星空と、色えんぴつ

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「金環皆既日食」の不思議……?(その1)

先週20日、

国内で部分日食が観測されたそうですね。

 

何年か前にはじめて

部分日食を見られた時は

とても感激しました。

……が、今回の日食は、

宇部からは見えないということで。

すっかりスルーしていたのですが……。

 

オーストラリアなどでは皆既日食

インド洋などのごく一部の地域では

金環日食が見られたというニュースを知って

頭の中が「???」となりました。

 

 

皆既日食は、

太陽が月の後ろに完全に隠れて

太陽の周りのコロナ

(ウイルスに命名されてしまったせいで

すっかりイメージが悪くなった言葉ですが

こっちが本家のはず)とか

ダイヤモンドリング

見えたりする現象……ですよね。

 

対して、金環日食

月が太陽を完全に隠しきれない時に

太陽の周りのはみ出た部分が

環のように光って見える現象のはず。

 

 

その2つの現象の違いは、月と地球の

距離の違いだと今まで思っていました。

 

月と太陽の大きさは、地球から見ると

ちょうど同じぐらいのサイズに見えます。

 

しかし月の軌道も完全な円ではなくて、

遠くなったり近くなったりするので

月の見かけの大きさは

その時々で変化しているそうです。

(だから満月がいつもより大きく見える

スーパームーン」って現象も起こるわけです)

 

 

ただ、今回調べてみてはじめて知ったのですが、

太陽の見かけの大きさも不変ではないのだそう。

地球の軌道も完全な円ではないので、

地球と太陽との距離が平均より遠くなると、

そのぶん太陽も小さく見えるらしいです。

 

太陽は月と違って、まぶしくて直視できないですし

時によって見かけの大きさが違うとか

考えたこともなかったですね……( ̄∀ ̄;)

 

……この時点で自分の不勉強を

あらためて思い知りましたけど、

これを踏まえて、日食の不思議について

引き続き考えていきたいと思います。