星空と、色えんぴつ

日々の小さな発見や、ちょっと面白いこと、楽しいこと。

占い師さんの悩みごとを聞いた話。

以前私が、アルバイトに行っていたお店は、

ショッピングセンターの中にありました。

で、すぐ目の前に占いコーナーがあったんですよね。

 

手相、四柱推命、タロットなど

いろんな占い師さんが

土日には2~3人くらい来られていました。

 

私はあまり占いには行かないので、

運勢を見てもらったことはないのですが、

なにしろ、目の前だったため、

占い師さんと会話する機会も少しありました。

 

……と言っても、占いの話ではなくて。

お客さんと1人ずつ面談することになるため、

タイミングが難しいとおっしゃっていたような覚えがあります。

 

 

でも、確かに、普通のアルバイトで

お店にいたり、イベント会場にいたりしても。

お客さんの流れって不思議なもので、

暇な時はずーっと暇で、それなのに、

来られる時は、示し合わせたかのように

何組かのお客さんが重なって来られて、

バタバタするってこと、ありますね。

 

なんなのでしょう、あれって。

もちろん、単純に「誰もいない会場だと入りにくくて、

たくさんの人が入っていると自分も入りやすい」という

要因もあるとは思いますが……。

それだけでは説明がつかないような時もある気がします。

 

 

その占い師さんは、

ワンコイン(500円)で占いを受け付けられていましたが、

空いている時は、1人のお客さんのために

長く時間をとって相談に乗っていて、

とても良心的だ、という評判を聞いていました。

 

……が、実際、誰もお客さんが来られない

時間もあるわけなので。

 

1対1の個別の対応だと

1人のお客さんが入っている間、ほかの人は入れないので、

帰っちゃう方もいるだろうし。

お客さんが重なる偶然性が、本当にあるのなら、

コスパが悪くなっちゃいそうです……。

もちろん、お金の問題だけではなくて、

せっかく来てもらったのに、申し訳ないのもあるでしょうし、

本当に難しそうだな、と。

 

 

占い師さんのお仕事というと、非日常的なイメージがありますが、

お仕事で困ることは、やっぱり(当たり前かもしれませんが)

普通の仕事と同じ部分もあるんだなと思いました^^;

さすがにお客さんの流れまでは占えないだろうな……。

 

……そんなことを考えてしまったおかげで。

 

直接お店に行かなくても占ってもらえる、

電話占い、メール占いというサービスもあるようですが、

そうしたインターネットの広告を見た時に。

コスパって、どうなんだろうなって

めっちゃ余計なお世話なことを、考えてしまった私です……。

ロバート・F・ヤング「時をとめた少女」を読みました。

本屋で、「時をとめた少女」という小説を見かけました。

 

……いや、一瞬、「時をかける少女」のパロティ??とか

思ってしまいましたが^^;

でも、よく見たらハヤカワ文庫だし。

作者、ロバート・F・ヤングだし。

 

以前の記事にも書きましたが、ヤング好きなんです。

「ジョナサンと宇宙クジラ」という

短編集を読んで、いいな、と思って。

その後、三上延さんのビブリア古書堂の事件手帖をきっかけに

たんぽぽ娘」も読みました。

 

でも、ヤングに詳しいというわけではないので……。

一瞬パロティに見えるような題名でよかった。

おかげで短編集の新刊が出ているのに気がつけました(笑)

 

 

本の裏表紙の紹介文に、

愛と抒情の詩人と書かれていますが、

まさに、そんな感じの作家さんです。

 

巻末の解説を読んでみると、

たんぽぽ娘」を読んだ、

SF作家の梶尾真治さんの声が紹介されていて。

いい話を思いついたけど、書くのが恥ずかしい時に

本作を思い出すと開き直れる……という内容でしたが、

(自分のような未熟で、末端の物書きが

こう言うのもどうかと思いますが)

なんとなく共感できるような気がします。

 

