ああ、これは昨日Aさんと連絡したから

そのまま夢に出たんだな、と納得するようなことがありますが、

ほかにも色んな人と会ったり関わったりしている中で、

どうしてわざわざAさんが選ばれて、夢に出てきたのか

ということに注目すべきなのかもしれません。

 

私たちは心の中に、いろいろな気持ちを抑圧していますが

実は、抑圧しているものが「悪い感情」とは限らないようです。

たとえば、自分を基本的に「嫌なヤツ」だと思っている人は、

自分の心に優しさや温かい感情があっても、

気づかなかったり、素直に認めたくなかったりしてしまいそうです。

 

もちろん、自分は「○○な人間だ」という

アイデンティティを持つことはとても大切なのですが、

その陰では、抑圧された気持ちが表に出たがっているし、

背後にいる本当の自分(自己)は、アイデンティティによる偏りを

修正したがっている、とユング心理学では言われているようです。

 

夢の中に出てきたAさんは、現実のAさんではなく、

自分の心に抑圧された、Aさんに似ている部分、

Aさんのキャラクターから連想される部分が

自我の方へと出てきたくて、登場しているのかもしれません。

 

しかし、それをそのまま自我が受け入れるのは困難なことで、

うまく行かなければ、自分が壊れてしまうかもしれません。

抑圧だって、その人なりの理由があって行われているのだから。

 

 ……ですが、「隠されている自分」が悪い自分とは限らない、

ということだけは、覚えておきたいなと思ったりしています。