星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

我が家に侵入してきた生き物、その正体は……

時間はさかのぼって、去年の9月頃の話です。

 

その前日から、祖母が

「家の中になにか大きな虫がいる」と言っていました。

私は特別虫嫌いというほどではないですが、好きでもありません。

多少、気には掛かっていたのですが……。

 

夜になって、そいつがバタバタとすごい勢いで、

部屋の中を飛び回りはじめたんです。

とっさのことなので、画像は撮れませんでしたが、

 

 

 ……コウモリでした。

いや、虫ってサイズじゃないだろぉ!

 

  

まぁ、実はコウモリが家に入ってくるのは2回目なので、

それほどは驚かなかったんですけどね。

 

山口県には国内最大規模の鍾乳洞、秋芳洞があるので、

コウモリがよく飛んでいるそうです。夕暮れの空とか。

意識して見たことはありませんが。

 

 

ちょっとの間、騒がしく飛び回った後、

またコウモリは家の中のどこかに潜んでしまいました。

よく分かりませんが、万一、フンをされてしまうと嫌なので、

特に大事なものにはタオルを掛けて保護して、その夜は寝ました。

 

 

次の朝、カーテンにしがみついて寝ている

コウモリを発見しました……。

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思いのほか小さかったので、

最初、なんか毛玉がひっついてるのかと思った……。

翼はどこに収納されてるんでしょう。

折りたたまれると分からないんですね。

 

顔はネズミみたいで可愛かったと母が言っていました。

(私は見ませんでしたが)

 

 

ちなみに我が家には、

雀やもぐらなど小動物を獲るのが好きな、ハンター猫が生息しているので、

その猫に見つかる前に、コウモリを外に出せて良かったなと思いました。

 

なんで家に入って来たのか分かりませんが、

ここは安全な場所ではないぞ、コウモリ君。

 

……あれから、無事に秋芳洞に帰れたかな。

バルーンアートで、子どもたちにもみくちゃにされた話。。。

前回の記事の続きです。

 

クリスマス会の出し物としては、

「来年は戌年だから、犬を作って」と

スタッフさんからリクエストをいただいたので、

ワンワンを2種類ほど。

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プードルとダックスフントです。

その他、お花や剣などをつくりました。

 

 

それから、サンタさんによるお菓子の配布や、

お楽しみのビンゴも終わって、

クリスマス会のプログラムが終わって……

ここからが私の本番です( ̄― ̄;)

 

ちっちゃな子どもたちが、

「風船つくって」と大勢押し寄せてくるよ!

 

 

……前回も大変でしたけど、今回はさらにカオスでした。

 

「1人1個ずつ」って言っているのに、

ビンゴで当てた大きなゴミ箱にバルーンを詰めこんで持って帰った子、

バルーンの教本をどっかに持って行ってしまう子、

バルーンのポンプをどっかに持って行ってしまう子、

(いや、ポンプがないと本当に次の子の分が作れないから!)

まだ作っている最中の風船をぺたぺた触って来る子、

(「割れるからヤメて~!」と叫びながら作ってました……)

 

まぁ、途中で本当に1個割りましたけどね( ̄∀ ̄)

幸いにも、それで泣く子はいませんでした。

 

だけど……。

 

問題は、クリスマス会の会場を借りている時間が

刻々と終わりに近づいてくること。

 

練習でつくって持って来たバルーンも、

いつの間にかみんなにお持ち帰りされたようで、袋はからっぽです。

 

スタッフの方が、「もうそろそろ時間よ」と来られるのですが、

列の終わりの方で待っている子どもたちに、

「もう風船終わりだよ~」なんて言えません。

それこそ、誰か泣いちゃうかも^^;

 

なので、本当にギリギリまで頑張ったんです。

一応、すべての子にバルーンを配ることはできたと思います。……が、

 

列の終わりの方で、難しい注文をしてきた子がいて、

思ったように作れなくて……

うん、最後の最後に泣く子が出てしまいました。。。

 