たとえば、この本の一話目は

「わが愛はひとつ」というタイトルですが、

もしも、自分がこんな題名で小説を書けと言われたら

なかなか恥ずかしいかも……ね。

自分が小説を書くのと、ほかの人の小説を読むのは、

なんというか、別問題ですから。

 

でも、「わが愛はひとつ」、

ラストには素直に感動してしまったんですけど。

時間SFとラブストーリーの織りなす、

「いい話」が好きな方にはおすすめします。

解説でも触れられていた通り、

たんぽぽ娘」と共通したところのあるお話でした。

 

……こうした作品も、時には読みたいです。

 

 

ところで「時をかける少女」の方は、

学生の時に読んだ覚えがありますが、

昔すぎて、肝心の内容が思い出せません……。

ラベンダーの香りがするお話でしたっけ?^^;

また読み直してみないとなぁ。

庭に「にんにくの花」が咲きました。

うちの母と祖母は園芸好きで、

庭には、バラとかアジサイとか、

いろんな花が咲いています。

 

特にバラは四季咲きの品種もあるので、

けっこう年中咲いているような気がします。

祖母が毎年育てているため、

私と母にとっては、一番珍しくない花=バラだという。

人にあげると喜ばれますけどね。

 

 

私にはそうした血は流れておらす、

あまり植物に興味がないのですが。

先日、庭に、妙に背の高い植物があるのを見て、

さすがに気になりました。

背の低い私と、背丈があまり変わらないので、

高さが1.5メートルぐらいあるかも。

 

これは何?と母に聞いたら、「にんにく」と言われました。

親戚にもらったにんにくが芽を出したため、

試しに庭に植えてみたのだと。

 

にんにくの花って、一体どんなものなのか……

見たことないので、楽しみにしていたのですが。

今日、ふと窓の外を見たら、

いつのまにか咲いていました。

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なんか、予想外の花の姿にちょっとびっくりです(・・;)

 

母の話によると、

にんにくの場合、こうして花が開くと、

根の方に行く栄養が少なくなってしまうため、

ふつうは収穫を優先し、花を咲かせないんだとか。

 

でも、どんな花なのか興味があったので、

あえて咲かせてみたそうです。

 

なので、にんにくの収穫は期待できないようですが、

おかげで珍しいものを見られました。

 

……母は、今度は、どんな種がとれるのかを楽しみにしているそうです。

地方の公園は小さくてもいいと思う。

先日行ってきた、スタジオジブリ・レイアウト展のチケット、

湯田温泉入湯特別割引券というのが

一緒にくっついているんですよね。

山口県立美術館に来たついでに使ってね、

……ということだと思いますが。

 

湯田温泉というのは、

特定の温泉の名前ではなくて地名です(念のため)。

実際、温泉はたくさんありますけど。

 

その割引券を使うと、

指定されている旅館内の浴場や銭湯などで

利用料が200円割引になるようです。

有効期限は、スタジオジブリ・レイアウト展と同じく

6月18日までですね。もうすぐです。

 

山口駅周辺には、月に1回以上は必ず行くので、

その近くである湯田温泉には

足を伸ばそうと思えば、伸ばせるし。

せっかくだから、たまには温泉にも行ってみようかなぁと

思っていたのですが……。

今月は時間を取るのがちょっと難しいため、

割引券は使わないまま終わりそうです。

 

 

そういえば、だいぶ前に湯田温泉に行った時には、

無料で利用できる足湯もありましたっけ。

公園とか、何ヵ所かに。

今でもあるのかは分かりませんが、

私も利用させてもらったことがあります。

 

 

……そのあたりの、高田公園というところに

中原中也の詩碑や、種田山頭火の句碑があるんですが……。

湯田温泉中原中也の生地で、記念館もあります)

 

この公園、新井素子さんの小説「あなたにここにいて欲しい」の中に

登場しているんですよね。

で、東京に暮らしている主人公たちから、

「狭い」「小さい」とボコボコに言われていたりします^^;

 

