星空と、色えんぴつ

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「金環皆既日食」の不思議……?(その2)

えーと、なかなかブログを更新できなかったので

金環日食皆既日食の違いについて、

前回のおさらいから……。

 

太陽と月の見かけの大きさのかね合いで、

月が太陽より小さく見える時だと、

太陽をすべて隠し切れないので金環日食になる。

逆に、太陽を月がすべて隠しきれたら、

皆既日食に見えるということでした。

 

ここまでは分かるんです。……が!

 

同じ日食なのに、地球の観測地点によって

皆既日食に見えたり、

金環日食に見えたりすることもあるそうで、

一体どーゆーことっ??

……というお話でした。

 

 

ネットで調べてみたものの、

以下、私の付け焼刃の理解であって

原因のすべてではないようです。

気になる方はちゃんと

天文学のサイト等を調べてほしいですが(°д°;)

 

 

それは太陽と月の見かけの大きさが

ほぼ同じでピッタリ重なった時に

起こることのある珍しい現象のようです。

 

その時の日食は、地球から観測すると

皆既日食に見えるか、

金環日食に見えるか、

ギリギリの状態であるわけです。

 

そして地球だって地上は曲面なので、

場所によって、ちょっとだけ

月との距離が違います。

 

同じ地球上であっても、

たとえば北極・南極に近い地点と

赤道に近い地点では、

月との距離がわずかに違うだろうなと思えば

分かるような気がします。

 

ある地点でギリギリ月が太陽を隠せた時、

そこからは皆既日食に見えますが、

月との距離がわずかに遠い別の地点では、

月の見かけのサイズがわずかに小さくなるため

太陽をすべて隠し切れなくて、

そこからは金環日食に見える

……ということじゃないかと思います。

 

このように同じ日食が場所によって

金環日食皆既日食に姿を変える現象を

「金環皆既日食」または

「ハイブリッド日食」というんだそうです。

 

う……うーむ。

 

まだまだ天文学についても

知らないことが多いんだなと

あらためて感じましたが、

知らないからこそ新しい驚きがあるわけで。

生きているうちに、今後も知らない天文現象に

出会っていけたら嬉しいです。