その子にも、その子のお母さんにも申し訳なかったです。

 

……でも、言い訳するならば、

ずっと周辺を動き回っていないで、

キミが最初から列にちゃんと並んでいてくれたら、

時間内にできたかもしれないんだぁっ……!!(負け惜しみ)

 

 

クリスマス会の最後に、

「来年もこの会をひらいたら、またよろしくね」と

スタッフさんに声をかけていただいたのですが、

……バルーンアート好きの私でさえ、

また来ようかどうか迷うほどのカオスっぷりでした……。

次回があれば、誰かに整理券でも配ってほしいです(°д°)

バルーンアートで、クリスマスに「キャンドル」を。

去年の12月、

小さな子どもたちの集まる、某所でのクリスマス会に、

またボランティアとして参加してきました。

 

前回(一昨年)はバルーンアートと紙芝居の読み聞かせにチャレンジしましたが。

今回はバルーンアートのみ、させていただきました。

読み聞かせは、ボランティアの方が二人もいらっしゃってましたし。

今回、時間がなかったので、

朗読の練習をする余裕はありませんでしたし。

 

とは言え、バルーンアートも、若干不安だったんですけど……。

やっと練習をし直しはじめたのが、本番の二日前。

昔は山ほど作っていた時期もあったものの、

ブランクがあるので、難しいことはできない感じです。

 

 

ともあれクリスマス会なので、事前に、

前回も作ったクリスマスリースのほかに、

「キャンドル」を用意して行くことにしました。

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 ……まっすぐ立てるのは難しかったんですが^^;

まぁ、とりあえず立てばいいか……(←このあたり、大雑把な私)

 

そのほか、練習のため作ったほかの作品も、

大きな袋に詰めて全部持って行きました。

こればかりは大正解だったと、後で思うことになります。

 

 

そして当日。

リースとキャンドルは会場に飾っていただきました。

 

いよいよクリスマス会の開幕の時、ちょっとしたハプニングが……。

 スタッフ全員でクラッカーを鳴らしたら、

その音で泣き出した赤ちゃんがいたのです。

 

失敗して風船割れたらマズいかなぁと、この時思いました(汗)

 

 

クリスマスの紙芝居や絵本の読み聞かせが終わり、

いよいよ私の出番が回ってきました。

 

果たして誰も泣かさずに、

無事お役目を終えることができたのか否か……は、

次の記事で書きたいと思います^^;

ときわ公園に帰って来た白鳥たちの話。

去年、UBEビエンナーレのお話を3回にわたって書きましたが。

ときわ公園に行って、もうひとつ嬉しいことがありましたので、

今頃ですけど、記事にします。

 

 

地方のニュースで、ときわ公園に

白鳥が戻ってきたという情報を聞いていて、

その姿を見ることを楽しみにしていました。

 

 

ときわ公園の中にある、ときわ湖には、もともと、

何百羽もの白鳥が、ひしめきあうように泳いでいたのです。

 

白鳥の湖」というと、いかにも優雅なイメージですが、

それだけ大量にいると、優雅でもなんでもない感じでした。(笑)

白鳥は宇部市のシンボル的な存在ですし、

それが当たり前の光景だと思っていました。

 

 

ところが7年前、鳥インフルエンザにかかった鳥が見つかったため、

すべての白鳥が処分されるという悲しい出来事がありました。

 

専門家の意見による、やむを得ない決定だったのでしょうが……。

それ以来、すっかりがらんどうになったときわ湖を見ると、

とても寂しかったのです。

飼育員さんたちの気持ちを思うと、心が痛みました。

 

多くの市民が同じ気持ちだったようで、

白鳥をもう一度、という声が市にたくさん寄せられていたとか。

 

 

久しぶりに目にした、ときわ湖の白鳥はずっと少数で。

8羽ぐらいだったかな……?