なぜ、公園=そんなに広い場所だというイメージが持たれているのか、

あんまり東京に行ったことのない自分には、

かえって、その感覚がピンと来なくて。

確かに、新宿御苑とか井の頭公園とか、広そうですけど。

でも、公園と言っても、規模はピンからキリまであると思うんですが……。

 

むかし東京で暮らしていたことがある知人に、その話をしてみたところ、

「確かに東京の公園は大きい。ほかに自然がないから」と言われました。

 

……そりゃー、そうです。

わざわざ、でっかい公園つくらなくても、

山口では、自然の山々が普通にそのへんに見えるんだから。

 

ただ自然を味わうための場所であれば、

そんなに大きな公園は必要ないと思います……( ̄∀ ̄)

スクリーントーンのちょっと残念な話。(その2)

絵を描くのが好きだと、

自然と同じ趣味の友だちができます。

 

前々回の記事にも書いた通り、

たまに、ちょっとした会報をつくっているため、

(同人誌ではないですよ、

関わっているボランティア団体の発行物です)

以前スクリーントーンを集めていたけれど

今では使うのをやめた子とか、

ずっとアナログでマンガを描いていたけど

デジタル路線に変えたため、

持っていても使わなくなった友だちから、

要らなくなったスクリーントーン

以前、たくさん譲ってもらいました。

 

いろいろな柄を揃えようとすると、

スクリーントーン代も馬鹿にならないので、

助かっています。

 

もともと、マンガ家志望時代に

自分が集めていたトーンもあるし、

けっこうな枚数が集まりました。

 

 

……ただ、中には

使い道に困るトーンもちらほら。

お古のトーンをもらったため、仕方ないですが。

 

これはガラケー柄……。

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しかも、かなり古い機種なのでは?

今の時代では、ちょっと使いにくいですね。

 

……そして、これはどうみても血痕ですね……。

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マンガならホラーな場面に使えそうですが、

ボランティアの会報で、この柄を

一体どこに使えと……?

(もし使ってたら、どんなサークルだよ)

 

 

ところで、そのボランティア団体の

代表のおじさんは、

私がスクリーントーンを持って行くたびに、いつも

「これ、シルクスクリーンだったよね」と

同じ言い間違いをしてくれます。

 

うーん、惜しいと言えば惜しい。

 

シルクスクリーンというのは、確か、

版画の技法だったと思います……。

スクリーントーンのちょっと残念な話。(その1)

……前の記事の続きです。

久しぶりにスクリーントーンを使ってみたら、

いろいろと残念な話を思い出したので、

その話でも。

 

 

スクリーントーンをはじめて買ったのは、

確か、中学1年の頃でした。

 

お互い、マンガ家になりたいねと

言っていた友だちから、

マンガを描くための道具のセットが、

市内では大手の文具屋さんで売られているよ!……と、

情報を教えてもらって。

 

そこで、貯金していたお年玉で買いに行きました。

スクリーントーンのほか、

ペン先とペン軸、インク、原稿用紙などが

箱に入っていたと思います。

 

マンガを描くとき、ペン先は、

このように軸につけてインクや墨汁で描きます。 

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……そして、当時。

はじめてスクリーントーンなるものを手にした私は、

悩んでしまいました。

どうやって原稿に貼ったらいいものかと。

 

マンガ家になりたかったと言っても、

技法的なことは、まだ知らなかったため、

このセットの中の道具で切るしかないんじゃないかと

勝手に思い込んだ挙句。

 

恐ろしいことに、ペン先で

ガリガリとスクリーントーンをひっかいて

切ろうとしたような記憶があります……。

尖っているものといえば、これしかないと思って……。

 

……今思ったら、

新品のペン先でなんてことをするんだよっ(°д°;)

 

果たして、それで切れたかどうかは記憶にないんですが、

次の日、友だちに「トーンってどうやって切るの?」と聞いたら

「カッターで」と教えてくれました。

 

当たり前ですよね。。。

 

まあ、こんな自分ですが、

プロのマンガ家にはなれなくても、

マンガを描く技法を覚えたことは、

のちのち、それなりに役立ったので、

無駄ではなかったのですが。

 

……でも、「4コママンガ家になりたい」という夢は、

まだ、微妙に諦めてないぞ、私……!