帰って来たと言っても、もちろん同じ白鳥ではないですが、

昔、ときわ湖にいた白鳥の子孫だと聞きました。

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大量の白鳥が泳いでいた過去の光景が懐かしくはありますが、

そうした過密な状況も、保護の観点からは良くなかったそうです。 

 

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今後は少数の白鳥を大切に守っていくとのこと。

冬の間は、湖から飼育施設に移して保護しているそうです。

……狭くはあるでしょうが、

うん、鳥インフルエンザに罹ってしまうよりはいいよね……。

 

UBEビエンナーレに行って、

ちょうど私がこの白鳥たちを画像に撮った次の日に、

飼育施設にお引越ししたそうです。

 

よかった、湖で泳ぐ姿を見られて(^―^)

 

もう、あのような悲しい出来事は繰り返されないように、

一市民として祈っています。

2018年の初詣に行ってきました。

少し遅いですけど、

新年あけましておめでとうございます。

 

今年の年末年始は、物書きのお仕事と、

アルバイトも少ししていて、

ほとんど年末らしいことはしないまま

年が明けてしまいました。

大掃除どころか、普段より散らかっている有様の

お正月でした……^^;

 

まぁ、物書きになる前も、

もともとフリーターみたいなものだったし、

年末年始がお仕事なのはフツーって感覚ですけど。

 

 

さて、ちょっとお仕事が一区切りついたところで、

先日初詣に行ってきました。

 

 

今年も楽しみにしていたのはおみくじです。

 

去年はいろいろなおみくじを引きましたけど、

今回は、昔ながらのおみくじ一本で勝負っ。

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 めでたく『大吉』が出ましたっ!

 

本当のところ、今年は大吉を引く自信が

ちょっぴりあったのですよ。

 

去年のおみくじが、どれも、

「今は辛抱すれば、やがて運が開ける」

という感じの内容だったので。

ならば、今年こそ……と思っていたのです。

 

 

お仕事でも、ほかの個人的な活動でも、

今年はいろいろと挑戦の年になりそうです。

これまで地道に積み重ねて来たものが、

なんとか役に立てば良いのですが。

 

……ただし、この大吉のおみくじを読んだところ、

油断すると、幸が禍となってしまうとのこと。

 

たとえ仕事や活動が上手く行ったとしても、

決して調子に乗ることなく、より身を引き締めなければと

思った次第です^^;

以上、年頭の抱負でした……。

 

だから、まぁ、大吉だからと手放しで喜んでちゃ駄目って話ですね。

(おみくじは、境内に結んで帰るのではなく、

自分への戒めのために持ち歩く派です)

 

 

当ブログについても、

去年から、書こうと思いながら

書けなかったお話がたまっているので、

遅れ遅れにはなりますが、

地道に更新して行きたいと思っています。

今年もよろしくお願いいたします。

第27回UBEビエンナーレに行ってきました!(その3)

では、私の一番好きだった彫刻の紹介です。

 

『時空ピラミッド』という作品です。

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なぜ、この彫刻だけ画像を大きくしてるかって、

たくさんの石が積み上げられていることをお伝えしたいから……!

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作者の方の言葉に「時間の可視化」とあったのですが、

実際に、この作品の前にいると、

はかりしれない時間の重みに

圧倒されるような気持ちになりました。

 

もちろん、

「これだけの石を積み上げるのには、

すごく時間がかかっただろうな」……という、

ごく現実的な感想もあるのですけど、

 

それと同時に。

 

今の時代に至るまで、

この地球には多くの命が生きて来たわけで。

誰にも知られることのない物語や、忘れられた時間が、

古代から、長い長い間積み重なって、

歴史は刻まれて、生命は進化してきたのだなぁと。

……なんだか、そんな感慨がわいてきました。

作品のタイトルから、そうした連想が働いたのかもしれませんが。

 

もちろん、それは私が勝手にイメージしたことで、

どんな感想を持つかも、鑑賞する人それぞれなのでしょうけど。

芸術の表現の可能性って、底知れないなと、

あらためて考えさせられました。

 

 

ところで、あとから知ったんですが、

ひとつだけ見逃してしまった彫刻があるんですよね。

 

北極星との交信Ⅴ』という作品で、

大きな黒い石に、仰角33度56分の穴が空いているとか。

……ときわ公園は、北緯33度56分に位置しているため、

その穴をのぞいて夜空を見ると、

いつでも北極星を見ることができるのだそうです。

 

確かに、星空の中で、北極星の位置だけは年中いつも変わりませんものね。

なんて素敵なアイディアなのでしょうか!

 

……ていうか、このブログのタイトル的にも、

その彫刻を見逃すって、一体……。

(前の記事でも同じようなこと書きましたが)

まぁ、昼間では、どっちみち北極星見えませんけど……。

 

 

ともあれ。

たっぷり楽しめました、UBEビエンナーレ

 

いろいろ教えてくれた会場のスタッフ様、

ありがとうございました!

2年後も楽しみにしております。

第27回UBEビエンナーレに行ってきました!(その2)

会期はもう終わってしまいましたが、彫刻の紹介を続けます。

まだまだ、夢のある作品がありましたよ。

 

 

この彫刻、タイトルは『Megaptera』。

クジラさん、仕掛けがあって動くんです……! 

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スタッフさんが、

側面に取っ手を取りつけて回して見せてくれたのですが、

ヒレや尾など、全身がダイナミックに動いて、

まるで青空の中で雄大に泳いでいるようでした!

動きがリアルで、思わず感動しましたよ。

 

 

こちらは、『風の灯台』という作品です。

灯台の中に、実際に入ってみることもできました。

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内側の壁には、無数の鏡がびっしりと貼られているため、

まるで巨大な万華鏡の中にいるような気分です。

 

灯台の上部では、風車が風に吹かれて、

カラカラと回転していました。

(画像は内側から上を見上げたところです)

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……なお、鏡が多いだけに、

前方の壁を見ると、自分の顔がやたらいっぱい映っていて、

ちょっと怖かったですが(笑)

 

 

ほかにも、中に入ると綺麗な光景を見られる作品がありました。

 

壁に点々と穴があいているため、暗い内部に入ると、

穴から光が差し込んできて、そこはまるで星空のような……。

 

あれ?

 

このブログのタイトル的に、

なぜ、その彫刻の画像を撮らなかったのだろう、自分……^^;

 

 

ほかにも色々、想像をかきたてられる作品が展示されていましたが、

最後に、私がもっとも素晴らしいと思った彫刻を紹介したいので。

UBEビエンナーレの記事、もう1回だけ

続けさせていただきたいと思います。

第27回UBEビエンナーレに行ってきました!(その1)

宇部市のときわ公園で開催されている

UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)に行ってきました。

 

昨年は、このUBEビエンナーレに応募された

模型展に行った記事を書きましたが、

今年は、その模型作品の中から選ばれた作品が、

いよいよ実物大に制作された姿を見ることができます。ワクワク。

 

 

会場は、ときわ公園内の彫刻の丘です。

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画像の通り、なんだか不思議な物体が点在しています。

さて、今回はどんな作品に出会えるでしょうか。

(去年、模型展を見たはずなのですが、

ほとんど記憶に残っていないので新鮮に楽しめます……^^;)

 

会場のスタッフの方に、

画像をブログに載せてもいいですか?と聞いてみたら、

「どうぞどうぞ」とのことでしたので、

喜んで撮らせていただきました♪

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このリンゴの芯のような作品は、靴を脱いだら、

中に座ってみてもいいそうです。

 

ところで今、パンフレットを見たら、この作品、

『アフターアップル』というタイトルのようです。

うん、確かにその通りだ。(笑)

 

見るだけではなくて、触れて体験することができるのも、

この彫刻展の大きな魅力です。

周囲にロープを張ってある作品は、触ったら駄目らしいですが、

中には、上に登ってもOK、という作品もあります。

 