 

きっと、あの頃、マンガ家とか小説家になりたいねと

夢を語っていた仲間たちは、

今頃みんな、ちゃんとした大人になっているでしょうが

私はなれませんでしたから……( ̄∀ ̄)

 

……分かって当たり前のことが、分からないからなぁ。。。

会報作りの味方、スクリーントーンのお話。

私は10代の頃、マンガ家になりたかったので、

マンガ用の画材もいくつか持っていますし、

今でも、たまには使います。

 

ちょっとした、文章とかイラストとかの

サークルの会報をつくることがあって。

そんな時、重宝するのがスクリーントーンです。

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原稿に貼って、カッターで形を切り抜いて使います。

マンガでは、影の部分を表現したり、

模様や画面の効果をつけたりするのですが、

サークルの会報では、原稿の余白ができた部分を

なにか適当な模様で埋める時に便利なのです……。

 

 

会報とか、機関紙の担当をしているけど、

ちょっとした余白をどう埋めたらいいかで

いつも困っている……って人がいたら、

最後の手段としておすすめかも……?

文房具屋さんのコミック用品コーナーで売ってますし。

お花とか、音符とか、雪の結晶とか、

楽しいデザインがたくさんあるし。

 

自分自身、これまで、

ボランティア団体とか、パート先の会社とか

いろんなところで、新聞部とか

機関紙担当をしてきたので……

困る人の気持ちがよく分かります^^;

ネタが足りない時、大変ですよね。穴埋めが。

特に挿絵を描ける人がいないところは。

 

ただ、「最後の手段」と書いたのは、

ちょっと値段が高いかな、と。

メーカーによっても価格に差があるのですが、

ずっと愛用してきた、安めのトーンの値段が

昨年値上がりしてしまって……。

(ちょうど、その少し前に

サークルの仲間と、トーンのまとめ買いをしていたから

ちょっとだけ助かったんですが^^;)

 

 

今ではパソコンでマンガを描く人も多いでしょうし。

マンガ用のソフトでは、データ上で

スクリーントーンを貼りつけられるはず。

自分は、ちょっとだけお試しソフトを触ってみたものの、

ペンタブがうまく使えずに、そのまま放置になっちゃいましたが。

……アナログと違って、トーン代要らないですもの。

 

そりゃあ、需要が減った分、値段も上がっちゃうかぁ。

アナログ人間には、ちょっぴり生きづらい時代であります。。。

 

スクリーントーンのお話、次回に続きます。

髪を伸ばしてみて、意外に困ること。

私は20代以降、あまり髪を長くしたことがありませんでした。

ショートカットか、伸ばしても、せいぜい肩のあたりまで。

 

が、去年、ずっと続けていたアルバイトで失業してしまって

家にいることが増えてから、髪を伸ばしはじめました。

 

 

理由はなんとなく、ですが、

伸ばしてみて、良かったこともあります。

 

なにぶん、ずっと短くしていたので、

長い髪のまとめ方も知らなかったのですが、

意外に簡単に髪をまとめられる

ヘアクリップもあるんですねー。

 

こういう、ちょうつがいがついていて、

髪をガシっと挟んでくれるヘアクリップを

バンスクリップと呼ぶようです。(これは最近のお気に入り♪) 

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基本的な使い方は挟むだけなので、不器用な私でも手軽に使えます。

種類も豊富で、いろいろ可愛いものが売られていますから

お店で見てみる楽しみが増えました。

 

今度バナナクリップっていうのも買ってみようかなー。

 

 

……と、ちょっぴりハマりはじめていた頃、

東京に住んでいる妹が帰って来て、

そこで、髪の話題になりました。(妹は私より髪が長い)

 

その時、「髪が長くなると、抜けた髪の量が増える」

……というようなことを妹が言っていたのですが、

最近そうかも……と思ってます。

髪一本当たりが長いため、

抜けた髪が増えたように見えるのかなぁ^^;