スタッフさんに教えてもらって、

実際に、私も登らせていただいた作品です。

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『重力飛翔 ―はるか かなた』。

タイトルからして、夢がありますね。

 

飛行機のかたちをしています。

よく見ると、前方に操縦かんがついています。

上に寝そべって、操縦かんをにぎると、目前に広がっているのは……

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ときわ公園の中央にある「常盤湖」です。

飛行機の上から、この景色をながめると、

本当に湖に向かって飛び立っていけそうな気がしました。

この可愛い飛行機でこのまま飛べたら、どんなに楽しいでしょうか。

(……でも、私は高所恐怖症なので、本当に飛んだら困るんですが)

 

 

野外に展示されているので、

よく晴れた日が絶対おすすめですね!

 

第27回UBEビエンナーレは、

2017年11月26日(日)まで開催されています。

 

……ただ、野外だし、最近気温が下がって来てるし、

常盤湖をわたってくる風は冷たいですし。

もしこれから行かれる方がいらっしゃったら、

ぜひとも温かい服装でお出かけください。

 

私、何年か前、寒い日にこのUBEビエンナーレに出かけて、

あまりの風の冷たさに、彫刻どころではなくなってしまい、

一体何しに行ったのか、よく分からなくなったことがありました……。

 

 

彫刻の紹介は、次回に続きます!

「第二の地球」は銀河系に40億個(!?)もあるらしい。(その2)

生命の誕生する可能性のある惑星が、

続々見つかっているそうですが、

実際に地球外生命体と交信するのは、なかなか大変そうです。

 

もしも、40光年離れている惑星に向けて、電波を送っても、

電波も、光と同じ速度でしか進めないわけだから、

仮に返信が戻ってくるとしても、80年後になっちゃいますよね(笑)

 

ということは、遠い惑星の人と連絡をやりとりするには、

子ども、孫の世代まで申し送りをして行くしかないのでしょうか……。

先方の宇宙人は、長命かもしれませんが、

あるいは地球人より寿命が短いかもしれないし。

いろいろと未知数です。

 

それに、あまりにも遠い惑星だと、

向こうの惑星に電波が届いた時には、

もう先方の文明も滅んじゃってて、

ゴキ●リみたいな生命体しか残ってないっていう

可能性もあるかな……と思いました(^―^:)

 

地球外生命体と一口にいっても、

ミジンコみたいな生物だって、ほかの惑星で生まれていれば

地球外生命体ってことになりますもんね……。

そういう相手と連絡をとるのは、ちょっと難しそうです。

 

……まぁ、だから文明の進んだ惑星を見つけるために、

電波を使っている形跡のある星を探しているそうですが。

(ゴ●ブリやミジンコは電波を扱えませんからね)

 

 

一方で、地球よりもずっと進んだ文明が

銀河のどこかにあるかもしれません。

 

渡部先生は、

「地球文明は、まだひよっこだ」というお話をされていました。

進んだ文明と連絡が取れたら、

私たちが教えを乞うことになるだろうと。

 

天文学者社会学者の方々が集まって、

ほかの惑星の文明とコンタクトが取れたらどうするかという

話し合いも、もうされはじめているそうです。

 

中には、勝手に宇宙へ、交信のための電波を送って、

怒られた天文学者さんもいらっしゃるとか。(笑)

確かに、その方の気持ちも分かるような気がしますが、

もし高度の文明と連絡がとれたとしたら、

地球規模の話になりますからね。

今では夢のような話でも、現実になったら大変なことです。

 

ファーストコンタクトも、もうSFの中の話ではなくて、

少しずつ現実味を帯びはじめているってことでしょうか……。

 

 

ところで、私など、講演を聴いていて、

「宇宙人と連絡を取れても、侵略してくる相手だったら?」とか

マイナスなことも思わなくもなかったのですが……

「一番近い惑星でも、行くには10万年かかる」という話を聞いて、

そうそう簡単には侵略されないな、と思いました(^ω^;)

単にSFの読みすぎかなぁ、私……。

 

でも、非常に想像力(妄想も)をかきたてられるお話だったことは確かです。

天文学でのこれからの発見が、さらに楽しみですね!