 

 

ところで、先日、男性型脱毛症のことを

AGAと呼ぶ……という話を聞いたのですが、

男性型ということは、女性型もあるのかしら。

 

……いや、そんなに抜けた髪が心配なわけではないけど

ちょっとだけ、そう思ってしまいましたYO。。。

スタジオジブリ・レイアウト展に行ってきました!(その3)

スタジオジブリ・レイアウト展では、

レイアウトの展示だけではなく、

記念に画像を撮っても良い企画が、いくつかありました。

念のため、係員の方にブログにアップしても良いですか?と

訊いてみたところ、大丈夫とのことなので、

記事にさせていただきます。

(記事「その1」のレイアウト展の看板にも、

画像OKの表示がありました。

ブログを書く側としてはありがたいですねぇ)

 

まず、こちらはレイアウトの展示の

途中にあった撮影ポイントです。

この光景、見覚えのある方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

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そう、「千と千尋の神隠し」です。

確か、千尋が湯婆婆の魔力で

猛スピードでひっぱられていった廊下に

こんな壺が並んでいたような……。

 

実はここ、合わせ鏡になっていて。

実際に置かれていた壺は二つだけだったと思いますが、

無限に壺が並んでいるような画像を撮ることができます。

 

 

あと、レイアウトを観終わった最後にあったのが、

まっくろくろすけ”コーナー。

オリジナルのまっくろくろすけをシールに描いて

記念に壁に貼ろうという企画です。

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ほかのお客さんが画像に入ってもいけないので

壁のほんの一部しか撮れませんでしたが、

実際はけっこうな範囲にびっしりと

皆さんの描いたまっくろくろすけが。

 

せっかくなので、私もチャレンジ。

なんか、女の子のまっくろくろすけを描こうとしたんですが……。

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中央のですけど……何、これ……。

 

微妙な出来になってしまって、ちょっと反省。

まあ、ウニと思えばいいか……( ̄∀ ̄)

 

個性あふれるまっくろくろすけがいっぱいいました。

展覧会が終わるころには壁全体が

まっくろくろになってるかもしれませんね。

 

 

そのほかにも、

トトロのおなかの上に乗っているような画像が撮れる

「トトロケーション」、

ポニョをつかまえて記念撮影ができる

「ポニョロケーション」というコーナーがありましたが

ブログに顔出しできませんし、私はスルーしました~。

 

家族や友だち同士で行かれた方は、

記念に撮影して帰られたら良いですね♪

 

 

以上、スタジオジブリ・レイアウト展でのお話でしたっ。

 

 

スタジオジブリ・レイアウト展に行ってきました!(その2)

展示されているレイアウトは、

紙に鉛筆や色鉛筆などで描かれたアナログなものです。

自分自身、好きなジブリ作品がいくつかあるので……

それが宮崎監督の直筆だと思うと、

観ていて、ちょっぴり胸が熱くなってしまいましたよ。

 

特に、自分が何度も観返した映画(トトロとか、ラピュタとか)の、

見覚えのあるシーンであれば、なおさらです。

こうした地道な作業から、作品が生まれてきたのですね。

 

キャラクターの表情、動き、背景の構図のみならず、

たとえばラピュタの背景で、雄大に流れていく雲のスピードまで

丹念に書きこまれていて。

一体、ひとつの作品あたり、

どのくらいの枚数のレイアウトが必要となるのか……。

秒単位しかない、短い場面だって沢山あるはずです。

作業量を想像すると、ちょっと気が遠くなってしまいます。

 

 

もっとも現存しているレイアウトの数は

作品によって違うそうで……。

魔女の宅急便」では、展示されているレイアウトは

少しだけしかありませんでした。

 

逆に、圧倒されるほど沢山のレイアウトが展示してあったのが

千と千尋の神隠し」。

観て回っている私たちまで、まるで作品の舞台の中へと

迷い込んでいったような会場でした。

 

 