「第二の地球」は銀河系に40億個(!?)もあるらしい。(その1)

前回の記事の続きです。

 

 

2人目の講師は、

自然科学研究機構国立天文台副台長、渡部潤一氏でした。

 

渡部先生には、ユーモアたっぷりの語り口で、

非常にスケールの大きいお話をしていただき、

すごく面白かったです!

 

 

演題は、『続々見つかる「第二の地球」

――地球外生命発見への期待――』でした。

 

宇宙を観測する技術が発展したおかげで、

以前は見つけること自体が難しかった、

ほかの恒星を回っている惑星が、

近年では、続々と発見されているそうです。

 

ちなみに、よその惑星を見つけるのがどれほど難しいかと言うと、

渡部先生いわく、「宇部から、広島の山の上に置いてあるランプの

周りをまわっているショウジョウバエを発見するようなもの」

……だったかな(笑)

まぁ、太陽のような恒星と違って、

地球のような惑星は、自力で発光してるわけじゃないですからねぇ。

 

 

さて、惑星がたくさん見つかってくると、

やはり、次に気になるのは、

その中に果たして生命の存在している惑星はあるのか?

……ということではないでしょうか。

 

地球と太陽の距離が、遠すぎても近すぎても

生命は誕生できなかったのですが、

このように、恒星と惑星の距離がちょうどよく、

生命が生まれる可能性がある領域のことを、

ハビタブルゾーン(生命存在可能領域)というそうです。

 

惑星と恒星の距離が、ハビタブルゾーンであることなど、

生命が誕生する可能性のある……つまり、

「第二の地球」であるかもしれない惑星は、

計算上、私たちの天の川銀河だけでも40億個あるのだとか!

 

なんとも想像がつかない数ですが……。

渡部先生いわく、

「星の数は、『星の数』ほどあるんですよ」(笑)

 

さすがに、生命の誕生する可能性のある惑星が

40億個もあったら、

「地球外生命体がまったく存在していない」という方が、

ずっとおかしい気がしますよね。

 

では、地球外生命体と実際にコンタクトを取るには

どうしたらいいのでしょうか?

 

 

……なかなかブログ更新できていないのに

話題を引っ張ってしまって申し訳ないですが、

続きは、また次の記事で。

地元の天文学の講演会に行ってきました。

先月は、天文学に関する講演会に行きました。

 

宇部市天文教育50周年記念講演が開催されたので。

市の青少年会館にプラネタリウム天体望遠鏡

設置されたのが1967年とのことでした。

 

 

市のイベントなので、最初、

市の職員の方の挨拶からはじまります。

その中で、紹介されたエピソードとして、

宇部市長はいつも、

宇部の『宇』は宇宙の宇、

宇部の『部』は語り部の部だ」

……とおっしゃっているそうです。

 

宇部の「宇」は、宇宙のウ……

こう言うと、なんだか、

ちょっとブラッドベリの小説のタイトルみたいですが( ̄∀ ̄)

 

なんにせよ、地元が天文学に関わる事業に力を入れてくれるのは、

天文ファンのはしくれとしては、嬉しいことです。

 

 

1人目の講師は、

宇宙航空研究開発機構JAXA)の内藤一郎氏。

 

人工衛星から地球を撮影する技術はどんどん向上していて、

さまざまなデータを取ることができるため、

防災に役立てようとされているそうです。

たとえば、土砂災害が地上のどこで起こっている可能性が高いか、

衛星データから推測することができれば、

どこにヘリを飛ばしたらいいか、場所を絞ることができます。

 

が、JAXAは、防災のために

どうデータを有効活用したらいいか分からないので、

(……そりゃそうですよね、専門分野外だもの)

山口大学とも連携して研究しているとか。

 

そうした活動のため、JAXAは、宇部市内に、

「西日本衛星防災利用研究センター」を設置したそうです。

 

……地元で、そのように、

宇宙に関わる事業が進んでいることは、知りませんでした。

宇部の「宇」が宇宙の宇っていうのは、そういうことか~。

 

 

まぁ、一口に宇宙といっても、

人工衛星が飛んでいるのも宇宙なら、

銀河系のはるか彼方も宇宙なわけで。

 

内藤氏は、講演の冒頭で、

2人目の講師の方の講演内容が、

地球から見た宇宙の話なのに対して、

自分の講演は、宇宙から見た地球の話です、

ということをおっしゃって、

なるほどーと思いました。

天文学と言っても、切り口は色々ですね。

 

 

2人目の講師の話は、非常にスケールの大きな話で

ワクワクして、そしてクラクラしました(笑)

そのお話は、また次回で。

ソラール「世にも不思議な映像の世界」に行ってきました。

8月には、防府市青少年科学館ソラールに

また行ってきました。

青少年ではありませんが(笑)、ソラール大好きです!

 

今回は、「世にも不思議な映像の世界」という企画展です。 

 

 

……ところで今回、入館して、まず聞こえてきたのは

子どもたちの泣き声。

阿鼻叫喚的な雰囲気(?)を感じましたが、

企画展の後半にホラー映像コーナーというのがあったのですねえ。

 

私、肝っ玉のサイズがミニマムなので、

ホラーは非常に苦手なんですが……^^;

まぁ、そのコーナーに入りたくない人には

エスケープできる通路も用意されているようだし、

とりあえず入ってみましょう。

 

 

鏡の通路、ストロボを用いた錯覚、

プロジェクションマッピングを使った展示物など、

各種不思議な映像が出迎えてくれます。

 

この影絵は、なんだと思いますか?

切り絵ではありません。

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女の子がかぶっているのは、よく見るとザルのようです。

男の子のズボンはトングだったりして。

ほかにも、お玉とかスプーンとか。

実は全部、調理器具や食器の組み合わせでした。

裏に回ると正体を見ることができましたが……

調理器具の組み合わせの影から、

この絵が浮かびあがっていることは、

裏からはまったく分かりませんでした。

作った方、すごーーーい!

 

 

こちらは画面に映った自分の映像が、

動物に変身するというコーナー。

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 鳥になったワタシ……( ̄∀ ̄)

ジャンプすると、白い煙が画面に出て、

画面の中で別の動物に変身できました。

まぁ、もう青少年という年齢ではないので、

何度もジャンプすると、ちょっぴりきついです(笑)

 

 

さて、いよいよ問題のホラー映像コーナー。

 

そこにいらっしゃったスタッフさんに、

「怖いのは苦手なんですが大丈夫でしょうか~」と聞いてみたところ、

「お化け屋敷(笑)ぐらいですよ。頑張ってください」と励まされたので、

ちょっと頑張って入ってみました。

 

でも、入ってから、やっぱり頑張らなくて良かったかなーとも思いました。。。

すぐ終わるかと思ったら、予想より通路が長くて。

そもそも、普通のお化け屋敷に入れる方にとっては、

(笑)というレベルなのかもしれませんが、

私は、普通のお化け屋敷が無理な人だし^^;

 

そんなわけで。

案外大丈夫だったエリアも、どんどん通りすぎます。

(とりあえず平気でも、夢に出てきたら大変だから……)

怖そうなエリアは、もはや直視しないで通りすぎます。

(中に入った意味は?)

 

それでも、最後の仕掛けには「ひぃっ」と言わされました。。。(笑)

 

終わってみたら、(通りすぎたホラー映像も含めて)

普段ではできない体験ができて面白かったです。

なんでもありですね……ソラール。

また楽しそうな企画展があったら、きっと来ようと思いました!