来場されているお客さんは、老若男女を問わず、

いろんな方が来られていて、

ジブリ作品は本当に愛されてるんだなあと

あらためて思いました。

 

平日に行きましたが、それでもお客さんが並んでいて

なかなか観られかったところもありました。

もし行ってみたい方がおられたら、お早めが良いかもしれません。

山口県立美術館では、6月18日(日)まで開催されているようですが、

終了間際は混雑が予想される、とテレビで言っていたので……)

 

 

あと、レイアウトではないですが、

会場内には「記念に画像を撮っても良い」企画が

いくつかあったので、次回はその画像&お話を。

スタジオジブリ・レイアウト展に行ってきました!(その1)

昨日、山口県立美術館で開催されている

スタジオジブリ・レイアウト展」に行ってきました。

 

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ここで言うレイアウトとは、

看板に描かれているナウシカの絵もそうですが、

アニメーションの設計図のことだそうです。

それぞれのシーンで、

背景やキャラクターの位置、カメラワークなど

細かく指示が描きこまれています。

 

宮崎駿監督が直筆で描かれたものを中心に、

約1300点のレイアウトが公開されているとか。

 

 

……確かに。

実写の映画であれば、監督さんの仕事は、

全体的な演出を考えたりとか、役者さんへの演技指導とか、

なんとなく想像できる部分がありますが、

(私自身、ずっと昔にアマチュア演劇をしていたことはあるし)

アニメ映画の監督さんの場合は、

どうやって全体の演出をしているのかって

具体的には、よく分からなかったですね。

 

アニメーションでは、

キャラクターを描く人と背景を書く人が別々なので、

先に、基となるレイアウト(画面構成)を作成しておくと、

作業の効率化が図れるとのこと。

また、一人の人がレイアウトを担当することで、

作品全体に統一感も出るそうです。

 

確かに、事前の設計図なしに

複数のアニメーターさんがバラバラに描いたら、

どう考えても、あとで編集する時、

大変なことになっちゃいますよね……。

 

日本のアニメーションでは、

ジブリが設立される前の宮崎監督が

アルプスの少女ハイジ」で、画面設計を手がけたのが、

レイアウトが描かれるようになった始まりになったそうです。

 

 

次回の記事では、実際に会場を回ってみた

感想を書こうと思います。

食べるのがもったいない、可愛いどうぶつドーナツ♪

この前の日曜日は母の日でしたね。

東京にいる妹が、母宛に、

可愛いドーナツを送ってきてくれました。

(彼女は色々とマメにお祝いをしてくれます)

 

「イクミママのどうぶつドーナツ」という

お店の商品のようです。

めっちゃ可愛くないですか?(^^*)

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ホワイトチョコなどでコーティングしてあるので、

けっこう甘いんじゃないかと思いましたが、

実際食べてみると、予想より甘さ控えめで

美味しかったですよ。

 

パンフレットには、ほかにも

抹茶チョコでつくった「カエルくん」

コーヒーチョコ味の「くまさん」など

いろんなドーナツがありました。

 

耳のとがった部分はナッツが入っていて、

歯が悪い母には食べられなかったようです。

だから、耳の部分だけは全部私がいただきました(笑)

 

 

可愛いもの好きの自分としては、

食べる時に「もったいな~い」って

なってしまいましたが^^;

 

……可愛いもの好きも、度を超えちゃうと、

たとえばケーキ屋さんで、動物を模したケーキが売られていた時、

それが可愛いほど「食べるのが残酷な気がする」という理由で

逆に買えなくなってしまうというね……。

 

そんな自分なので、食べるのに躊躇してしまったんですが、

今回は頂きものだったし、がんばって食べちゃいました。

 

その割には「耳だけ全部私が食べた」とか

なんか怖いですね……( ̄∀ ̄)

 

 

ともあれ、こんな可愛いドーナツをつくって

お客さんに喜んでもらうお仕事、楽しそうですね!

 

ホームページでも通信販売をされているようなので、

プレゼントなどにいかがでしょうか♪

 

ikumimama.com